金華山の頂上に建つ信長ゆかりの城
以前から行きたいと思っていた岐阜城。
昨年12月2日、「ブラタモリ」(NHK総合)で紹介されているのを見て、暖かくなったら行こうと決めていたのが、昨日ようやくかないました。
岐阜城は標高329メートルの金華山の頂上に建つ。織田信長と義父の斎藤道三の居城だったこともあったが、関ヶ原の合戦後、廃城。昭和31年に再建されたのが現在の天守。コンクリート造りだけど、地上から見上げると堂々とした美しい城郭です。
初心者向けの登山ルート
名古屋からJRで岐阜駅、それからバスで岐阜公園へ(正面の山のてっぺんに岐阜城が小さく写っています)。
ここは金華山のふもとで、満開の桜の下で花見弁当を広げる人や、池や噴水の周りのベンチでくつろぐ人など、市民の憩いの場となっている。金華山頂上まで4分で結ぶロープウェーの麓駅もある。
金華山の頂上へ行くにはいくつかの登山ルートがある。タモリはロープウェーで一気に上がっていたが、私は山登りが主目的、でも久方ぶりのハイキングなので、初心者向けの登山ルートを選んだ。
登りは「めい想の小径登山道」、下りは「七曲登山道」。
チャートの斜面を登る
めい想の小径は岩場(チャート。非常に固い岩石)が多く、狭くて急斜面のルートが続いて、絶対に初心者向けじゃありません。
休日のため子供連れの家族も多かったが、最初は元気に斜面を駆け上がっていた子供たちも途中からぐったり、声も出ないようだった。若いパパが途中途中に立っている標識を見ながら、「あと半分」「あと何メートル」と子供を励ましていたが、そのパパ自身がしんどそうだった。
私もここ数カ月の運動不足がたたって身体が思うように動かず、この斜面を滑落したら大けが間違いなし、と冷や冷やし通しでした。
その分、頂上に着いたときの感動は格別。山登りって必ず結果が出るのがいい。
天守閣の最上階展望台からの眺め。晴れていたが、かすみがかかっていて濃尾平野は見渡せず。眼下の長良川では鵜飼いが毎年5月11日〜10月15日に行われる。
古い街並みで「手湯」
帰りは七曲登山道。リス村の左側の道を下る(説明がなくて分かりにくかった)。
こちらは道幅が広く、ゆるやかで単調な坂道が続く。登山道というのが奇異に感じるほど。チャートは全然見当たらない。金華山は全山がチャートでできているとのことだったが、場所によって地質が違うのかも。
岐阜公園に戻って、信長の居住跡の発掘調査現場を見学。これがチャートの岩盤。信長のころはこの崖に人工の滝が流れており、手前は庭園と池だったそうだ。
その後、長良川の鵜飼乗り場の近くにある古い街並みへ。川原町には温泉旅館やカフェ、土産物屋が建ち並ぶが活気は今一つ。足湯ならぬ手湯を見つけて、両手を浸し、しばし温泉気分を味わう。
今度は体力を付けて、金華山に別ルートで登ってみたい、そして温泉に全身浸かりたいと決意したのでした。
2018年4月2日(月曜)
〇体重 50.7 〇BMI 19.2 〇体脂肪率 26.8
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
うどん(乾麺80グラム。干しシイタケ、ワカメ、かまぼこ、ネギ、天かす)、焼きもの(サツマイモ、ピーマン、エリンギ、厚揚げ。甘味噌)、レンジ卵(アスパラガス)
■お八つ
コーヒー、飴。抹茶、ピーナッツチョコ
■夕飯
ご飯(雑穀入り100グラム)、味噌汁(サツマイモ、シメジ、ネギ)、塩ザケ(セロリ)、盛り合わせ(ゴボウと人参のきんぴら(ごま)、煮物(大根、コンニャク、丸天))、サラダ(サニーレタス、キュウリ、パプリカ、アボカド、オリーブ。岩塩、黒胡椒、オリーブオイル)
コメント
この回のブラタモリ、よく覚えています。
ブラタモリって紀行番組というよりも地質番組みたいですよね。
そこがまた面白くて、信長は地質好きで、このチャートを見ながらお酒を飲んでいた、という話もありそうで面白かったです。
私は本格登山の経験はありませんが、ハイキングのつもりで行った奥鬼怒という場所で、急斜面にゼイゼイ言ってしまい、次々お年寄りに抜かれた経験はあります(笑)
クロエさん、体力ありますね〜。
>ブラタモリって紀行番組というよりも地質番組みたいですよね。
私も「ブラタモリ」で初めてヘリとかチャートとかシラスとかを知りました。
ほかにも、道が蛇行していると昔そこは川だったとか、これまでとは違う視線で風景を見られて面白いですよね。
体力ないんです。私もすぐ息が上がって、登り道では抜かれ放題です(笑)。
今日ふくらはぎが痛いんですが、明日はもっと痛いと思います。
トシを取ると、山に行った翌日より2日後のほうが辛いというのは本当というのを毎回、身をもって痛感しています。