腫瘍マーカーに振り回されて

腫瘍マーカーの数値は当てになる?

今日ネットに上がっていた記事です。→「患者の多くは「腫瘍マーカー」の値に一喜一憂してしまう」(日刊ゲンダイ ヘルスケア+ 6月10日)

記事では前立腺がんの腫瘍マーカーPSAに翻弄される男性3人が紹介されていますが、数値が上昇したときの不安、ショックはよく分かります。腫瘍マーカー高値=がんというイメージが強いだけに、基準値を超えると崖から突き落とされたような気分になる。

肺腺がんに関する主な腫瘍マーカーは、CEAやSLX、ProGRP、KL-6。以前記事で紹介しています。→「2015年10月-1 放射線治療-5 腫瘍マーカー

私は肺がん患者となった当初、腫瘍マーカーは疑陰性や疑陽性になりやすく、あまり当てにならないと思っていた。しかし2017年のリンパ節転移は、CEAが上昇したことで見つかった。

CEAが上がってリンパ節転移が見つかった

2015年の最初の放射線治療後、CEAはずっと基準値の5.0以下で推移していたが、2017年4月に5.6と上昇。胸部CTの画像にも影が見つかったため、2カ月後にまた検査を受けたところ、CTの影は問題なかったが、CEAが7.5とさらに上昇していた。

「CEAが上がると、8〜9割何かある」という担当医のこれまでの経験に裏打ちされた言葉で、7月にPET/CTを受けたら、見立てどおりリンパ節への転移が見つかった。

私のがんはCEAに敏感に反応するようで、以来、CEAの数値を転移や再発、経過観察が順調にいっているかどうかの指標にしている。

そのためブログのカテゴリー「2度目の経過観察」の記事のタイトルには、CEAの数値を入れている。ただ、同じ肺腺がんでもCEAにあまり反応しない人もいるので、あくまで私に限っての指標という意味合いですが。

5.0を超えていたらどうしよう

定期受診のたび、担当医からはまずCEAの数値を告げられる。基準値の5.0を超えていたらどうしよう。最近は「4になったら嫌な感じ」と言われているため、さらに聞くのが怖い。小心者だと自認しつつ、毎回口の中をからからにしながら聞いている。

このCEAはいろいろながんの指標となる最も一般的な腫瘍マーカーで、記事には「CEA値(正常5ng/mlまで。消化器がんなどで上がる)では、喫煙者で10を超える場合もありました。」とある。

これだけ数値が上がると、気が気じゃないことでしょう。きっと今日も多くの人が腫瘍マーカーの数字に振り回されていることと思います。

2020年6月10日(水曜)

〇体重 51.0 〇BMI 19.3 〇体脂肪率 27.9

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

うどん(乾麺80グラム。干し椎茸、ワカメ、ホウレンソウ、ネギ、かまぼこ)、シメジとちりめんのアヒージョ(ガーリックオイル)、ゴボウと人参のきんぴら(白ごま)、甘夏

名古屋は6日続いた真夏日が収まり、今日の最高気温は27.7度(それでも夏日だけど)。ずっとフレンチスリーブだったのが、今日はさすがに七分袖を着ています

■お八つ

コーヒー、飴

■夕飯

雑穀入りご飯100グラム、ニラと卵の吸い物、天ぷら(シイタケ、ナス、ズッキーニ)、かき揚げ(タマネギ、人参、ちりめん)、ほうれん草のおひたし(削り節)、ブドウ

気温が低いうちに揚げものを! 欲張って、かき揚げはこれ以外に3枚揚げました

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