線虫でがんを早期発見する検査「N-NOSE」が、いよいよ来年1月から実用化されます。→「線虫でがん検査、2020年1月に実用化 約85%の確率で特定 九大発のベンチャー企業」(10月1日 西日本新聞)(10月29日、記事は削除されました)
一滴の尿で、肺、胃、大腸、乳、子宮、膵臓、肝臓、前立腺、食道、卵巣、胆管、胆のうなど15種類のがんの有無を約85%の確率で判定できる。検査費用は1回9800円。
今のところ、どの臓器のがんまでは分からないが、0〜1期の早期のがんなら腫瘍マーカーより分かる確率が高いという。
がん検診が変わるかも
現在のがん検診は、肺がんなら胸部レントゲン、胃がんならバリウムや胃カメラ、大腸なら検便、乳ならマンモグラフィと、臓器別に検査をしてがんの有無を調べる。
今後は、がん検診のスクリーニング検査としてまずN-NOSEを行い、陽性と出たらレントゲンや検便など臓器別の検査を受けることになるかも。その意味で、がん検診にかかる医療費を抑制する効果があるかもしれません。
そして、がん患者が増えるかも
ただ、0〜1期なんかだと、腫瘍はできたり消えたりして害を及ぼさないがんもあると聞く。別の病気で亡くなった後、解剖して初めてがんがあったと分かる人もいるという。
日本では現在、2人に1人ががんになるとされているけど、この検査が広まって早期でがんが見つかる人が増えたら、3人に2人ががんになる時代が来るかもしれません。
2019年10月1日(火曜)
〇体重 51.1 〇BMI 19.4 〇体脂肪率 28.0
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
チャンポン(ショウガ、タマネギ、ニンジン、オクラ、シイタケ、エノキダケ、小松菜、ちくわ、エビ)、サラダ(ゆで小豆、キュウリ。甘酢)
■お八つ
コーヒー、飴。抹茶、クッキー
■夕飯
雑穀入りご飯100グラム、味噌汁(サツマイモ、ナス、シイタケ、ネギ、卵)、ハマチの照り焼き(ピーマン、シメジ)、根菜の煮物(ゴボウ、人参、タケノコ、コンニャク、練り物、昆布)、梅干し、海苔、リンゴとブドウ
2019年10月2日(水曜)
〇体重 50.8 〇BMI 19.2 〇体脂肪率 27.8
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
ラーメン(メンマ、ネギ、かまぼこ)、キムチ納豆(ネギ)、サラダ(ゆで小豆、キュウリ、パプリカ。甘酢)
※メンマは薄味に仕立てました。
■お八つ
コーヒー、飴
■夕飯
雑穀入りご飯100グラム、イカ餃子スープ(シメジ、ネギ)、肉抜き酢豚(タマネギ、ニンジン、ピーマン、タラの天ぷら)、冷や奴(削り節、ネギ)、ブドウ
※イカ餃子もタラの天ぷらも冷凍しておいたものを解凍して使用。ああ楽。
コメント
おおっ、ついに線虫診断が始まるのですね。
血液一滴での検査もがんセンターで研究が続いてて、来年から実施という報道もあります。こちらは95%の確率だそうです。
でもがん自体が100%解明されていないので、クロエさんもおっしゃるように、ほっといて消えてくれるものまで拾ってしまう可能性はありますね。
それでも医療費抑制と患者への身体的負担が減るのは歓迎です。
これはすでに肺がん既往の定期検査としても使えるんでしょうか?
ところでがんになった京大生のドキュメンタリー、再放送を録画したものをようやく見ました。
もしがんにならなかったら、という自分は現実には存在しないので、がんの自分(現実)を認め肯定するといったような発言(正確な言い方は忘れましたが)がとても印象的で、共感しました。
気になったのはSNSで発信するようになったから、若い人のがんが注目されやすいのか?それとも本当に若い人のがんが増えているのか?後者だとすると、原因はなんなのか?とっても気になりました。
血液診断のほうが精度が高いんですね。こっちが実用化されたら、線虫検査のほうは需要がなくなってしまうのでは…(早くも心配)。
若い人のがんに関してですが、ブログ村の病気カテゴリーを見ると、AYA世代のがん患者のブログの多さに驚きます。また、小児がんの親が発信していることもありますが、こちらもつらい。
「愛と死をみつめて」のミコが21歳で亡くなったのは、前の東京オリンピックの前年(1963年)でしたが、公にならないだけで、若年層のがんは以前から一定数あったんでしょうね。
最近増えているかどうかは分かりませんが。