1億円超の治療費

コロナ治療で1億2000万円

3日前、ネットに上がっていた記事です。→「コロナ生還の男性に1億2000万円の請求書、米国」(APF BB NEWS 6月14日)

アメリカの治療費は高いとは聞いていたけど、これほど高額とは。しかしこの70歳の男性患者は公的医療保険制度メディケアの対象で、なおかつ新型コロナを対象とした特別措置などのため、支払いはゼロになる可能性があるという。

男性が言ったという「この費用の大部分を納税者が負担することに罪悪感を覚える」という言葉にはっとした。新鮮だった。

日本には高額療養費制度があるため、どんなに治療費が高額でも患者の自己負担額は低額に抑えられている。ではオーバーした高額な治療費を誰が払うかというと納税者なんだけど、日本ではそのことに感謝するとか罪悪感を覚えるという言葉をあまり聞いたことがない気がする。

1億6700万円の薬

先月5月20日、日本では初の1億円超えとなる薬、脊髄性筋萎縮症向け遺伝子治療薬「ゾルゲンスマ」が保険適用された。価格は1億6700万円なので、アメリカの70代男性のコロナの治療費よりも高いことになる。

ゾルゲンスマは、アメリカでは212万5,000ドル(約2億3,200万円)のため、日本でも2億を超えるかと思ったが1億円台に抑えられた(それでも日本最高額)。

※世界の高額な薬について以前書いています。→「時論公論「『超高額』新薬 負担は誰が?」

この薬は乳幼児向けなので、将来のある子どものためにはぜひ使ってもらいたい。高額療養費制度があって良かったと思う。

高額療養費制度、いつまで大丈夫?

でも、日本人が高額療養費制度を空気とか水道とか平和のように、あって当然、既得権だと思って湯水のように使っていると、いつか財源が枯渇して、痛いしっぺ返しを食らうんじゃないかと不安になります。

そもそも、日本には皆保険と高額療養費制度があるから薬価はいくら高くしてもいい、コストは考えていないという製薬会社や国のお偉いさんがいると聞く。

コロナで国庫が寂しくなった今、破綻への道に拍車がかかることになるのではないかと思うと、さらに暗澹たる気分になります。

※医療や薬のコストについて現行のままでは保険制度は遠からず破綻すると、里見清一医師は「医学の勝利が国家を滅ぼす」(新潮新書)などで何度も警鐘を鳴らしています。

2020年6月16日(火曜)

〇体重 51.1 〇BMI 19.4 〇体脂肪率 27.3

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

マグロの漬け丼(酢飯100グラム、貝割れ菜、マグロ)、吸い物(ワカメ、シメジ、ネギ、油揚げ、かまぼこ)、ゴボウと人参のきんぴら(白ごま)、キムチ納豆(ネギ)、キウイ

マグロはさくで買ってきて、食べるたびに切っています

■お八つ

コーヒー、飴。ココア

■夕飯

冷やしそば(乾麺80グラム。干しシイタケ、オクラ、トマト、海苔)、シメジとちりめんのアヒージョ(ニンニクオイル)、サツマイモのグレープフルーツジュース煮(キュウリ)

今年初の冷たい麺。汁は自作です→「めんつゆ黄金比

2020年6月17日(水曜)

〇体重 51.6 〇BMI 19.5 〇体脂肪率 28.0

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

天丼(雑穀入りご飯100グラム。かき揚げ、ネギ、卵)、味噌汁(カボチャ、シメジ、ワカメ、油揚げ)、キムチ納豆(ネギ)、ゴボウと人参のきんぴら(白ごま)、キウイ

■お八つ

コーヒー、飴。グレープフルーツジュース

■夕飯

冷やしそば(乾麺80グラム。干しシイタケ、オクラ、ラディッシュ、海苔)、イカとズッキーニの炒めもの(タマネギ、人参、シメジ)、高野豆腐(ブロッコリー)

※冷やしそば、おいしくって連チャンです。

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