昨日ネットに出ていた記事です。→「がん検診で見逃しや誤診 医師に法的責任を問えるか」(北海道新聞 6月26日)
画像診断でがんを見過ごされ、次に見つかったときはすでに手遅れ。この手の話、よく見聞きしますが、それだけ見落としや誤診が多いということなのだと思います(患者としては怖い話)。
レントゲンで肺がんを見落とされたら
記事で例として挙げられているのが、肺がんの胸部エックス線写真(肺のレントゲン写真)。
市町村などがやっている「健康診断」(集団健診)だと、医師は大人数の画像を見なきゃいけないため、腫瘍が小さかったり、他の臓器と重なっていると、見つけることが難しいという。
去年は何も写っていなかったのに今年になって影が見つかった、というのは5年前の私のケースですが(→「2015年6月-1 がんかもしれない」)、似たようなことはどの医療機関でもひんぱんに起きていると思う。でも、こういう大人数の受診者の読影を短時間で行う集団健診での見落としは、医師の責任は問えないそうだ。
じゃあ、肺がんの有無に特化して調べる「肺がん検診」なら確実に見つかるかというと、これも100%ではない。見過ごされて、大きくなったり転移したがんが見つかったときはすでに手遅れというケースを、たまにニュースで見聞きします。こちらの場合はさすがに医療機関が過失を認めて謝罪している。
AIで画像診断、実用化は近い?
やはり人の目で100%正しく読影するのには限界がある(人は集中力が落ちるし、疲れるし)。早くAIが画像診断してくれないものかと思ったら、すでに複数の企業が取り組み始めているのですね。
「胸部エックス線 AI」と検索しただけで、コニカミノルタ(アメリカのベンチャーEnlitic社、丸紅と共同)、みずほ情報総研(福島県立医科大学との共同)がヒットした(ほかにもたくさんあると思う)。
みずほ情報総研は2021年以降のAI読影支援サービス開始を目指しているとあるので、実用化は意外と近いかも。いや、新型コロナの世界的な感染拡大で、AIを用いた胸部エックス線画像による新型コロナ検出の需要が一気に高まっていることから、ついでに肺がんのAI診断もはずみが付いて、もっと早期に実用化されるかもしれません。
※以前こんな記事も書いています。→「レントゲン、どれくらい信じられる?」
2020年6月27日(土曜)
〇体重 51.2 〇BMI 19.4 〇体脂肪率 28.2
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
フジッリ・アラビアータ(乾麺70グラム。ニンニクオイル)、サラダ(フリルレタス、タマネギ、ニンジン、ちりめん、ブロッコリー、キウイ、パプリカ、トウモロコシ、ゆで卵、くるみ、オリーブ。岩塩、黒胡椒、オリーブオイル、バルサミコ酢)
サラダのトウモロコシ、食べるときに実を外すのがちょっと面倒ですが、こうしないと実がバラバラになってしまうので
■お八つ
コーヒー、飴
■夕飯
雑穀入りご飯100グラム、味噌汁(ワカメ、人参、マイタケ、油揚げ、ネギ)、さつま揚げとズッキーニ、大豆のサラダ(タマネギ、ツナ。ブロッコリー)、ゴボウと人参のきんぴら(白ごま)、プラム(メスレー)
2020年6月28日(日曜)
〇体重 51.3 〇BMI 19.4 〇体脂肪率 28.8
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
冷やし細うどん(乾麺80グラム。干しシイタケ、キュウリ、トマト、トウモロコシ)、シイタケとチリメンのアヒージョ(ニンニクオイル)、大豆のサラダ(ブロッコリー)
冷たい麺には夏野菜をたくさん載せたくなります
■お八つ
コーヒー、飴
■夕飯
雑穀入りご飯、味噌汁(ワカメ、タマネギ、人参、マイタケ、油揚げ)、クリームコロッケとエビフライ(フリルレタス)、カボチャとゆで卵、ゴボウと人参のきんぴら、プラム
フライには岩塩をかけていただきます