国立がん研究センターがん対策情報センターが出している冊子「肺がん」が先月改訂され、第4版となりました(2020年1月)。表紙のハトのイラストは変わっていません。
初版が出たのが2008年、第2版が2012年、第3版が2017年、そして第4版が2020年なので、改訂の間隔がどんどん短くなっている。ページ数も、第2版24ページ、第3版28ページ、第4版32ページと増え、がんに関する情報、治療法が増加、多様化してきているのがうかがえます。
※第2版から第3版への変化を記事にしています。→「国立がん研究センターの冊子「肺がん」第3版」
項目に「緩和ケア」が
第4版になって大きく変わった点は、「治療」に「免疫療法」「緩和ケア/支持療法」の項目が立ったこと。
ただ、「免疫療法」の項目は、免疫チェックポイント阻害剤(肺がんだとオプジーボやキイトルーダ、テセントリクなど)以外の、エビデンスのない怪しい免疫療法には近づかないようにという注意喚起。それだけ免疫療法という名前にだまされる患者が多いのでしょう。
※今日(2月12日)もネットに上がっていました。→「あの湘南美容グループ「がん免疫療法」の真相」(東洋経済ONLINE)
「緩和ケア」が入ったのは快挙だと思う。緩和ケア=末期ではなく、がんの診断と同時に緩和ケア科にかかってもいいというふうに、緩和ケアへの認識が変わりつつあるのを感じます。現在放送中のテレビドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」も、緩和ケアへの理解に一役買っていると思う。
「支持療法」は最近耳にするようになったけど、よく分かりません。
「治療」ページが増加
第4版は全体的に「治療」のページが増えている。
「手術(外科治療)」と「薬物療法」は2ページから3ページに、「放射線治療」は1ページから1.5ページになった。それぞれ説明が詳しくなったけれども、「薬物療法」と「放射線治療」は副作用を囲みで紹介しているのに対して、「手術」にはデメリットの説明はなし。第2版の状態に戻ってしまった。
この冊子だけ見た人は、「放射線と抗がん剤は怖い」と思って手術を選びたくなるかも。
肺がんの標準治療が分かる
第3版までと比べていいなと思ったのは、4ページの肺のイラスト。これまで正面から見た図ばかりだったが、第4版には下から見た肺のイラストも載っている。これだと、CTで輪切りにされた肺内部(断面)がよく分かります。
がんの中でも肺がん患者は人数が多いだけに、新しい治療法が次々と研究され、認可されている。今回は載っていなかったが、次の改訂版では、がんゲノム医療、光免疫療法、CAR-T細胞療法などが入るかもしれません。
肺がんのアウトラインをつかむにはとてもいい冊子だと思うけど、標準治療メインなので、私のように肺がん1Bから放射線治療へいけるチャート(治療の選択)はありません。
※冊子はこのサイト(国立がん研究センターがん情報サービス「肺がん」)の内容をコンパクトにまとめてあります。
2020年2月11日(火曜)
〇体重 51.3 〇BMI 19.4 〇体脂肪率 28.7
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
揚げ焼きそば(ショウガ、タマネギ、人参、シメジ、小松菜、モヤシ、かまぼこ、イカ)、吸い物(インスタント。ネギ)、サラダ(ブロッコリー、金時豆、ゆで卵。岩塩、黒胡椒、オリーブオイル)
焼きそばはエクストラバージンオリーブオイルで揚げています。具材にモヤシを足したら、野菜あんがあふれるほどに。たっぷりとお酢をかけていただきました
■お八つ
コーヒー、飴。紅茶、スコーン(ジャム)
■夕飯
雑穀入りご飯100グラム(ふりかけ)、味噌汁(ズッキーニ、マイタケ、油揚げ、ネギ)、サバの味噌煮(ショウガ、ネギ)、根菜の煮物(ゴボウ、人参、タケノコ、コンニャク、ちくわ、昆布)、海苔
2020年2月12日(水曜)
〇体重 51.8 〇BMI 19.6 〇体脂肪率 29.0
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
ラーメン(シメジ、ネギ、かまぼこ)、根菜の煮物、ブロッコリーとトマト(甘酢)
※先日作っておいたメンマを冷蔵庫から出そうとしたら、手を滑らせて中身を床にぶちまけてしまった。ゴマ油を結構な量使っているので、床もエプロンも油まみれ。中身はゴミ袋行き、床は液体石けんで拭き取り、エプロンは手洗いへ。
それもこれも、ふたをしっかりと固定しておかなかった自分のせい。ラーメンの具の中では一番好きなメンマを欠くことになって、残念至極。歯触りが似ているかと、根菜の煮物のタケノコで満足しました。
■お八つ
コーヒー、飴。紅茶、スコーン(ジャム)
■夕飯
雑穀入りご飯100グラム、エビ餃子のスープ(マイタケ、ニンニクの茎)、肉抜き酢豚(タマネギ、人参、ピーマン、タラの天ぷら)、キャベツとゆで卵のサラダ(岩塩、黒胡椒、オリーブオイル)
シャキシャキしたタマネギが大好き