5年以上前、ユニクロの店頭でアウターを見ていたら、商品説明に「素材にポリウレタンを使っているので、3年くらいで生地が劣化する」とあって驚いたことがある。
ポリウレタンは空気中の水分や紫外線などと反応して、3年ほどで剝離やべたつきなどが生じる。新品のまま保管しても経年劣化は避けられない。どうしてこんな素材を衣類に使うんだろう。衣類はきちんと手入れして何年も着るものだという意識がこびりついている昭和世代の、素朴な疑問です。
3年で劣化
しかし最近は、衣類はワンシーズン着たら終わり、使い捨て感覚でどんどん買い替えるのを不思議に思わない若い人が増えている。安い値段で最新のファッションを楽しみたいというのは分からないでもないが、自分に似合って気に入っても、3年後には駄目になる服。何だか空しい気がします。
とはいえ、私もポリウレタンの入った衣類を持っている。以前よく買っていたヒートテックがそうだし、アウトドアブランドの衣類でもポリウレタンの混紡した生地を使っているものがある。
でも、それらには特に経年劣化を示唆する注意書きはない。混紡率が少なければ劣化のリスクも少ないのか、ためにわざわざ表記する必要がないのか、理由は分かりません。
時限爆弾ブラ
ずいぶん以前に購入したユニクロのブラもポリウレタン入り。先日、着用しようとクローゼットから出したら、ストラップ(ひも)がだらんと伸びきって、伸縮性がなくなっていた。2つあって、購入時期は異なるが同じような状態。組成表示を見るとポリエステル88%、ポリウレタン12%。購入時、経年劣化の注意書きはなかった。
ストラップはゴムのような素材を挟み込んで縫ってあるが、その中の素材がブチブチと切れている。カップなどは何ともないけど、外出先でストラップが切れたら恐ろしいので処分しました。
ユニクロはいろんな商品にポリウレタンを使っているようで、2月8日、朝日新聞デジタルにこんな記事があった。→「圧着式ダウンは「時限爆弾」? クリーニング店拒むわけ」
シームレスダウンだけじゃない。ブラも時限爆弾です。
靴も壊れる
2月20日、アメリカで大学のバスケットボールの試合中、花形選手の履いていたナイキの靴底がはがれて転倒し、膝をねんざしたというニュースがあった。新しいバスケットボールシューズでどうしてこんなことが起きたか不明らしいが、このせいでナイキの株価が下がったという。
私も15年くらい前、地下鉄の駅を上がっていたら、履いていたウォーキングシューズの底がはがれたことがあった。じきに自宅だったので慌てずにすんだが、これが外出先だったらどうなっていたことかとぞっとする。
中年になって登山を再開した人が、若い頃に履いていた登山靴を引っ張り出して登り、途中で靴が壊れたなんて話を聞く。古い靴は要注意だけど、ナイキのことを思うと新品でも油断できない。
衣類も靴も、着用中壊れてしまうかもと心配しなくちゃいけないなんて、時代が昔に逆戻りしているようです。
2019年2月23日(土曜)
〇体重 51.5 〇BMI 19.5 〇体脂肪率 28.8
■朝
豆乳、野菜ジュース、カンパーニュトースト+ジャム
■お昼
フジッリアラビアータ(乾麺70グラム。ニンニクオイル)、サラダ(サニーレタス、タマネギ、ニンジン、大根、トマト、アボカド、ブロッコリー、ちりめん、オリーブ。岩塩、黒胡椒、オリーブオイル、バルサミコ酢)
■お八つ
コーヒー、飴
■夕飯
雑穀入りご飯、味噌汁(サツマイモ、ニンジン、シメジ、ネギ)、ブリの照り焼き(ズッキーニ)、根菜の煮物(ゴボウ、人参、タケノコ、コンニャク、丸天、昆布、ゆで卵)、ブロッコリーとリンゴ
2019年2月24日(日曜)
〇体重 51.1 〇BMI 19.4 〇体脂肪率 28.7
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
味噌ラーメン(モヤシ、ネギ、かまぼこ)、アヒージョ(エリンギ、ちくわ、ブロッコリー。ニンニクオイル)、ネギの卵焼き、リンゴ
■お八つ
コーヒー、飴
■夕飯
カップそば(ネギ)、根菜の煮物(ゴボウ、人参、タケノコ、コンニャク、丸天、昆布)、ほうれん草のおひたし(ちりめん、削り節)
※夜になってマンションが断水。夕食は極力水を使わないものをと、カップ麺に。煮物とおひたしは作り置き。しかし水が使えないと、こんなに不便とは。