捏造データをもとに肺がん患者へ臨床研究

COPD(慢性閉塞性肺疾患)の肺がん患者が対象

大阪大学病院のN医師の論文をもとに臨床研究が行われたが、その論文はデータの改ざんや捏造があったというニュース。一昨日(18日)ネットに上がり、阪大病院のHPでも謝罪報告がありました。

臨床研究の対象者はCOPD(慢性閉塞性肺疾患)を合併した肺がん患者。COPDは気管支や肺が炎症を起こし、呼吸がしづらくなる病気です。原因の9割が喫煙のため「たばこ病」とも言われる。

「笑点」の司会者だった桂歌丸師匠はかつて1日40本吸っていたヘビースモーカーで、COPDで亡くなった。最晩年、酸素ボンベを付けてよろよろ歩いていた姿が忘れられません。

臨床研究への不信感も

阪大の医師が発表したのは、COPDの肺がん患者に心臓から分泌されるホルモンを投与すると、術後の血中の炎症反応が抑制されるという論文。それをもとに、臨床研究は全国10施設で335人を対象に実施。比較研究なので、ホルモンを投与されたのは約半数の160人。

まず、COPDの肺がん患者さんがこれだけいることに驚きます。COPDで日頃苦しい思いをしていたら、少しでも救われたい、楽に呼吸をしたいと、臨床研究の話に乗りたくなるのはよく分かる。

それだけに、今になって論文は捏造だった(最初から効果、改善は見込めなかった)というのは、参加患者にとって落胆と怒りの極みではないでしょうか。治療に希望をつないでいた他の患者、家族、医療関係者にとっても大きな裏切りでしょう。

さらに臨床研究そのものへの信頼を損なわせることにもなりかねない。N医師の罪は重いと思う。

COPDの苦しさ、怖さ

以前、COPDと肺がんについて書いています。→「タバコと肺がんとCOPD

この中で紹介した記事「喫煙と肺がんの実はよく知られていない関係」(東洋経済 2018年)を改めて読み、COPDの怖さを再認識しました。

「COPDの恐ろしいところは、なかなか死ぬことができないことです。まるで首を弱い力で絞められるような状態で5年も10年も生きていく。思うように呼吸ができず、酸素吸入をしながらよたよた歩く。」

そういう状態から少しでも救われたくて参加した患者さんもいると思うんですけど(重症過ぎて対象じゃないのかもしれませんが)。

2020年8月19日(水曜)

〇体重 51.3 〇BMI 19.4 〇体脂肪率 27.6

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

ざるきしめん(乾麺80グラム。貝割れ菜、カニかまぼこ。薬味はネギ、ミョウガ、ショウガ)、アヒージョ(エリンギ、ちりめん、エビ。ガーリックオイル)、キムチ納豆(ネギ)、イチジク

今日の名古屋の最高気温は36.6度で、最低気温が28.2度。これで最低って異常です

■お八つ

コーヒー、飴

■夕飯

焼きビーフン(タマネギ、人参、シメジ、空心菜、竹輪、イカ)、味噌汁(ワカメ、マイタケ、カボチャ、油揚げ、卵)、サラダ(キュウリ、トマト、ブドウ、くるみ。岩塩、黒胡椒、オリーブオイル)、トウモロコシ

空心菜ってパックブンというタイ野菜だということを初めて知りました。いろいろ使えて便利です

2020年8月20日(木曜)

〇体重 51.6 〇BMI 19.5 〇体脂肪率 27.4

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

ざるそば(乾麺80グラム。薬味はミョウガとネギ)、ニラの卵焼き、冷や奴(ネギ、ちりめん、梅干し)、イチジク

今日の名古屋も暑い。最高気温37.6度、最低気温27.8度

■お八つ

コーヒー、飴。クラッカー

■夕飯

サーモンの漬け丼(酢飯100グラム。貝割れ菜、サーモン)、吸い物(ワカメ、マイタケ、空心菜、竹輪)、サラダ(ブロッコリー、トマト、紅絞り豆、くるみ。岩塩、黒胡椒、オリーブオイル)、ゴボウと人参のきんぴら(白ごま)

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