2016年5月〜6月 ハイキング&市の定期健診

奥琵琶湖と茶臼山高原

以前から、鉄道会社主催のバスで行くハイキングツアーによく参加していた。名古屋は日本のほぼ真ん中にあるので、どこへ行くにも便利。ハンディキャップのある猫がいるので泊まりは難しいが、御嶽山や乗鞍岳へも日帰りで行った(御嶽は8合目までですが)。

5月と10月は山歩きのベストシーズン。部屋にじっとしているのがもったいなくて、心は新緑の山々へと飛んでいく。

ということで、ゴールデンウィークに滋賀県の奥琵琶湖へ。賤ヶ岳は以前にも訪れたが、そのときは一面霧に覆われて10メートル先も見えず、賤ヶ岳の合戦跡の大きな石碑の前でかろうじて写真を撮っただけ。ずっと全容が見たいと思っていたので、今回は山頂から右手に余呉湖、左手に琵琶湖を見下ろせる絶景を存分に楽しんだ。

5月下旬には奥三河の茶臼山高原へ。茶臼山は愛知県内で一番高い山(といっても1415メートル)で、一度登りたいと思っていた。茶臼山から矢筈池のぐるりを散策して萩太郎山へ。あいにくの曇天だったが、逆に暑すぎなくていい。萩太郎山の頂上は吹きさらしのため、半袖の人は寒そうだった。

帰りのバスで隣に座ったのは、ミャンマー人の若い女性。日本企業でプログラム開発をしているという。山が好きで、このツアーにはもう何度も参加しているそうだ。日本の暮らしを楽しんでいるようで嬉しくなった。

Aクリニックへ1年ぶりの定期健診

6月13日、市の定期健診のため、Aクリニックへ(「2015年6月-1 がんかもしれない」)。

今年は、身長、体重、腹囲、尿検査と、心電図、骨粗しょう症検査だけを受けた。名市大病院で経過観察を受けているので、血液検査と肺がん検診は必要ないと思うが、私と同じようながんサバイバーは、胃がんや大腸がん検診などは受けているのだろうか。私はまた、何か見つかったらイヤで受けませんでしたが。

A医師には、レントゲンで肺の影を見つけてもらい、C病院の呼吸器内科へ紹介状を書いてもらったので、その後の経緯をざっと話す。C病院の医師に、放射線治療を受けたいと訴えたのに、強固に手術を勧められたと言うと、

「これぐらい(ステージ1B)なら切りやすいからね」

とのこと。そうか、C病院にとって私は、肺がん手術の治療成績を上げるための絶好の患者だったというわけか。

放射線治療を選択したことや近藤誠医師にセカンドオピニオンを聞きに行ったことについては特にコメントなし。次の患者さんが待っていたので、検査結果だけ聞いて診察室を出た。骨粗しょう検査の数値が思わしくなく、不安の種を自分で蒔いた気分に。

ところで、A医師にはこれまでの経緯を一度きちんと報告しなければとずっと気にしていたが、医師としてはどう思っているのだろう。自分ががんと診断した患者がその後どうなったか、気になるものだろうか。あるいは、病院へ紹介したら自分の役割はもう終わりとして、関心は持たないのだろうか。

ちょっと調べてみたら、クリニックから患者を紹介された病院は、「紹介してもらった患者さんはこんな状態ですよ(ちゃんと受診しましたよ)」と、クリニックへフィードバックするシステム(紹介患者受診報告書)があるようだ。ただ全部の病院がやっているわけではなく、やるほうが望ましいという努力義務みたいな位置付けのようだが。

C病院がそれをやっているかどうか分からないけど、私はA医師にその後の経過を知っておいてほしかった。というのも、A医師は自分のかかりつけ医だと(一方的に)決めているので、これから先もずって診てほしいから。

私は市の健診はずっと受けて来たが、6年前にここへ越してきてから受けた医療機関で不信感を抱いたことがあり、いくつかの開業医をわたり歩いたのち、ようようAクリニックに辿り着いた。もう寄り道はしませんから、A先生、これからもよろしくお願いします。

→続きです。

2016年6月〜7月 経過観察-4 &手のしびれで整形外科へ
手のしびれが取れない 手のしびれは、がんの診断を受ける前から感じていたが、日常生活に支障はなかったので、自分の一部
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