肺がん治療薬がいっぱい

7種類の非小細胞肺がん

新聞などで「がん」の文字を見つけるとつい目が吸い寄せられてしまう。がんに罹患してからの悲しい習慣です。

写真は一昨日10月5日(木)の中日新聞夕刊。

紙面には、「肺がんだけでも19の薬物治療法」「かつて非小細胞肺がんというのは一種類のがんとして扱われていた。今は治療標的などから、七つほどに分かれる。」などの文字が。

私が肺がんと診断されたのは2015年だけど、その数年前から新しい分子標的薬が次々に登場し、2015年末には免疫チェックポイント阻害剤が肺がん治療薬として承認。そして今また新しい薬(IDO阻害剤。腫瘍を守る酵素の働きを邪魔する薬、といえばいいのか)が登場するとの記述もある。

ちょっと目を離していると、肺がん治療の世界は先へ先へと進んで、当事者なのにすっかり置いてけぼりにされてしまう。

治療を受けるまでが大変

もし親しい人から、

「肺がんになった。どんな治療を受けたらいいと思う?」

と相談を受けても、言葉に詰まる。滅多なことは言えないというより、今現在どんな治療法があるのか、その治療はどのステージの人がどの段階で受けられるのか、それをどの医療機関で行っているのか、治療成績はどうなのかなど、まるで分からないからだ。

がんと診断されたら、患者は決めなければいけないことが次々に出てくる(どの検査を受けるのか、どの治療法を選ぶのか、医師はこの人でいいのか、この病院でいいのか、等々)。そして自分が納得できる答えを導き出すために、読んだり聞いたり調べなければならないことが山のように出てくるのだ。

私は情報の海に放り込まれたようで溺れそうだと思っていたが、あれから2年。今はもっと大変になっているのですね。

体験は語るが勧めない

患者は自分が受けた治療法が間違っていないと思いたいがために、その治療法を人にも勧めることが多いと聞く。でもその治療法は古く、今はもっと新しく効果の高い治療法が出ているのかもしれない。だから、

「どんな治療を受けたらいいと思う?」

と聞かれても、私は答える言葉を持たない。一緒にベストな方法を探してあげることはできるけれど。

私自身は放射線治療が最良だと思って選び、後悔もないのだが、上のような理由で声高に言うべきではないと思っている。どんどんと進化し続ける治療法を横目で追いかけつつ、自分がよかれと思って選び、受けた治療とその後の経過について、坦坦と記録に残していくこと。体験は語るが勧めない。それが私にできる唯一のことだと思っている。

2017年10月7日(土曜)

〇体重 49.0 〇BMI 18.6 〇体脂肪率 26.5

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

フスィリ(乾麺80グラム。ソースはレトルトのアラビアータ、ニンニクオイル)、サラダ(水菜、玉ネギ、人参、大根、パプリカ、ちりめん、小豆。ドレッシングは岩塩、黒胡椒、オリーブオイル、バルサミコビネガー)

※サラダの野菜は千切り尽くし。シャクシャクした食感、好みです!

■お八つ

飴、コーヒー

■夕飯

天丼(雑穀入りご飯100グラム、かき揚げ、ネギ、卵)、吸い物(ニラ、卵)、根菜の煮物(ゴボウ、人参、タケノコ、コンニャク、竹輪、昆布)、サバの味噌煮(千切り大根)、セロリの甘酢漬け

※一昨日のかき揚げを天丼に。ネギを加えてボリュームを出してみました。

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コメント

  1. tonton より:

    >患者は自分が受けた治療法が間違っていないと思いたいがために、その治療法を人にも勧めることが多い

    これは気持ちとしては分かります。
    私も自分の受けた治療に後悔はしていないのですが、正直言うと、クロエさんのこのブログを見つけた時には衝撃を受けました。そうか!そういう手もあったか、と。
    ネットの情報というのは、クロエさんもいうように情報の海に溺れてしまい、自分で正しく情報を整理して決断するのが難しい気がします。

    >体験は語るが勧めない。それが私にできる唯一のことだと思っている。

    これは本当にそうですね。私も肝に命じようと思います。

    それにしてもちょうど次々新しい薬のでてくる時期に肺がんになったわけで、チョイスが多ければ(難しい点もあるものの)希望が持てることに変わりはないと思います。

    • クロエサト より:

      >それにしてもちょうど次々新しい薬のでてくる時期に肺がんになったわけで、

      tontonさんも私も本当にタイムリーな時期に肺がんの診断を受けましたよね。
      しかしその当時、新薬がどんどんと出ていたことを知ったのは、しばらく経ってから。渦中にいるときは全く分かりませんでした(苦笑)。

      >チョイスが多ければ(難しい点もあるものの)希望が持てることに変わりはないと思います。

      確かに「治療法はこれしかない」と言われていた時代に比べれば、選択肢がある分、恵まれていると思います。ただどれが自分にとって正解なのか分からないのが問題。
      近年増加している保険の相談のように、がん治療についてオーダーメイドで相談に乗ってくれる仕事が出てくるかもしれませんね。需要はすごくあると思います。