昨日(24日)、Yahoo!ニュースに「たばこの社会的損失「2兆円超」 厚労省が推計」(朝日新聞デジタル)の見出しが載りました。
上の写真は8月8日発行の中日新聞夕刊。同じ内容を扱っているのに、どうして朝日がこのタイミングでこの情報を取り上げているのか分かりませんが、興味深かったのが一般の人のコメント(現在は閲覧不可)。
「厚労省の役人による社会的損失の金額も出せ」とか「たばこの値上げを正当化するためのこじつけ」とか「たばこが悪いなら販売停止しろ」とか「たばこの税収も2兆円超あるはず」とか「車やアルコール、パチンコによる社会的損失も出せ」とか。
喫煙者に反省を迫る声もなじる声もなくて、拍子抜けするほど。喫煙者が自らへの矛先をそらすためにコメントしているのかと思ったけど、「自分は吸わないが」と前置きして「たばこだけを目の敵にするのはおかしい」という非喫煙者もいて、怒りの矛先がたばこや喫煙者ではないことが分かる。ちょっと不思議。
肺がんとたばこ、大気汚染
たばこはあらゆるがんの原因になる、ことに肺がんはそうだと言われる。でも肺がんの中でも一番患者数の多い肺腺がんは、一度もたばこを吸ったことのない(家族にも喫煙者がおらず、副流煙にさらされたこともない)女性が多くかかる。
たばこなんかより排気ガスなどによる大気汚染が要因ではないかという人もいて、私もその意見に与するのだけど、関連が特定されていないのでおおっぴらには口に出せない。
たばこ、喫煙者はスケープゴートに仕立て上げられているのではないかと疑いたくなってくる(もちろん擁護しているわけじゃありませんが)。
たばこ由来のがんの医療費5000億円
中日新聞等によると、たばこによる総損失額(2015年度)計2兆500億円(厚生労働省研究班)の内訳は、
・喫煙者の医療費 1兆2600億円(このうちがんの医療費は5000億円)
・歯の治療費 1000億円
・受動喫煙が原因の医療費 3300億円(主に脳血管疾患)
・介護費用 2620億円
・火災による損失 980億円
この調査の元になったデータは2015年度のもの。免疫チェックポイント阻害剤のオプジーボが肺がんへの適用が開始されたのが2015年12月。オプジーボの当初の薬価は一人年間3500万円。
処方される患者がどんどん増えていったはずで、翌年度以降、上のがんの医療費5000億円がどれほど跳ね上がったのか、想像するだに恐ろしいものがあります。
2018年8月24日(金曜)
〇体重 51.0 〇BMI 19.3 〇体脂肪率 27.2
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
ざるそば(乾麺80グラム。ネギ、海苔)、焼きもの(タマネギ、人参、ピーマン、マイタケ、カボチャ、厚揚げ。甘味噌)、ゴボウと人参のきんぴら(ごま)
■お八つ
コーヒー、飴
■夕飯
雑穀入りご飯(100グラム)、ニラと卵の吸い物、カマスの塩焼き(オクラ、エリンギ)、レンコンの煮物(人参、コンニャク、練り物)、キムチ納豆(ネギ)
※カマスはフライパンで焼いています。トングでひっくり返そうとしたら、身に刺さってグサグサに(それだけ柔らかい)。見た目は悲惨だけど、おいしくいただきました。
2018年8月25日(土曜)
〇体重 50.2 〇BMI 19.0 〇体脂肪率 27.7
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
フジッリ(乾麺80グラム)、アラビアータ(ニンニクオイル)、サラダ(レタス、セロリ、タマネギ、人参、アボカド、パプリカ、小豆、チリメン、タコ、オリーブ。岩塩、ブラックペッパー、オリーブオイル、バルサミコビネガー)
■お八つ
コーヒー、飴
■夕飯
雑穀入りご飯(100グラム)、味噌汁(カボチャ、タマネギ、ワカメ、マイタケ)、天ぷら(シイタケ、ピーマン、チクワ。セロリの葉。岩塩とカレー粉)、納豆(卵、ネギ)、酢ばす