「ホンマでっか!?TV」〜驚きの最新医療

一昨日(16日)放送された「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)の録画を見ました。テーマは、「ここまで来た!驚きの最新医療」。

肺がんサバイバーとして、「そうだったの?」と驚いたこと。

肺のレントゲンで写るのは半分?

呼吸器内科の大谷義夫医師によると、胸のレントゲン写真は、肋骨などの骨に隠れて肺の半分しか写らないそうだ。そのため骨の後ろにできた腫瘍が見落とされることがあるので、最近、骨だけを写らなくするシステムが開発されたとのこと。

私も市の定期健診で2015年5月、レントゲンで2〜3センチの影が見つかったが、前年のレントゲンには何も写っていなかった。

「1年でこんなに大きくなるんですか」と医師に聞くと、

「去年は骨に隠れて見えなかったのかもしれない」と言われた。(→「2015年6月-1 がんかもしれない」)

私のようにがんが骨の後ろにすっぽりと隠れてしまうのはレアケースかと思っていたが、半分しか写らないのでは、結構な割合で見落とされているかもしれません。

外科医の減少

外科医で病理医、MBAも取得している裵英洙(はい・えいしゅ)医師の話にはなるほどと思うことが多かった。

以前、外科医は医師の花形だったが、最近の若い医師は外科医になりたがらず、外科医の高齢化が進んでいるそうだ。日本ではがん患者が増えているのに、いずれ国内ではがんを含めた手術ができなくなるかもしれないとのこと。

そうなったら患者は外国へ行くのか、あるいは海外から外科医を呼んでくるのか。もしくは昨日のブログで紹介した手術支援ロボット(ダヴィンチなど)が主流になっていくのか。ロボット手術がメインになったら、外科医師を目指す若い医師が増えるかもしれません。

また、日本では病理医が2000人と少なく、絶滅危惧種と呼ばれているとか。病理医になるのは難しく、日本ではアメリカの5分の1しかいないそうだ。

画像や腫瘍、細胞でがんの判断をするのは病理医。これ以上減ってしまったらどうなるのか。

医師対AIの画像診断

生物学者の池田清彦氏によると、2017年12月のアメリカの医師会の雑誌で、医師とAI(人工知能)が乳がんの転移の画像を見て、どちらが早く正確に判断できるかを比較調査したそうだ。結果は圧倒的にAIが正確だったとのこと。

もともと病理医の診断って、かなりバラツキがあると聞いたことがある。それを思うと、腫瘍が良性か悪性か、どれくらい進行しているのか、AIに任せたほうが安心かもしれません・・・。

2018年5月18日(金曜)

〇体重 50.6 〇BMI 19.2 〇体脂肪率 27.1

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

雑穀入りご飯(100グラム)、エビワンタンスープ(シイタケ、小松菜)、マーボー豆腐(豆腐半丁、エビ、タケノコ、ネギ)、キュウリとカニカマの甘酢和え

※マーボー豆腐、数年ぶりに作りました。ひき肉の代わりにエビを使っています。

■お八つ

コーヒー、飴。ピーナッツチョコ

■夕飯

トースト(6枚切り。1.5枚)、オムレツ、レタス、パプリカ。ポテトグラタン(ジャガイモ、ネギ、アンチョビ、モッツァレラチーズとゴーダチーズ、ホイップクリーム)、ツナ(タマネギ、オリーブ、マヨネーズ)、コンソメスープ(インスタント)

※久々のポテトグラタン。今回はこのパイ皿で4皿焼きました。

※パンは2枚写ってますが、全部食べられず。2/1枚残しました。

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コメント

  1. tonton より:

    昨日のブログといい医療情報番組をチェックし忘れているので、こちらで知ってありがたいです。
    肺がんは私も偶然の事故がなければ見つからなかったので、骨を映らなくするレントゲンっていいですね。
    でも肝心の外科医や病理医が足りないというのは不安です。
    随分前から産婦人科と小児科になる若い医師が少ないとは聞いていましたが、ついには外科医までとは。担当患者に急変があれば時間構わず呼び出されたり、医療ミスで訴えられたりするリスクの高い科はなり手が減るんでしょうね。その不足をロボットやAIが補う。
    本当に今の時代って何から何まで急激に変化してて、自分が旧石器人になった気分です。

    • クロエサト より:

      見損ねた番組ですが、TVerなら放送後1週間、無料で見られますよ(民放のみ)。放送局でも局ごとに同じようなサービスをしているはずです(有料のこともありますが)。
      なので、紹介した「ホンマでっか」も「ジパング」もあと数日視聴可能です。

      私の番組紹介ですが、内容を取捨選択している上(長くなってまとまりがなくなるため)、私見が入っているので、純然たる紹介ではありません。かなり偏っています(汗)。
      TVerを見られたら、それがバレてしまいますが(笑)。

      >本当に今の時代って何から何まで急激に変化してて、自分が旧石器人になった気分です。

      全くその通りですよね。
      がん治療に関しても急激な変化には驚くばかりですが、新しい情報をほかのがん患者さんと共有できたらいいなと思って、力不足ですがせっせとまとめております。
      それにしても今週は、がんスペシャル・ウィークと呼びたいほど、がんに関する情報番組が多かった。たまたま重なっただけなのでしょうか。