浅田真央と菩薩

浅田真央は名古屋出身。

10日にブログで引退を発表してから、名古屋の新聞は一面と社会面とスポーツ面で扱って浅田真央特集号みたいだったし、在名のテレビ局も連日、特番を組んでいる。フィギュアスケート、好きだけど見に行くほどのファンでもない私は、この別格の扱いに、真央ちゃんってこんなにすごい選手だったんだと改めて認識したのでありました。

子どもの頃の浅田真央や伊藤みどりが練習していたスケートリンクが名古屋の大須にあって、私も学生時代に何度か滑りに行った。

リンクの周囲を一般客がぐるぐると回っている中、リンク中央で子どもたちがフィギュアの練習をしていた記憶がある。もしかしたらそのとき、山田満知子コーチに指導されていた小学生の伊藤みどりがいたかもしれない(年代的に浅田真央はまだ生まれていなかった)。

8年くらい前には、中京大中京(中京大学附属中京高校)の前を通りかかったら、「浅田真央さん、世界選手権優勝何連覇おめでとう!」みたいな看板が校舎の入口に立っていたのを覚えている。

羽衣で滑ってほしい

私が浅田真央で好きなのは声。落ち着いた、おっとりした話し方(私は声フェチ)。子どものころからずっと変わらないので、生まれついての声質としゃべり方なのだろう。

彼女の風貌を見ていて連想するのが、奈良の広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像だ。面長の顔、一重の重たげなまぶた。御利益のありそうな福耳。包み込むような優しげな微笑み。

あるいは平等院鳳凰堂で、阿弥陀如来を取り囲むように飛んでいる(壁に掛かっている)菩薩たち。楽器を演奏する菩薩と踊る菩薩がいるが、腰をひねって優美に踊る菩薩に、真央ちゃんの演技する姿を自然に投影してしまう。

ずっと以前、永六輔が伊藤みどりを評して、「この子は日本人的な顔、体型なんだから、祭りの法被を着て、豆絞りの手ぬぐいのねじり鉢巻きをして演技をすれば、すごく受けるはず」ということをラジオで言っていた。あまりに言い得て妙だったので思わず膝を打ったのを覚えている(本人は絶対に嫌でしょうけど)。

その伝でいけば、浅田真央は菩薩が着ているような、羽衣のような薄くてひらひらした衣装をまとい、頭に宝冠を載せて演技したら、さぞ似合うはず、とずっと思っていたのでありました。

2017年4月15日(土曜)

〇体重 48.7 〇BMI 18.4 〇体脂肪率 25.8

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

フスィリ(80グラム。ソースはニンニクオイル、アラビアータ)、サラダ(レタス、玉ネギ、人参、ブロッコリー、アボカド、金時豆。ドレッシングは岩塩、ブラックペッパー、オリーブオイル、バルサミコビネガー)

■夕飯

炒飯(ご飯100グラム、ネギ、レタス、シメジ、魚肉ソーセージ、卵)、ワンタンスープ(タマネギ、人参、オクラ)、根菜の煮物(ゴボウ、レンコン、人参、コンニャク、昆布、はんぺん)、豆腐(削り節、ネギ)

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