2016年3月〜4月-1 経過観察-3 &ウォーキングと温泉

2015年7月にMacBookProを買ったが、モニターが15インチのため、細かい文字を読むのにずっと苦労していた。もうこれ以上、老眼に負荷をかけられないので、モニターの購入を決定。いろいろ調べてEIZO(昔のナナオ)の23.8型を選ぶ。メーカーのオンラインショップとAmazonとでは同じ製品でも細部が微妙に異なるようで、何が違うのか、メーカーに電話して聞いてみた。(私のようなシロートにも)担当の女性がすごく丁寧で分かりやすく説明してくれて、メーカーから直接購入することを決めた。

3月9日にモニターが届き、Macにつないで調整する。色がクリアで感激。それに高さ調節ができて、素晴らしい。以前のiMacは(デスクや椅子の高さとの関係で)モニターを見上げる形で使っていたので、肩こりの半分はここに起因していたんじゃないかと思う。さすが日本のメーカー。細部まで心配りが行き届いている。

ストレスを減らしていくと、免疫力が上がる気がします。

母が入院したので見舞いに行く。

3月8日。リクエストされたお刺身、ゼリー、プリン、缶コーヒーなどを持っていく。

15日。薄化粧をしているせいか、血色がよく見える。刺身の4種盛りをペロリ。食欲があるのはいい。

27日。自分も入院していたことがあるので、入院中は食べ物が楽しみだというのはよく分かる。今日はリクエストのあったお寿司以外に、変化球でお好み焼きとたい焼き、それにチキンを持っていった。喜んでくれたようでよかった。

ウォーキングと露天風呂

26日、鉄道会社が主催する岐阜県可児市方面へのウォーキングに参加。

木曽川沿いの遊歩道(石畳の道や竹林の中の道などバラエティに富んでいる)をそぞろ歩き、川沿いに続く土手の上を延々と行く。木曽川は昔、よく大水が出て家や田畑が流されたので、それを防ぐために築いた堤防かもしれない。

その後、この日の目的地の一つであるカタクリの群生地へ。丘の斜面一面に咲き誇っている。カタクリは五枚の長い花弁が反り返って咲く。初めて間近に見て、不思議な形に見入ってしまった。

それから(自分にとっての)本日のメインイベント、放射線治療中から念願だった温泉へ。露天風呂に浸かりながら木曽川の清流を見下ろし、川面から吹いてくるまだひんやりとした風を四肢に受ける。対岸の木々の緑と、川の青緑と、空の青と。生きていることを実感。「極楽、極楽」という言葉しか出てこない。

足の爪はまだおかしな方向に向けて生えようとすることがあるが、爪切りの工夫で何とか押さえ込んでいるという感じ。時々痛みはあるが、歩く分には支障はなくなってきている。ただ、パンプスはまだ試していないが。

2016年4月 経過観察-3

4月12日、名古屋市立大学病院放射線科で血液検査とCTの定期検診。腫瘍はさらに一回り小さくなっていた。

「長径が13ミリ、短径が5ミリ、厚みが10から15ミリ程度」。

CTの画像では、ミカンの房がさらに潰れたような形。担当医は「瘢痕ですね」とのこと。ハンコン?「焼け跡みたいなもの」だそうだ。腫瘍が放射線で焼かれて、カスになっている感じか。

原発巣が消えかかっていても、ほかへ飛んでいるかもしれない。

「転移はしていないでしょうか」

と聞くと、担当医はCTの輪切り画像を上から下、下から上へと丹念に見てくれた。しかし気になる固まりは見当たらず、

「ありませんね」

の言葉に胸をなで下ろす。

腫瘍マーカーも基準値内のまま。ただ、放射線肺炎の一面の白い影は相変わらず。

「山歩きは大丈夫でしょうか」

「大丈夫ですよ」

トレッキングやハイキングは大丈夫だそうだ。つまりもう、すっかり普通の生活ができるということ。ただ、足の爪が横に生えてきて、時々痛むことだけ伝える(しつこいですね、私)。

2015年10月に定位放射線治療を受けた後、経過観察を12月、2016年2月、4月と2か月おきに受けてきたが、腫瘍は順調に小さくなっているので、次の検査は3か月後になった。次回は7月。順調すぎて怖いくらい。油断している間に、落とし穴ができていませんように。

→続きです。

2016年4月-2 肺がんの患者会-1
半年ごとに開催 名古屋市とNPOが運営しているがん患者のためのサポート組織、名古屋市がん相談情報サロン「ピアネット
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