マイクロプラスチック
私は肉を食べない分、魚介類や卵、豆でタンパク質を取るようにしています。
そんな魚食いを震撼させる記事が先週(6月14日)のニューズウィークのウェブ版に載った。(→「「魚や貝を通じてプラスチックを食べている」という研究結果が明らかに」)
海にはたくさんのプラスチックごみが浮いていて、それが砕けて小さくなり、0.333ミリ以下(5ミリ以下とも)になるとマイクロプラスチックと呼ばれる。それを飲み込んだ魚介類がすでに市場に出回っていて、食物連鎖で人間が食べている。私もきっとたくさんプラ混入魚を食べているはず。
プラスチックを食べたことによる健康リスクはこれから研究されるそうだが、体内に蓄積していくのか、体外に排出されるのか。蓄積した場合、人体にどんな害をもたらすのか。もちろん海に生きる全ての生物への悪影響も懸念されます。
オーシャン・クリーンアップ
海のごみの話は以前から聞いていたけど、「太平洋ごみベルト」には日本の面積の4倍以上のごみが漂流しているという報告には背筋が寒くなった。
今後もごみは増えていくばかりかと思いきや、海のプラごみを回収しようと画期的な方法を考えたオランダ人高校生がいた(ボイヤン・スラット。現在は23歳)。大きな船の間に渡した網でごみを回収するという、シンプルだけど確かな効果が見込めそうなシステムです。
彼は「オーシャン・クリーンアップ」というNPOを立ち上げ、アメリカやヨーロッパ、ニュージーランドら7カ国(日本は入っていない)の研究者と共同で調査を実施、論文を発表。その研究をもとに、今年9月からプラごみの本格回収を始めるそうだ。
プラごみの3割は日本から
ただ事前調査によると、プラスチックごみに書かれた文字から、ごみの30%は日本から出たものらしい。日本人がそんなに罪深い民族だったとは・・・。とすれば、私がプラ混入魚を食べているのも、ある種自業自得かも。
なるべくプラスチック製品は選ばないようにしているけど、ゼロというわけにはいかないのが現状だ(プラ製品は安いし軽いし丈夫)。
痛し痒しだわとぼやいていたら、先の論文では、ごみの20%は東日本大震災の津波で流されたものだとある。天災が原因なら、日本人の責任とばかりとは言えないのでは。いやいや、大前提として日本人が大量のプラスチック製品を使い捨てていることが問題なのかも。
以前のように安全でおいしい魚を食べたい。今後プラ製品は買い控えるので、オーシャン・クリーンアップの取り組みが成果を挙げることを祈る!
・先月のバズフィード日本版の記事。→「太平洋の真ん中に大量のプラスチックごみが集まる海域、急速に拡大」
・私が肉を食べない理由。→「肉を食べないわけ」
2018年6月20日(水曜)
〇体重 50.3 〇BMI 19.0 〇体脂肪率 26.8
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
雑穀入りご飯100グラム、マーボー豆腐(豆腐半丁、タケノコ、エビ、ネギ)、スープ(タマネギ、ニンジン、シイタケ)、キュウリとパプリカの甘酢和え
■お八つ
コーヒー、飴。トウモロコシ1/2本
■夕飯
とんこつ醤油ラーメン(ネギ、カマボコ)、根菜の煮物(ゴボウ、ニンジン、タケノコ、コンニャク、丸天、昆布、ゆで卵)、焼きもの(ピーマン、マイタケ、厚揚げ。ショウガ醤油)