「ブラックジャックによろしく」

先週、ピアネットで肺がんの患者会に参加したとき、事務所の移転に伴って古い資料を処分していた。読みたい本があれば自由に持ち帰っていいと言われたので、肺がん関係の本を数冊ありがたく頂戴した。加えて漫画の「ブラックジャックによろしく」(佐藤秀峰 講談社)も並んでいたので、あるだけ袋に詰めて帰った。

「ブラックジャックによろしく」はテレビドラマで見たことがある。主人公の熱血研修医を妻夫木聡、色っぽいベテラン看護師を鈴木京香が演じていた。今調べたら2003年の放送。14年も前だ。

漫画の「ブラックジャックによろしく」を読んだのは初めて。全13巻のうち5〜8巻ががん医療編で、大学病院の外科を舞台に末期のすい臓がん患者が登場する。

医療の主役

2003〜2004年の発行とあって、今では考えられないようなエピソードが出てくる。

たとえばCTですい臓がんが見つかった40代主婦(辻本さん)が診療所から紹介されてやってくるが、外科医は腫瘍が増大するのを恐れて手術に踏み切ってしまう。普通はほかの臓器への転移の有無をCTで確かめなければならないが、CTが撮れるのは10日後(!)。CTはまだまだ普及しておらず、外科医は待っていられなかった。

またこのころ、すい臓がんに使えた抗がん剤はたった一つ(2001年承認のジェムザール)。2006年になってようやくTS-1の保険適用が承認されたというから、漫画は結構リアルタイムで進行していたようだ(当時読んでいた人には今さらという話かもしれませんが)。

さて、作品の中では、すい臓がんに使える抗がん剤はジェムザールだけという設定だったが、術後の辻本さんには効果なし。

主人公の熱意にほだされた外科医は、海外ではすい臓がんに効果があるとされているのに日本では未承認薬だったTS-1を辻本さんに使ってしまう(もちろんあとで大問題になる)。

この時の外科医の言葉がいい。

「医療の主役は我々医者じゃない・・・。辻本さん、あなたです。医療を変えていくのは我々医者じゃない。患者が望めば医療は変わります・・・。」

患者が望んだからかどうかは分からないけど、確かに医療というのは少しずつ進歩しているんだなーというのが、この漫画を読んでいると実感できます。

永の別れの前に

辻本さんは「治る」と思って抗がん剤の副作用にも耐えるが、わずかばかりの延命しか得られないと知って愕然とする。

作者は容赦しない。患者はやせこけ、髪が抜け、顔はむくんで吹き出物だらけになってと、無残に変容していく姿を克明に描いていく。読んでいて辛い。

それでもわずかに良かったと思えるのは、辻本さんが家族にきちんと別れを告げられたこと。夏休み、最後の思い出づくりにと帰郷した田舎で子供たちにがんのことを話し、夫とも互いをいたわり合いながら深く心を通わせる。

突然死だったらこうはいかない。家族が脳卒中などでいきなり意思の疎通ができなくなった場合も同じはずだ。

小林麻央さんもきっと家族にたくさんお別れを言えたはず。その点では良かったかなと思ったりする。

「ブラックジャックによろしく」はいろいろな電子書籍で無料で読めます(全然知らなかった)。Yahoo!だとここ

「新ブラックジャックによろしく」全9巻は電子書籍の場合、有料。ピアネットでコミックスを2巻までもらってきたので、これ以降は図書館で読まなくちゃ。

2017年6月28日(水曜)

〇体重 49.7 〇BMI 18.8 〇体脂肪率 25.8

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

ナスとイカのスパゲティ(乾麺80グラム。ソースはアラビアータ、野菜ジュース、ニンニクオイル)、サラダ(グリーンレタス、アーリーレッド、ブロッコリー、大正豆、ちりめん。ドレッシングは岩塩、ブラックペッパー、オリーブオイル、バルサミコビネガー)

※トマトソースのスパゲティが食べたかったけど、ソースがなかったので、アラビアータで代用。ナスを炒めたフライパンに野菜ジュースを加えて煮込み、イカとアラビアータを投入。熱が通ったところで、アルデンテのパスタを絡めてお皿へ。具だくさんのスパゲティは満腹感があります!

■お八つ

飴、コーヒー

■夕飯

天津飯(卵2個、タケノコ、エビ、ネギ)、吸い物(ネギ)、根菜の煮物(ゴボウ、人参、タケノコ、コンニャク、ショウガ天、昆布)、サツマイモのグレープフルーツジュース煮

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