「THIS IS US 36歳、これから」

NHK総合で毎週日曜夜11時から放送されているアメリカのドラマ「THIS IS US 36歳、これから」を見ています。

親世代(1980年代)と子世代(2010年代)のエピソードが交互に描かれる面白い構成。白人の夫婦から三つ子が生まれるが一人は死産。代わりに夫婦はその日捨てられた黒人の男の子を引き取って育てることに。

この3人兄弟が個性豊かで、イケメンでちょっと頭が弱そうな俳優の長男、超肥満体の長女、頭脳明晰で社会的には一番成功している次男の養子。両親もいい。3人の子育てに手を焼きながら、お互いと子供たちに深い愛情を寄せる。

アメリカでは人気が高く、シリーズ2が放送中だそうだ。

高橋一生の声優初挑戦

作品に唯一、難があるとしたら、声優の人選でしょうか。長男のケヴィンを高橋一生が吹き替えているが、プロの声優陣に一人だけ素人が紛れ込み、調和の取れた世界に不協和音を響かせている感じ。ケヴィンがしゃべるとプロフェッショナルな世界が一気に学芸会レベルに引き下げられます(私の印象です)。

高橋は最近人気が高く(友人にもファンがいます)、ドラマのタイトルと同じ36歳という話題性だけで選ばれたらしいが、長丁場のドラマで毎回この吹き替えを耳にしなくちゃいけないというのは辛い。

「おんな城主 直虎」の小野但馬守政次も「わろてんか」の伊能栞も、高橋はしたり顔で一本調子の話し方だったけど(あくまで私の印象です)、まぁ顔が出ている分、差し引いて声は聞けた。でも吹き替えは声(の演技)だけで勝負。ルックスは関係ない。

吹き替えが辛い

思えば映画「トゥームレイダー」でアンジェリーナ・ジョリーの声をグラマーという共通点だけで釈由美子が吹き替えたのも無謀だったが、それ以来の破壊力があります。

高橋一生は好きでも嫌いでもない俳優だったけど、「THIS IS US 36歳、これから」の吹き替え以降、顔も見たくなくなってしまった。吹き替えの功罪であります。声だけで好きになる俳優や声優もいるので。

そうそう、12月24日にオンエアされた12回「小さな奇跡」はドラマに没頭できたが、何でかと振り返ったら、ケヴィンが出ていないからだった。

「小さな奇跡」は録画したものをあとから見たが、三つ子を取り上げた老医師が、妻を亡くした喪失感から1年間も立ち直れずにいるのを見て、飼い猫が死んだばかりの私は思わずもらい泣きしてしまった。

抗がん剤をやめる父親

ここからは吹き替えから離れます。

養子になった黒人のランダルは、どうしても本当の親に会いたくて、探偵を雇って父親を探し出し、自分の家に住まわせる。父親は末期のがん(確か肺がん)で、ランダルは自らの財力を使って父親に最高の治療を受けさせる。しかし抗がん剤はきつく、父親は治療をやめてしまう。すると父親はすこぶる元気に。さもありなんという気がしたが、でも死は近いようだ(前回放送分まで)。

ランダルの妻の父親も肺がんで死んだという設定だが、やはりアメリカでもがんの中では肺がんが多いのだろう。

超肥満体の女優と渡辺直美

長女のケイト役の超肥満体の女優には最初驚いたが、アメリカの成人の40%は肥満ということなので、こういう女優が主演の一人というのは現実を反映しているのでしょう。

日本の女性ぽっちゃりタレントといえば渡辺直美か。大晦日の「紅白歌合戦」もこれまた録画したのを年明けに(早送りで)見たが、AIと渡辺直美の「キラキラ」がダントツによかった(渡辺直美主演のドラマ「カンナさーん!」の主題歌だったそうだが、見ていないので知らなかった)。

パワフルで、キュートで、前向きな気分にさせてくれる歌とダンス。ケイトも歌がうまいという設定なので、ふと渡辺直美と似ているなと思ったのですが、それ以外に二人の共通点は、メイクが異様に濃いこと。

これって体型と何か関係があるのでしょうか(そういう意味じゃ、マツコも似てる?)。

2018年1月18日(木曜)

〇体重 49.6 〇BMI 18.8 〇体脂肪率 25.8

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

スパゲティ(乾麺80グラム。ソースはレトルトのアラビアータ、ニンニクオイル)、サラダ(セロリ、玉ネギ、人参、パプリカ、ブロッコリー、金時豆、カマンベールチーズ。ドレッシングは、岩塩、ブラックペッパー、オリーブオイル、バルサミコ酢)

※チーズが食べたくてサラダにしました。野菜に合います。

■お八つ

飴、コーヒー

■夕飯

卵かけご飯(雑穀入り100グラム)、味噌汁(シイタケ、カボチャ、ネギ)、舌平目のムニエル(ピーマン)、根菜の煮物(ゴボウ、人参、タケノコ、コンニャク、ちくわ、昆布)、赤カブの甘酢漬け

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