スマートポリマー〜抗がん剤の絆創膏

昨日(6月28日)の中日新聞夕刊にあった記事です。

スマートポリマーというのは初めて聞いたが、直訳すれば、賢い高分子。薄い紙のようなプラスチック素材に、熱や光などの刺激を加えると形が変わる等の性質を持たせたそうだ。

腫瘍に直接、抗がん剤の絆創膏を貼る

このスマートポリマーに抗がん剤を含ませ、がんに直接貼る。内臓のがんには内視鏡を使って貼る。外から刺激を与えると薬の成分が出てきて、がんにダイレクトに効くという。

がんに直接貼る! 何て画期的なアイデア。

普通の抗がん剤って口から飲んでも点滴しても全身に広がってしまうため副作用が怖いが、スマートポリマーはピンポイントで効く。抗がん剤の量も少なくてすむし、貼った部分以外の副作用もほとんどない。

マウスの実験では、腫瘍の大きさが2カ月で5分の1以下に縮小したそうで、早く人へも実用化してほしいものです。

開発したのは国立研究開発法人物質・材料研究機構の荏原充宏研究チーム。詳しくは、荏原(えはら)研究室のホームページへ。すごい可能性を秘めた素材です。

それにしても、がん治療には大勢の研究者がさまざまなアプローチで取り組んでいる。患者としては本当に心強いことです。

2018年6月29日(金曜)

〇体重 50.2 〇BMI 19.0 〇体脂肪率 27.5

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

汁ビーフン(タマネギ、人参、ピーマン、小松菜、厚揚げ、カマボコ、イカ)、インゲンとパプリカの甘酢和え、ニラの卵焼き

■お八つ

コーヒー、飴、グレープフルーツジュース。カンパーニュのチーズトースト、ブルーベリージャム

■夕飯

雑穀入りご飯(100グラム)、味噌汁(シメジ、ネギ、油揚げ)、アジのスパイスソテー(ピーマン、カボチャ)、根菜の煮物(ゴボウ、人参、タケノコ、コンニャク、さつま揚げ、昆布)、ゴーヤー(削り節)

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コメント

  1. tonton より:

    本当に人間ていろんなこと考えるもんだな〜と感心しちゃいます。
    これって手術の後に貼るみたいですね。そうすると全身に散らばったがん細胞には効かないってことでしょうか?
    できたら、手術で臓器を切らずに、いきなり貼って治せたらいいですね。ただ肺の中って貼るのは難しそうですが、温熱効果も加わるので、貼れる場所のガンならかなり効果ありそうな印象です。
    それに医学者以外から新しい発想でガン治療が開発されるのは、とても心強いです。

    • クロエサト より:

      >できたら、手術で臓器を切らずに、いきなり貼って治せたらいいですね。

      これ、実現したら素晴らしいですよね。
      手術って「人工的な大けが」(by近藤誠医師)だと思っているので、できれば受けたくない。でも患部を切らずに貼るだけだったら、身体への負担も少なそうです。

      >それに医学者以外から新しい発想でガン治療が開発されるのは、とても心強いです。

      本当に。そして日本の製薬会社はその成果を見極め、一般のがん患者の手の届く値段で製品化してほしいものです。
      ニボルマブを開発した本庶佑先生が当初、日本ではその価値を認められず、アメリカの製薬会社へ製品化の話を持っていったのはよく知られた話。
      もしかしたら日本でオプジーボ(製品名)は出ていなかったかもと思うと、ゾッとする人は多いかもしれません。