正月菜

餅菜と小松菜

名古屋の雑煮はごくシンプルで、具は青菜とかまぼこ程度。かしわを入れたり削り節を散らすこともあるようだが、私は肉がダメなのでかしわは使いません。

この青菜、実家では「餅菜」を入れていたが、名古屋のスーパーでは見たことがない。年末になると、小松菜が「正月菜」という名前になって店頭に並ぶ。名古屋で暮らし始めた当初は、餅菜のつもりで買ったのに実際は小松菜で、何だかだまされたような気分になった。

ところが、さっき調べてみたところ、小松菜と餅菜は似ているけど違うものだそうだ。小松菜の葉は丸いが、餅菜はほうれん草のようにギザギザしている。また、色は小松菜のほうが濃く、食感は餅菜のほうが柔らかいそうだ。

とはいえ小松菜を餅菜と呼ぶこともあるそうで、正月の時期だけ小松菜を餅菜(正月菜)と称して販売しても、偽装表示とはいえないようだ。ややこしい。

大根菜

名古屋では昔ながらの餅菜はスーパーでは扱っていないのかもしれない。あきらめて小松菜を食べるか。でも味も食感も何か物足りない。それに年末になると、一気に値上がりするのもいただけない。

ということで、最近は大根菜を使うことが多い。餅菜とはまた違うけれど、ちょっと苦みがあってシャキシャキした食感で、雑煮に入れるならこちらのほうが好みだ。

大根菜。じきスーパーの店頭に春の七草セットが並ぶが、その中のすずしろ(大根)です。大根の根(白いところ)が5センチ程度の小さいときに収穫して、まだ柔らかい葉を食する(葉は長い)。

と思っていたら、昨年末、水耕栽培した大根菜が売っていて驚いた(写真)。根がなくて葉っぱだけ。野菜の世界もどんどん進化しているのですね。

※4日前(12月30日)に購入したのを撮影。長くもつように根っこだけ水に浸けています。

2018年1月2日(火曜)

〇体重 48.8 〇BMI 18.5 〇体脂肪率 25.5

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

雑煮(角餅二つ。干しシイタケ、大根菜、かまぼこ)、おせち(昆布巻き、かまぼこ、だし巻き卵、田作り、金時豆、ブロッコリー)、シイタケとちりめんのアヒージョ(マジックソルト、ニンニクオイル)

※昨日とほぼ同じメニューにアヒージョを追加。やっぱりこれくらい食べないと、お腹が空いておやつが増えてしまう。

■お八つ

エビせんべい、コーヒー

■夕飯

ちゃんぽん(玉ネギ、人参、キャベツ、シメジ、厚揚げ)、昆布巻き(里芋とイカの煮物、ブロッコリー)

ブログ村ブログパーツ
スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)

フォローする

コメント

  1. tonton より:

    寒中お見舞い申し上げます。
    名古屋のお雑煮もシンプルなんですね。
    我が家も母が東京出身のため鶏肉、小松菜、三つ葉とゆずの皮くらいのさっぱりすまし仕立てです。
    「餅菜」という名前は初めて聞きました。大根菜は私も好きです。ほろ苦い味って大体好みです。
    では今年も健やかに過ごせますように。よろしくお願いします。

    • クロエサト より:

      >寒中お見舞い申し上げます。

      tontonさん優しいなぁ。猫の死のこと、気遣っていただいてありがとうございます。
      昨年はブログを通してお知り合いになれて、とても嬉しく思っています。本年もよろしくお願いします。

      雑煮って地域でいろいろ違いますよね。
      東京の雑煮、三つ葉とゆずなんて風味がよさそう。上品な感じですね。
      個人的にはあんこ入りの丸餅の雑煮というのがおいしそうで、いつか食べてみたいと思っています。