昨日の朝刊やネットのニュースに出ていた記事です。「血液1滴でがん検査 東芝、21年にもキット実用化」(日本経済新聞 11月25日)
東芝が、1滴の血液で13種類のがんの有無を99%の確率で特定できる技術を開発。2020年から実証実験に入り、2021〜22年の実用化を目指すとのこと。陽性と出たら、がん種を特定する検査を受けることになります。
線虫を使った尿検査「N-NOSE」(尿1滴でがんを検知)と似ているので、ちょっと比較してみました。10月に紹介しています。→「線虫によるがん検査、来年1月から実用化」
線虫(尿)と血液、がん検査の違い
<がんと特定できる精度>
線虫:約85%(ステージ0、ステージ1のがんも検知)
血液:99%
<判定できるがん種>
線虫(15種類):胃、大腸、肺、乳、膵臓、肝臓、前立腺、子宮、食道、胆嚢、胆管、腎、膀胱、卵巣、口腔・咽頭
血液(13種類):胃、大腸、肺、乳、膵臓、肝臓、前立腺、食道、胆道、膀胱、卵巣、脳腫瘍、肉腫
<料金>
線虫:9800円
血液:2万円以下
<開始時期>
線虫:2020年
血液:2021〜22年(予定)
最初は希望者だけが申し込んだり、人間ドックのオプションとして実施されると思うけど、いずれは会社や自治体の健康診断の血液検査に最初から組み込まれることになるのかも。
あるいは、もっと精度が高かったり、がん腫が特定できる検査方法が次々に開発されて、がんの検査方法は淘汰されていくことになるかもしれません。
2019年11月25日(月曜)
〇体重 51.2 〇BMI 19.4 〇体脂肪率 27.8
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
ラーメン(ネギ、メンマ、かまぼこ)、根菜の煮物(ゴボウ、タケノコ、ニンジン、コンニャク、丸天、昆布、ゆで卵)、じゃこおろし、キウイ
■お八つ
コーヒー、飴。抹茶、クッキー
■夕飯
雑穀入りご飯100グラム、エビ餃子のスープ(エリンギ)、肉抜き酢豚(タマネギ、ニンジン、ピーマン、タラの天ぷら)、サラダ(ブロッコリー、ゆで小豆、トマト。岩塩、黒胡椒、オリーブオイル)
※エビ餃子はエビ、ニラ、白菜を包んでいます。
2019年11月26日(火曜)
〇体重 51.7 〇BMI 19.6 〇体脂肪率 27.5
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
天ぷらうどん(乾麺80グラム。干しシイタケ、かき揚げ、ネギ、かまぼこ)、根菜の煮物(ゴボウ、タケノコ、ニンジン、コンニャク、丸天、昆布)、ポテトサラダ(ジャガイモ、タマネギ、ニンジン、キュウリ、ゆで卵)、柿
※かき揚げは一昨日天ぷらをしたときの残り。あと1枚あります。
■お八つ
コーヒー、飴。スコーン(イチジクジャム)
■夕飯
マグロの漬け丼(酢飯100グラム、マグロ、貝割れ菜)、味噌汁(サツマイモ、シメジ、ほうれん草)、カボチャと小豆のいとこ煮、おろし納豆
※カボチャと小豆は別々に煮たのを盛り合わせました。だからほんとは「いとこ煮」じゃないけど、よく合います。小豆はゆでただけで甘くありません。
コメント
これはどちらも患者にとっては負担が少なく、期待できる検査方法と思います。
でも以前クロエさんもおっしゃってた様に、ステージ0の場合など、もしかしたら放っておいてもいいものも拾ってしまいそうですね。とは言えガンがあると聞けば、そのままにしておくのも不安で、下手な内視鏡手術などされると、かえってダメージを負いそうだし…。
恩恵もある代わりに、新しい悩みも増えそう?どうも心配性で、困った性格です(笑)
>ステージ0の場合など、もしかしたら放っておいてもいいものも拾ってしまいそうですね。
ほんとにそうですよね。だから「簡単にがんが見つかる検査が開発されて良かったね」と手放しで喜ぶ気には全然なれません。
加えて、もし陽性と出たら、どこにがんができたかを特定するために、どれくらいの検査を受ける必要があるのか。ものすごく大変そう。
私も心配症なので、tontonさんの心配はよく分かります。いろいろと勝手に想像(心配)しては、気疲れしちゃうんですよね。