親子でがん

うちは父と私が肺がんだが、こんなふうに親子でがんという家庭は意外と多いのではないか。

父は2000年に扁平上皮がんと診断され、翌年死亡(死因はがんではありませんが)。私は2015年に腺がんと診断され、定位放射線治療(リニアック)を受けて現在、経過観察中。

父が死んだのは60代前半なので、今の自分の歳から思うと若い。でも父と私が罹患している時期は重なっていないし、親が先で子は後という順縁だしで、まぁそれほど珍しいパターンでもないだろう。

でもこれが逆縁だとしたら。残された親の嘆きはいかばかりか。

手芸家、洋輔

今はテレビの改変の時期で、どの局も同じようなバラエティ番組ばかり。タレントや芸人が何か言うとドッと笑い声が沸く。昨夜、そういう番組じゃないのを見たくてテレビをザッピングしていたら、好みの声が耳に飛び込んできた。

少し鼻にかかった、軽やかで色気のある声。私の大好きなタイプの声だ。

番組はEテレ「すてきにハンドメイド」(毎週木曜午後9時30分〜)。声の主は洋輔。東尾理子と一緒に司会をしている。ちょっと日本人離れした風貌で、モデルのよう。

昨晩は新司会者となって最初の放送で、2人が手芸家から手縫いのチュニックの作り方を学んでいた。東尾理子が袋縫いを知らないというので驚いたが、そうか、彼女は初心者で教えてもらうという役回りなのか。で、手芸家でデザイナーの洋輔がアドバイスをするというポジションらしい。え? 男性で手芸家?

声にほれぼれとして、そのまま最後まで番組に見入ってしまい、終わってからすぐさまネットで検索。

洋輔(勝野洋輔)はキャシー中島と勝野洋の長男でした。キャシー中島がハーフだから、洋輔はクォーター。子どもの頃から手芸が好きで、フランスで5年間、被服について学んだそうだ。

キャシー中島についてもあまり知らなかったので検索したら、勝野との間に子どもが3人。でも長女を2009年に肺がんの小細胞がんで亡くしている。見つかってからわずか4か月、29歳の早すぎる死。結婚したばかりだったそうだ。親にとって子を亡くすのは、耐えがたい悲しみだろう。代われるものなら代わってやりたい、きっとそう思ったはずだ。

娘に次いで母親ががんに

しかし7年後の2016年2月、今後はキャシー自身が皮膚がんの手術を受ける。顔にできた腫瘍を取ったという。現在まで転移も再発もなく、傷跡も目立たず、ハワイアンキルトの指導を変わらず続けているとのこと。

順番はどうであれ、家族に複数のがん患者がいても不思議じゃない世の中なんだと思った。

洋輔は昨夜の番組を見る限りでは好青年という印象だけど、ブログを見るとワイルドな一面もありそう(眉をしかめた表情が多いのはなぜ?)。また彼の声が聞きたいので、これから気にして見るようにしたいと思っております。

2017年4月7日(金曜)

〇体重 48.8 〇BMI 18.5 〇体脂肪率 24.7

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

カレーうどん(乾麺80グラム。人参、タマネギ、エリンギ、海老、ちくわ、油揚げ、野菜ジュース、ネギ)、千切り大根とサバ味噌(缶詰)、卵焼き(ブロッコリー)

※目玉焼きにするつもりが黄身が崩れちゃった。

※カレースープはあと2食分あります。カレーが食べたくて。

■お八つ

レーズンパン

■夕飯

ご飯、味噌汁(ネギ、オクラ、卵)、レンコ鯛の酒蒸し(昆布、ピーマン、椎茸)、根菜の煮物(ゴボウ、レンコン、人参、コンニャク、昆布、はんぺん)、冷や奴(削り節、ミョウガ)、梅干し、海苔

※レンコ鯛はフライパンで蒸しました。猫にやったけど問題ないですよね(きっと)。アルコール分飛んじゃってると思うので。

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コメント

  1. tonton より:

    「すてきにハンドメイド」はよく見る番組です。55才で初めてミシンを買い、突然ソーイングが趣味になったので。メンバー変わったの知りませんでした。早速見てみよう。
    親子でガンは多いですね。
    体質はもちろん、食べ物等環境因子も共通するので多くなるのでしょうか?
    しかし我が家は93才と86才の両親も、60代の兄弟たちも誰もガンになったことないのに、一番年下の私だけなったんですよ。
    また母方の親戚には配偶者も含めて一人もガンがいなかったのですが、叔父叔母より先に従兄弟が昨年ガンで亡くなりました。
    やっぱり時代の影響、幼少時の大気汚染とか添加物とかもあるのかなぁ〜?

  2. クロエサト より:

    tontonさん、こんばんは。
    家族の誰もがんじゃないのに、自分だけ突然変異的にがんになるという人も結構いますよね。エッセイストの岸本葉子も確かそうでした。
    昔はがんなのに診断されずに死ぬ人が多かったそうですが(死後解剖してがんと判明)、今は医療(検査機器)の進歩で早期発見されるようになり、その分、がんとカウントされる人が増えているという話を聞いたことがあります。
    がんが老化現象の一つだと思えば、50代の私にとっては、まぁ老眼みたいなもの? と(いくらか)あきらめもつくのですが、10代20代でがんになるというのは、やりきれないでしょうね、本人も家族も。

  3. しょうこ より:

    こんにちは。昨日は丁寧なお返事ありがとうございました。
    クロエサトさんのおっしゃるように、ガンの、進行度、症状も治療も人それぞれだと思います。
    結果的に手術になる可能性もあると思っているのですが、納得して決めたいと思います^^

    ところで、うちも親子ガンです。実は母も、現在、肺がんで闘病中です。
    最初、レントゲンで3センチの腫瘍がみつかり、初期で開胸手術。2年後に再発しました。(父はすでにガンで亡くなっております。)
    私が先に亡くなるなんてことは、ないようにしなきゃーと、切実に思いますね。

    • クロエサト より:

      親子や兄弟でがんという話、よく聞くようになりましたね。
      がん家系というより、以前と比べて、がん患者であることを公言する人が増えてきただけかもしれませんが。

      とはいえご両親ともにがんだと、しょうこさん自身、心配なことと思います。
      セカンドオピニオンでご自身の希望される治療法が見つかりますよう。そして、お母様の治療がいい経過をたどられますように。

  4. しょうこ より:

    こんにちは。
    確かに、昔よりガンであることを公言する方が増えたからかもしれないですね。
    以前は、ガンであることも本人に伏せる時代でしたから、かなりの変化ですよね。

    温かいお言葉ありがとうございます。
    通院のN病院でセカンドオピニオンを申し込みました。が、なかなか抵抗勢力がすさまじく・・苦労しました(汗)看護師さんにまで「手術のがいいわよ。何が問題なの?」「セカンドオピニオンは高額だから、うちの病院の放射線科にかかってみたら?」なんていろいろ言われ説得されそうになりましたが、なんとか阻止しました(笑)
    まだ日にち決まってませんが、また行ったらご報告させてください^^

    • クロエサト より:

      ベルトコンベアから下りるのはなかなか勇気が要ると思いますが、悔いのない選択をされますことを。
      セカンドオピニオンの日、早く連絡が来るといいですね。
      日にちが決まったら決まったで、またその日まで落ち着かないと思いますけど(3年前を思い出します〜)。