いつも映画はDVD(宅配レンタル)で見ています。
ここ数年、「スポットライト 世紀のスクープ」「ルーム」「メッセージ」「ラ・ラ・ランド」「僕の名前で君を呼んで」など、魂が揺さぶられるような作品に出会えていたのに、昨年は強烈に印象に残っている映画はゼロ。もともとあまり本数を見ていない上に、作品選択を誤るとこういうことになります。
「移動都市」「黄金のアデーレ」「女神の見えざる手」
自分の中では小品ばかりでしたが、あえて選ぶとすればこの3作品。「あと2回くらい見たい」という基準で選びました。
・「移動都市/モータル・エンジン」(2019年=日本での公開年。以下同じ)〜製作と脚本は「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン。荒唐無稽なSFアクション冒険。いやー痛快でした。ブログで少し紹介しています。→「腐らない食品と映画「移動都市」」
・「黄金のアデーレ 名画の帰還」(2015年)〜ブログの記事→「「黄金のアデーレ」と「クリムト」」
・「女神の見えざる手」(2017年)〜ヒロインのジェシカ・チャステインの戦う女ぶりが、とにかく格好良くて魅力的(アメリカの天海祐希!)。唯一難点なのは声の悪さだけど、見ているうちに気にならなくなります。社会派サスペンスという触れ込みだが、ラストがSF仕立てで驚いた。ジェシカ主演の「モリーズ・ゲーム」(2018年)も良かった。
「ギルティ」「ローズの秘密の頁」
戦慄を覚えた作品は、「THE GULTY/ギルティ」(2019年)と「ローズの秘密の頁」(2018年)。
私はどうしてだか、誰かの企み(悪意)によって主人公の人生が左右されてしまうという物語に惹かれるようです。アカデミー賞主演女優賞を取った「ルーム」(2016年)しかり、エミリー・ブラント主演の「ガール・オン・ザ・トレイン」(2016年)しかり。
惹かれるというか、怖くて注意喚起されているような気になるのかもしれない。女一人だといろいろと気を張ってなきゃいけないことが多いので。
「蜘蛛の巣を払う女」「アンロック/陰謀のコード」
もう1回見たいのは、
・「蜘蛛の巣を払う女」(2019年)〜「ミレニアム」シリーズ(スティーグ・ラーソンの書いた3部作)と比較してしまって、あまりの違いにすんなり入って来ず。もう1回ちゃんと見たい。
・「アンロック/陰謀のコード」(2018年)〜主演のノオミ・ラパスはリスベット以来の適役。ほかにも好きな俳優ばっかりで目の福でした。
・「サーチ/search」(2018年)〜映画でこんなことができるなんて!
・「トレイン・ミッション」(2018年)と「ミッション: 8ミニッツ」(2011年)〜同じ列車もので、同時期に見たせいかごっちゃになっております。もう1回見たい。
「ボヘミアン・ラプソディ」「グリーンブック」
話題作だったけどあまりぴんと来なかったのは、
・「ボヘミアン・ラプソディ」(2018年)〜学生時代ファンクラブに入っていたくらい、そして愛知県体育館へコンサートに行ったくらいクイーンは好きだったんですが。
・「グリーンブック」(2019年)〜ヴィゴ・モーテンセン(「ロード・オブ・ザ・リング」のアラゴルン)の崩れっぷりに衝撃を受けているうちに終わってしまった。ヴィゴの妻役がリンダ・カーデリーニ(「ER緊急救命室」の看護師サム役)で懐かしかった。
・「ファースト・マン」(2019年)〜「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督とライアン・ゴズリングが組んだ作品なので期待が大きかったけど、全然わくわくしなかった。
ほかに、「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」(2018年)、「ビリーブ 未来への大逆転」(2019年)(ひどい邦題)、「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」(2018年)、「セッション」(2015年)も私の中ではいまいちでした。
今年は胸躍る作品をたくさん見られますように(また洋画のSF、ドラマ、サスペンスばかりになると思いますが。ホラーとアクションは怖くて苦手で)。
2020年2月3日(月曜)
〇体重 51.5 〇BMI 19.5 〇体脂肪率 27.9
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
天ぷらうどん(乾麺80グラム。干しシイタケ、かき揚げ(タマネギ、人参、ちりめん)、ネギ、かまぼこ)、高野豆腐とサヤエンドウ、キュウリとパプリカ(甘酢)
※かき揚げは前日余分に揚げておいたもの。オーブントースターで温めています。
■お八つ
コーヒー、飴。抹茶、一口チョコレート
■夕飯
卵かけご飯、シチュー(タマネギ、人参、ジャガイモ、エリンギ、ホタテ。ブロッコリー)、アジのソテー(ピーマン、エリンギ)
2020年2月4日(火曜)
〇体重 51.2 〇BMI 19.4 〇体脂肪率 27.8
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
カップうどん(ネギ、かまぼこ)、高野豆腐(キュウリ)、ほうれん草のおひたし(削り節)、天ぷら(シイタケ、ピーマン)
※時間がないので、カップ麺で。左上のピンク色は岩塩で天ぷらに、赤いのは一味でうどんにかけています。
■お八つ
コーヒー、飴。紅茶、スコーン(ジャム)
■夕飯
サンドイッチ(10枚切り食パン2枚。フリルレタス、トマト、卵焼き。オリーブ)、シチュー(サヤエンドウ)、サラダ(フリルレタス、金時豆、パプリカ、くるみ。岩塩、黒胡椒、オリーブオイル)
コメント
「移動都市」「THE GULTY/ギルティ」は未見ですが、面白そうですね。私はクロエさんがピンとこなかったヤツにハマりましたねぇ(笑)
「ボヘミアン・ラプソディ」は’18年のマイベストですし、「ファーストマン 」と「グリーンブック」「アイ・トーニャ」はどれもベスト入り。ふふふ、こういう感性の違いって面白いですよね。友人ともよく「え〜?これのどこがいいの?」とか言い合ってます。
でもクロエさん、「グリーンブック」はヴィゴに衝撃受けてるうちに終わってしまったって(爆)クロエさんにとって、ヴィゴ・モーテンセンは永遠のアラゴルンなんですね。私はもっと若い時のヴィゴを密かに「間男俳優」と呼んでいました。続けて見た映画が2本とも人妻と関係してる役だったので…(失礼)
>「間男俳優」
また、あんまりな呼び方を(笑)。
私も最初、映画「OUT」で見た大森南朋の印象が強烈で(DV夫。妻に殺され、裸にされて女達にバラバラにされる)、以後どんな役をやってもあのイメージから抜け出せなくて困ります。NHKの「ハゲタカ」のファンドマネージャーしかり、最近のCMのいい旦那さんしかり。
「人は見た目が9割」というベストセラー本がありましたが、俳優も初見の印象がずっと残るのもしれません。
>こういう感性の違いって面白いですよね。
面白いですねー。でも他の人が面白いというものを楽しめない自分は、理解力が足りない(重要なことを見落としている)のではないかと不安に思ったりもします(汗)。