放射線治療を受ける患者─欧米は5割以上、日本は3割

IAEA天野事務局長の願い

22日、IAEA(国際原子力機関)事務局長の天野之弥氏の訃報が伝えられた(7月18日、72歳で死去)。新聞の追悼記事を見ていたら、こんな記述があった。

「アフリカや中南米、東南アジアでは、社会の発展に伴い感染症などの対応が改善され、がんによる死が急増すると予測されている。だが高価な放射線医療機器などは国に一つしかないような例もあり、天野氏はインフラ整備に注力した。」(7月23日、中日新聞夕刊)

己の無知をさらすようで恥ずかしいのですが、IAEAって核軍縮だけじゃなくて、放射線医療の普及にも力を注いでいたのですね。

それから、記事にある放射線医療機器。リニアックやガンマナイフ、陽子線、重粒子線などのことだと思うけど、この場合は汎用性や規模からいって、きっとリニアックのことだと思う。

リニアックが1つしかない国

そうか、リニアックが1つしかない国があるんだ。

私は最初にかかった放射線科の医師が信頼できず、セカンドオピニオンやピアサポーターに相談し、名古屋周辺の(リニアックのある)複数の病院の中からここぞと思う病院を選ぶことができた。

もし愛知県内で気に入る病院がなければ、東京だって鹿児島だって行ったかもしれない。日本には放射線治療を受けられる病院がたくさんあるし、患者はどの医療機関でも自由にかかれるからだ。

しかし病院も医師も選べない国がある。リニアックが1つしかなければ、そこで受けるしかない。

日本で放射線治療を受けられるのは800カ所

乳がんになった唐澤久美子医師のインタビュー記事を読んでいたら、日本には放射線治療を受けられる施設が800カ所もあるという。

患者にとっては選び放題。しかしそんなに需要があるのでしょうか。記事には、

「欧米ではがん患者さんの半分以上が放射線治療を受けていますが、日本ではいまだに30%程度。先進国の中では大変低いです。」とある。

放射線医療機器が1つしかない国もあれば、日本のように供給過剰な国もある。

私なんかがどうこうできる話ではないが、あまり使われていないリニアックがあるならば、途上国に譲ることはできないものか。

そして、国内でもっと放射線治療を選ぶ人が増えるといい。放射線治療が選択肢にあることを知らずに、手術に誘導されているがん患者は今もたくさんいると思う。

※唐澤医師の記事。→「予定通りがんになった医師「仕事は辞めなくていい」」(NIKKEI STYLE 2019年3月4日)

※公益社団法人日本放射線腫瘍学会が認定した放射線治療を受けられる医療施設→「JASTRO認定施設一覧

2019年7月23日(火曜)

〇体重 51.0 〇BMI 19.3 〇体脂肪率 27.1

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

冷やしそば(乾麺80グラム。オクラ、カニかまぼこ、のり、ワサビ)、マイタケとちりめんのアヒージョ(ニンニクオイル)、キムチ納豆(ネギ)、ゆで卵

■お八つ

コーヒー、飴。クッキー、抹茶

■夕飯

サンドイッチ(10枚切り食パン2枚。キュウリ、トマト、卵焼き)、サラダ(レタス、ズッキーニ、パプリカ、金時豆、ツナ、クルミ。岩塩、黒胡椒、オリーブオイル)、ポタージュスープ(インスタント)

2019年7月24日(水曜)

〇体重 51.3 〇BMI 19.4 〇体脂肪率 27.9

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

冷やし中華(キュウリ、ニンジン、ブロッコリー、錦糸卵、カニかまぼこ、甘酢)、焼きもの(タマネギ、マイタケ、ズッキーニ、厚揚げ。甘味噌)

■お八つ

コーヒー、飴。クッキー、抹茶

■夕飯

雑穀入りご飯100グラム、ワンタンスープ(ニンジン、シメジ、レタス)、麻婆豆腐(豆腐1/2丁、イカ、タケノコ、シメジ、ネギ)、チェリー

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