ワタシを食べて
今日届いたナショナルジオグラフィック日本版のメールマガジンに、興味深い記事があった。
飼い主が死んでエサがなくなり、ペットは空腹のあまり人間を食べるのかと思ったら、そうでもないようだ。食べる部位もまず内臓かと思いがちだが(野生動物が真っ先に栄養豊富な内臓に歯を立てている映像をよく見る。刷り込み?)、顔が多いという。鼻、唇などの柔らかい部分。
虐待を受けていたペットが復讐のために飼い主を食べるわけでもないという。逆にペットと良好な関係にあった飼い主が大半だったそうだ。
そのためペットは死んだ飼い主を助けようと、鼻を押しつけたり、軽く噛んだりするうち、食べる行為に移ってしまったのではないかと推察する説もある。
とはいえ、人間を食べるペットなんてごくまれ。ペットごとの個体差が大きいのでしょうね。
記事は、もしあなたが死後ペットに食べられたくないと思ったら、定期的に顔を会わせる人を見つけておくこととあった。
人食い犬(猫)
飼い主を食べてしまったペットはきっと処分されてしまうはず。人食い犬(猫)と暮らしたい人なんてまずいないと思うので。飼い主が先に死んでペットが残されるという状況が生まれやすいことが、飼い主にとってもペットにとっても不幸なのでは。
記事は海外の例ばかりだったが、日本でもこういうことは起きているんじゃないだろうか。一人暮らしの高齢者がペットを飼っていることも多いし、このようなケースが今後増えても不思議じゃない。
そういえば以前、高齢者同士が話していた。
「70歳以下じゃないと猫を引き取らせてもらえないんだって」
動物愛護センターなどで保護されている犬や猫の里親になるには年齢制限があるということか。でも20歳以上の猫なんて最近はざらにいる。犬のように散歩に連れて行く必要がない分、猫のほうが飼いやすいとは思うけど、それでも飼い主が70歳以下というのは甘く見すぎではないか。
飼い主が90歳、猫が20歳。両者とも健康ならいいんだけど。
猫を食べる?
私はもし自分が自室で急死して、しばらく誰からも見つけてもらえそうもなかったら、私のことを食べていいと猫に言っている(飢えたら哀れなので。友人にも話してある)。
うちの猫は来月で19歳になるが、歯だけは丈夫だ。前足にハンディキャップがあるが、この歯があればきっと少々厚い(私の)面の皮でも苦労せずかみ切れるはず。
なんて思っていたが、人食い猫(化け猫)はきっと即処分されてしまうはず。それでもいいなら私を食べて。いやいや、やっぱり私を食べないで。
ここでふと気付く。
もし閉ざされた空間で猫が死んだら、私は生き延びるために猫を食べるだろうか。私は肉が嫌いなこともあるので「否」だと思っているが、その場にならないと分からない。
猫だってきっとそんな極限状態に置かれないと、自分がどんな行動を取るかなんて分からないでしょうねー。
2017年7月4日(火曜)
〇体重 49.2 〇BMI 18.6 〇体脂肪率 25.3
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
冷やしそば(干しシイタケ、ミョウガ、オクラ、カニかまぼこ、ワサビ)、シメジとちりめんのアヒージョ(マジックガーリックソルト、ニンニクオイル)、ほうれん草のおひたし、ゴボウと人参のきんぴら(すりごま)
※今年初めての冷たいおそば。ざるそばも食べたくなってきました!
■お八つ
飴、コーヒー
■夕飯
ご飯(雑穀入り。100グラム)、味噌汁(シメジ、オクラ、半熟卵)、イワシの生姜煮、シイタケの天ぷら(ブロッコリー)、おろし納豆(ネギ)、梅干し、海苔
※イワシは圧力鍋で、5分圧をかけて15分後にフタを開けました。でも身が大きすぎたせいか骨は硬いまま。どれぐらい圧をかければ骨まで食べられるんだろう。
コメント
これ、ず〜っと考えてました。
私だったらトンちゃんに食べられてもいいけれど、顔だと発見者にとってホラーすぎるので、できたらお腹とか太股でお願いしたい。
で、逆の場合、もちろん私は愛するトンちゃんを食べたりしません!
でも、うちのトンちゃん、体型がまるで子ブタなんです。はっきり言って、かなり美味しそうなのが問題なのです。
>顔だと発見者にとってホラーすぎるので、
確かにそうですね。見つけてくれる人のことまで考えていませんでした。tontonさん、優しい(笑)。
>うちのトンちゃん、体型がまるで子ブタなんです。
画像で見る限り、そんな感じはしないんですが、そうですか。
うちの猫もデブで、床に寝転がっていると、バイカルアザラシか黒い鏡餅かというくらいパンパン。でも高齢のため、今さら食事制限も可哀相だということで、悩ましいのです。
トンちゃんは食事制限とかしているんでしょうか。