平成の干しシイタケ

笠寺観音の「六の市」

今日(6日)、名古屋市南区の笠寺観音で、6の付く日に開かれている青空市「六の市」へ行ってきました。

笠寺観音仁王門

本堂と「六の市」

笠寺観音は尾張四観音の一つで、733年開基という歴史あるお寺。境内は狭く、野菜、菓子、衣類、履き物などを売る店がひしめき合って並び、昭和時代にタイムスリップしたような懐かしい雰囲気。

露店を冷やかしながら歩いていたら、目に飛び込んできたのが、干しシイタケを売る店。

私にとって干しシイタケは食卓の必需品(今晩の雑煮にも使っています)。でも価格が高く、大きくて肉厚で形の整った「どんこ」などには手が出ない。自分が食べるだけなので、小さくて形は不揃いとか、欠けたのとか、安いものを選んで買っております(味は遜色ないと思う)。

生で干しシイタケを食べる

その干しシイタケが山と積まれている。

小ぶりの干しシイタケが袋いっぱいに入って1,200円(200グラム)。安い。ほかにも、サイズや量によって値段はいろいろ。小さなバケツに入れられて一杯いくら、なんていうのもある。

足を止めた私に、店のおじいさんが自分の前に積んだ大きな干しシイタケの山からひょいと一つを取って、「食べてみて」と差し出してきた。

「え?」このまま食べろと? 戸惑っていると、「いいから」と急かされ、思わず端を小さく折って口に入れた。何の味もしない。パサパサしているだけで、シイタケの風味も旨みもない。干しシイタケって水で戻さないと、味がしないのではないか。

何と返すべきか困っていると、「それ、あげるわ」。

思わず笑ってしまった。こんなサービスしてもらわなくても買うつもりでした。

1,200円が1,000円に

「これください」。さっきの1,200円の袋(写真)と1,000円札2枚を渡すと、「100円玉ない?」。お釣りがないらしい。

「10円玉しかなくて」と小銭入れを見せると、「じゃあ1,000円でいい」とお札を1枚戻された。

申し訳ないので、「じゃあこれだけでも」と10円玉を数枚渡そうとすると、「いいわ」と突っ返された。さらに自分の前の干しシイタケの山から新たに10枚以上、レジ袋に入れてくれた(私が買ったのより大きくて高そうな干しシイタケ。おまけと言うには太っ腹。値段ってあるようでないものです)。そして、

「これ、平成(へなり)のシイタケやでね。新聞にも載った」と、古い新聞記事のコピーを渡された。

30年前、昭和から平成になったとき、新元号と同じ地名ということで脚光を浴びた岐阜県武儀町平成地区(現在は関市)。その平成で作られた自慢の干しシイタケということらしい。

そういえば数年前に関市の近くの可児市へ行ったとき、干しシイタケが安くてまとめ買いしたのを思い出した。あのあたりってシイタケの産地でもあるんですね。

露店のおじいさん、平成の30年間、客に新聞のコピーを渡し続けてきたのだろうか。新元号になったらどうするのか。5月以降、また「六の市」に足を運んで確かめてみたいものです。

2019年1月5日(土曜)

〇体重 50.9 〇BMI 19.3 〇体脂肪率 28.2

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

フジッリアラビアータ(乾麺70グラム。ガーリックオイル)、サラダ(サニーレタス、タマネギ、人参、金時豆、ブロッコリー、アボカド、パプリカ、チリメン、カマンベールチーズ、オリーブ。岩塩、黒胡椒、オリーブオイル、バルサミコ酢)

■お八つ

コーヒー、飴、せんべい

■夕飯

雑煮(切り餅2個、干しシイタケ、小松菜、マイタケ)、盛り合わせ(ゴボウの昆布巻き、かまぼこ、セロリ、里芋とイカの煮物)、だし巻き卵(大根おろし)

2019年1月6日(日曜)

〇体重 50.5 〇BMI 19.7 〇体脂肪率 27.4

■朝

コーンフレーク+豆乳、野菜ジュース

■お昼

おにぎり3個(雑穀入りご飯200グラム、梅干し、海苔)、ゴボウの昆布巻き、魚肉ソーセージ

■お八つ

ポテトグラタン(ジャガイモ、ネギ、アンチョビ、ホイップクリーム、モッツァレラチーズとゴーダチーズ)

※冷凍しておいたものを解凍、オーブントースターで焼き目を付けました。至福のおいしさ。また作らなくちゃ。

■夕飯

雑煮(切り餅2個、干しシイタケ、小松菜、エノキ、かまぼこ)、盛り合わせ(ゴボウの昆布巻き、里芋とイカの煮物、田作り、レタス、ブロッコリー)、だし巻き卵(大根おろし)、金時豆

※昨夜とほぼ同じメニュー。まだ飽きません。

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