花粉症シーズン
散歩をするのにいい季節になりました。暑くも寒くもなく、歩道の植え込みや公園では日ごとに草花が伸びている。小さく可憐な花々を愛でながら歩くのも楽しいものです。
今日の夕方、散歩から戻って、マンションのエレベーターで顔見知りの男性と乗り合わせた。
「こんばんは」とにこやかにあいさつを交わし、その延長で「気持ちのいい季節になりましたね」と言葉を足すと、彼の顔がこわばった。
「僕、花粉症で」
気持ちいいどころか、彼にとってこの季節は一年で一番つらい時期かもしれない。私は花粉症になったことがなく、その苦しさが分からない。でも、おつらいことは理解してますよというつもりで、反射的に言ってしまった。
「それは大変ですね。スギですか」
「いや、違います」
エレベーターは彼の部屋のフロアに止まり、話は中途半端なまま終わってしまった。私は部屋に戻ってパソコンを開き、自分の失態を知った。
スギの花粉のピークは終わっておりました。今はヒノキなんですね。
知ったかぶりをして、分かったようなふりをして、我ながら恥ずかしいことをしてしまった。赤面。
自分が思うほど、他人は気にしていない
こから思いは一気に飛ぶ。
本人が心底つらいと思っていることを、周囲はそれと気付かず話題にし、その人を傷付けていることはよくあることなのかもしれない。
例えば、ある場で、がん患者がいるとは知らない人が、「肺がん? タバコ吸ってたから自業自得でしょ」と、思い込みと偏見から一刀のもとに斬り捨てたり、抗がん剤で脱毛した女性がいるのに「かつらの人ってすぐ分かるよね」としたり顔で言い放ったり。
彼らに悪気はない。悪意はないのだ。分かっている。
そして忘れてはいけないのは、自分もおそらく別の場所で同じようなことをしているだろうということ。
私が悩んでいること、気に病んでいることを、他人は私が思うほど気にしていない。そして他人の悩みもまた、私は察知できない(打ち明けたりしない限り)。
それだけのこと。他人の「知ったかぶり、分かったようなふり」で傷付いても、それはありふれたこと。お互い様(相手に悪意がある場合は全く別だけど)。
こうやって打たれ強くなり、生き延びてきたのだと思う。
いや、もちろんその前に間違ったことを言っちゃいけませんが(スギの後にヒノキ。でももしかしたら、彼の花粉症はイネなど別の花粉が原因だったかもしれない)。
2019年4月19日(金曜)
〇体重 51.3 〇BMI 19.4 〇体脂肪率 27.3
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
サンドイッチ(10枚切り食パン2枚。トマト、キュウリ、卵焼き)、紅茶
※昼前から外出したため、早めの簡単ランチ。
■お八つ
飴
■夕飯
雑穀入りご飯100グラム、アサリの味噌汁(ネギ)、イワシの生姜醤油焼き(ズッキーニ、エリンギ)、根菜の煮物(ゴボウ、人参、タケノコ、コンニャク、丸天、昆布)、納豆(卵、ネギ)
※おなかぺこぺこで早めの夕ご飯。前日とほぼ同じ。献立を考えなくてすむのはとっても楽。
2019年4月20日(土曜)
〇体重 51.2 〇BMI 19.4 〇体脂肪率 27.6
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
ボンゴレビアンコ(乾麺70グラム。ニンニク、鷹の爪、アサリ)、サラダ(レタス、タマネギ、人参、ブロッコリー、紅絞り豆、パプリカ、アボカド、ちりめん、オリーブ。岩塩、黒胡椒、オリーブオイル、バルサミコ酢)
■お八つ
コーヒー、飴。あられ
■夕飯
お好み焼き(小麦粉、卵、削り節、山芋、マイタケ、ニラ、アサリ、天かす)、味噌汁(サツマイモ、シメジ、ワカメ、オクラ)、スナップエンドウとリンゴ
コメント
そうなんですよね、思い当たることがいろいろあります。
こっちが口を滑らせたことも、逆に「元凶」の意味で「〇〇がガンよね〜。」と言われて、思わず「私もガンだよ。」と言ったら、病気のこと知らなかった相手が固まってしまったことも。
>それだけのこと。他人の「知ったかぶり、分かったようなふり」で傷付いても、それはありふれたこと。お互い様
お互い深く考えずに言葉を発していますし、本当にそう思います。それだけのことで、お互い様なんですよね。
それはそうと、本当に気持ちのいい季節ですね。私もこの季節のお散歩が大好きです。でも軽い花粉症もあるんです(苦笑)
花粉症だと、外出がつらいですね。
ペットでも花粉症になると聞きました。トンちゃんは大丈夫でしょうか。
私はこれからの季節、散歩で憂鬱なのは、虫が増えてくること。
ユスリカとかアブ(?)とか飛んでると、大回りしてよけます。
そういう意味でも、虫のあんまりいない今の時期って、ほんとに気持ちのいい季節なんですよね。