2019月12月 2度目の経過観察-11 CEA2.6

12月10日(火)

午前中に名古屋市美術館で「カラヴァッジョ展」を見た後、地下鉄で病院へ。

今回から定期検査は血液検査のみで、CTはない。しかし血液検査は採血から検査結果が出るまでに時間がかかり、採血を受ける人が多いと、結果が出るまでにさらに時間を要する。そのため診察の予約時間の2時間前には病院へ着くよう時間を調整している。

放射線科の待合室でジェフリー・アーチャーの「獄中記 地獄編」(アーティストハウスパブリッシャーズ)を夢中になって読んでいると、予約時間より30分も早く名前を呼ばれた。名前を呼ばれるのが早くても遅くても、検査結果が悪かったんじゃないかと不安になる。

腫瘍マーカーのCEAは2.6。

CEAは、今年(2019年)3月が2.6、6月が2.2、9月が3.0だったので、3月の数値まで戻ったことになる。

特段心配することもないようで、ひとまず安堵する。

脳腫瘍と結膜下出血

前日の12月9日、白目の出血が引かないため、眼科で結膜下出血の診断を受けていた。→「結膜下出血が治らない

もしかしたら、がんが脳に転移し、その一症状として白目が赤くなっているのではないかと心配だった。眼科医からは「脳腫瘍では出血しない。結膜下出血で間違いない」とお墨付きをもらっていたが、どうせなら担当医からも太鼓判を押してもらいたかったので聞いてみた。

–脳腫瘍になるとこういう症状が出ることはないか。

「出ないこともない。ただ、それなら他の症状も出るはず」

–頭痛とか?

「あんまり心配しないほうがいい。検査もできるけど。必要はないと思う」

白目の出血より、他の症状が出たら心配すべきということで納得する。担当医は私の心配しすぎにあきれていたかも。でも、ぐずぐずと心配し続けるのは嫌なので、ちゃんと聞けて良かった。

次回の検査も3カ月後。転移した肺がんの治療が終わって2年が過ぎたが、まだまだ油断はできない。しばらくは3カ月ごとの検査になりそうだ。

「血液検査だけなら負担も少ないし」と担当医。

–先生の顔も見に来られるし。

と私。次回も何事もないことを願う。

11月は瀬戸と長久手へハイキング

例年5月と10月は気候も良くて絶好のハイキングシーズンだが、今年の10月は連日暑くて出かける気になれなかった。でも近場でいいから歩きたかったので、11月の連休に瀬戸市と長久手市(共に愛知県内)へ行ってきた。

2日は瀬戸の窯神の小径へ。常滑のやきもの散歩道とはまた違った趣。古い民家を利用した窯神の小径資料館では、ボランティアガイドの男性(定年後に始めたそうだ)から瀬戸物の歴史、特徴などを聞く。以前から関心のあった馬の目皿が大量に展示されており、目を奪われる。デザイン性の高い本業窯のタイルとの対比がユニーク。

4日は、長久手古戦場公園から御嶽神社、首塚、色金山歴史公園と史跡巡りのハイキング。色金山歴史公園は山の斜面に整備されており、上りきった高台からの眺望が素晴らしかった。小牧・長久手の戦いで家康が床几代わりに腰かけたという巨石が残っていたが、戦(いくさ)前の武将が眺めを楽しむ余裕はなかったろう。帰りにIKEA長久手へ寄ってきた。→「IKEA長久手、行ってきた

12月には、やはり以前から訪れたかった奈良の春日山原始林へ。近所だったら毎月でも出かけたい神気に満ちた空間だった。→「春日山原始林、歩いてきた

→続きです。

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