「あいちトリエンナーレ2019」は今日で終了（8月1日〜10月14日）。
昨日13日は豊田会場、今日14日は名古屋市の四間道（しけみち）・円頓寺（えんどうじ）会場へ、駆け込みで行ってきました（愛知県美術館は8月23日、名古屋市美術館は9月26日に行っています）。
豊田会場〜「クリムト展」と共に
豊田のメイン会場、豊田市美術館では「クリムト展」も同時開催されていて、やはり今日で終了。12日（土）が台風19号の余波で閉館だったため（電車も止まっていた）、クリムト展はラッシュアワー並みに混んでいました。
クリムト作品は、構図もすごいけど色彩の絶妙なバランスに目を奪われた。「ユディトⅠ」の左下のエメラルドグリーンがこんなに効いているとは、実物を見るまで分かりませんでした。
一方、トリエンナーレはすいていた。こんなに人が入っていなくて運営は大丈夫なのかと心配になるほど（文化庁からの補助金はやっぱり出ないのか。「表現の不自由展・その後」は10月8日から再開されたけど、遅すぎたのでしょうか）。
豊田市美術館入り口。右が「ユディトⅠ」の一部
豊田市美術館は山の斜面に建っている。写真は2〜3階。池の手前は庭園。台風一過でこれ以上望みようがないくらいの晴天でした
美術館の窓から豊田の街が見渡せた。奥には豊田スタジアムが。ほんとならここで前日、ラグビーW杯のニュージーランド対イタリア戦が行われるはずだった。豊田市駅前では赤と白の日本のジャージを着た人を何人も見ました
天空から降ってくる花「Shylight」
印象に残った作品は2点。
スタジオ・ドリフトの「Shylight」は天井に吊り下げられたオブジェが、下がると花のように開き、上がるとつぼみのように閉じる。オブジェはランダムに、ときに規則正しく昇降して、たまに明かりが灯る。来場者はそれを3階から見下ろしたり、2階の床に寝転がって見上げます。
下から見ていると、天井のパネルが空に張り付いた水盤のようで、天空から花が垂直に落ちてくるようにも見える。美しいイメージです。
「Shylight」。IKEAあたりが照明として売り出しそう
もう一つは野外の展示。高嶺格の「反歌：見上げたる 空を悲しも その色に 染まり果てにき 我ならぬまで」。廃校になった高校のプールの底を切り取って垂直に立てた作品。巨大で異質な風景には圧倒されます。
プールの底が立っている。不安を呼び覚ます風景
四間道・円頓寺会場
昨日は晴天で最高気温も26.9度あったのに、今日は雨続きで20度までしか上がらず肌寒かった。
西区の円頓寺商店街は8年ぶりぐらい。以前はさびれていたのに、イタリアンとかスペインバルとかベトナム料理店とか洒落た店が増えていて驚いた。特に江川線の東側は、大須商店街化しつつあるような気がしました。
こちらと向こうの曖昧さ
こちらで印象的だったのは、津田道子の「あなたは、その後彼らに会いに向こうに行っていたでしょう。」。
会場は江戸時代に建てられた古い日本家屋。2つの和室の間に半間分の大きさの鏡が立てられ、部屋と濡れ縁の間にも同じ大きさのスクリーンがある。スクリーンには過去に撮られた人々の映像と、今現在の映像が、それぞれ単独だったり重なったりして映し出される。そこにいる人は本物なのか、いつの映像を見ているのか、だんだんと分からなくなってくる。
古い家屋が持つ記憶を見せられているようでもあり、この世とあの世が交錯する場所のようでもありと、面白い趣向でした（部屋は盛夏のしつらえだったし）。
円頓寺の伊藤家住宅。奥のスクリーンには部屋にはいない人の足が映っている
※8月に愛知県美術館へ行ってきました。→「「あいちトリエンナーレ」、行ってきた」
2019年10月13日（日曜）
〇体重 50.9 〇ＢＭＩ 19.3 〇体脂肪率 28.4
■朝
コーンフレーク+豆乳、野菜ジュース
■お昼
きのこの炊き込みご飯のおにぎり+梅干し、魚肉ソーセージ
■お八つ
カンパーニュトーストとポテトサラダ（ジャガイモ、タマネギ、ニンジン、キュウリ、ゆで卵）
■夕飯
雑穀入りご飯100グラム、味噌汁（タマネギ、サツマイモ、ネギ、卵）、サゴシのソテー（ズッキーニ、マイタケ）、レンコンの煮物（人参、コンニャク、ちくわ、昆布）、梨（カイワレ大根）
2019年10月14日（月曜）
〇体重 50.6 〇ＢＭＩ 19.2 〇体脂肪率 27.9
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
サンドイッチ（10枚切り食パン2枚。フリルレタス、ポテトサラダ、オリーブ）、ポタージュスープ（インスタント）
■お八つ
コーヒー、あんドーナツ
■夕飯
雑穀入りご飯100グラム、吸い物（ワカメ、ネギ、豆腐、かまぼこ）、サゴシのショウガ醤油焼き（ズッキーニ、シイタケ）、レンコンの煮物（人参、コンニャク、ちくわ、昆布、ゆで卵）、柿
