「スカーレット」最終回と骨髄バンク

喜美子のモデルの女性陶芸家

昨日(3月27日)の中日新聞夕刊に、NHK連続テレビ小説「スカーレット」の主人公、川原貴美子のモデルである陶芸家、神山清子さんのインタビュー記事が載りました。

陶芸をしていた息子の賢一さんは29歳で白血病、余命2年半の診断を受ける。神山さんは当時、日本にはなかった骨髄バンクを設立しようと、息子の名前を冠した団体を立ち上げ活動。1991年に骨髄移植推進財団(後の日本骨髄バンク)が設立されるも、賢一さんはその翌年、31歳で亡くなったそうだ。

記事には、「私と賢一が立ち上がらなかったら、骨髄バンクはできなかった。」という神山さんの言葉があり、神山さんは女性陶芸家の先駆者で、骨髄バンク設立の立役者なんだと感服した。

最終週、骨髄バンクは出てこない

「スカーレット」は今日が最終回。私は朝ドラは録画しておき、その週の6本分をまとめて見るのが習慣で、昨日、神山さんの記事を読んだものだから、今日6本分を見たとき、骨髄バンクの話がいつ出るかいつ出るかと期待していたが、結局最後まで出てこなかった。

どうしてなんだろうとネットを見ると、当時、骨髄バンク設立の機運は全国で高まっており、神山さんだけが設立に尽力したわけではないという趣旨を記したサイトを散見した。私には何が真実なのかよく分からないけれども、自分たちも力を尽くしたという人にとっては、神山親子に手柄を全部持って行かれたようで腹立たしいのかもしれない。

すっきりしない終わり方

ドラマは中途半端な終わり方で後味が悪かった。骨髄バンク設立運動の話を入れないなら、息子の武志を25歳で死なせることはなかったのではないか。

武志が死んで2年後、喜美子は武志に「死なさへん、お母ちゃんが生かしたる」と言っていたことを元夫の八郎に打ち明ける。「何とかしたかった。何とかしてやりたい思うてた。そんなん無理やのにな」と自らに言い聞かすように、幾分、自嘲気味に。

その場面を見て、本家のほうが骨髄バンク設立運動に取り組んでいたことを知ってしまった一視聴者としては、「何とかしたかったなら、骨髄バンクの活動をすれば良かったのに」と、何だか歯がゆい思いにとらわれてしまったのでした。

「何とかしたかった」

もしかしたら、制作側はもともと骨髄バンク設立の話を入れたかったけど、どこからか横やりが入ったのか、何かに忖度したのか、単に話が膨らみすぎるのを懸念して断念したのか、そのせいで唐突にスピンオフ(喫茶店サニーの1週間)を入れることになったのか。

あるいは骨髄バンク活動を入れないことを前提に、武志の死をまだ骨髄バンク設立運動の機運が高まっていなかった1987年に設定したのか。さらに言えば、制作側は骨髄バンクの話を入れたかったという忸怩たる思いを、喜美子の「何とかしたかった」という言葉に代弁させたのではないかと推測(邪推)してしまった。

ドラマは面白かったのに、最後にもやもやが残ってちょっと残念でありました。

※「スカーレット」について以前書いています。→「「スカーレット」〜息子への病名告知

2020年3月27日(金曜)

〇体重 51.5 〇BMI 19.5 〇体脂肪率 28.6

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

トースト(10枚切り食パン2枚。ブロッコリー、パプリカ)、ツナのパテ(ツナ、タマネギ、オリーブ)、ミネストローネ(タマネギ、人参、ジャガイモ、サツマイモ、大豆、金時豆、トマト缶。ブロッコリー)、シメジとちりめんのアヒージョ(ガーリックオイル)、フルーツミックスの缶詰(ミカン、桃、パイナップル)

果物の缶詰は非常用。賞味期限が迫っていたので開けました。懐かしい味!

■お八つ

コーヒー、飴

■夕飯

卵かけご飯、アサリの味噌汁、ブリの照り焼き(シメジ、ピーマン)、キムチ納豆(ネギ)、根菜の煮物(ゴボウ、人参、コンニャク、丸天、昆布)

ブリ、ふわふわでうまし

2020年3月28日(土曜)

〇体重 50.9 〇BMI 19.3 〇体脂肪率 28.2

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

ボンゴレ・ロッソ(ペンネ乾麺70グラム。ニンニクオイル)、サラダ(ブロッコリー、うずら豆、ちりめん、大根、パプリカ、アボカド、グリーンオリーブ、クルミ。岩塩、黒胡椒、オリーブオイル、バルサミコ酢)、ミネストローネ

アサリは酒蒸しにして、アラビアータソースとあえています

■お八つ

コーヒー、飴

■夕飯

雑穀入りご飯100グラム、味噌汁(大根、サツマイモ、シメジ、ネギ)、だし巻き卵(卵2個。ブロッコリー)、根菜の煮物、キムチ納豆、梅干し、海苔、ブドウ

だし巻き卵、お正月以来です

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