2015年8月-1 造影MRI検査

8月3日、C病院で造影剤を使ったMRI(磁気共鳴画像装置)の検査。

MRIはもう20年ぐらい前、三叉神経痛で入院したとき検査を受けた。ガンガンガンガンと工事現場のまっただ中に放り込まれたようにうるさかったので覚悟して臨んだが、今回はそれほどでもなし。20年も経つと機器も進歩するんですね。

そのときは単なるMRIの検査だったが、今回は造影剤を使う。造影剤は臓器などの患部をはっきりと写すための薬剤で、MRI検査に使うのはガドリニウム化合物という金属化合物だそうだが・・・、それって一体何?(涙)

体内に入れるものなので詳しく知りたいと思うが、情報が専門的な上に多すぎて、とても無理。頭も追いつかない。納得してから検査を受けたいが、そんなことしてたら何年たっても治療の入口に辿り着けない。どこかで妥協せざるを得ません。

造影MRI検査の副作用としては、「蕁麻疹、嘔気(何て読むのかと思ったら「おうき」だそうです。50年以上生きてて初めて知った。吐き気のこと)・嘔吐(こっちは読める)、血圧降下など」とある。

ほかの検査でも代替できるが、検査の質や精度が落ちるそうだ。そう言われたら、まずこちらを選ぶでしょう。副作用が出ないのを祈るしかない。

検査自体は頭と体を固定されて15分程度で終わった。

PET/CTの説明

その後、翌日のPET/CT検査の説明を放射線科の看護師さんから受ける。

自転車に乗ったり、走って病院に来てはダメとか、FDG(放射能を出す成分の入ったブドウ糖)の放射能は注射後2時間で減衰するが、念のため、当日中は乳幼児や妊婦に近づかないこととか、へーと思うことが多かった。

看護師さんは40くらいか、南方系のはっきりした顔立ちの女性で、受け答えもハキハキしていて、気持ちがいい。

それでつい、いろいろと話してしまったのだった。説明用の小部屋で、ほかに誰もいなかったこともあって、これまでの不満とか心配なこととかを。

「放射線治療を受けたいと思っているが、呼吸器内科の担当医のマスク先生からは手術を勧められている。マスク先生は経験が少ないのではないか。ちょっと不安。C病院の中で、呼吸器内科から放射線科に移ることはできるのか」

看護師さん(南方系ナース)からは、

「(放射線科に移りたいなら)マスク先生に相談してみたらどうですか」

という至極まっとうな答えをもらい、私は話を聞いてもらえたことで満足したのだった。

しかしこれがあとで、ちょっとしたトラブルを招くことになってしまった。

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