地震発生時、大阪のIKEAにいた
東日本大震災から今日で10年。テレビから流れてくる当日の津波の映像に、地震のすさまじさを改めて思い知らされます。
2011年3月11日の午後、私は大阪のIKEAにいました。当時、名古屋にIKEAはなく(2017年にようやく長久手にできた)、現在のようにネット販売もしてなかったので、IKEAの製品が買いたければ実店舗に赴くしかなかった。
もし大阪で、名古屋で、地震が発生していたら
IKEA鶴浜店は大阪湾の入り組んだ埋め立て地にあり、目の前が海。もし地震の震源地が大阪だったら、津波はIKEAをのみ込んだかもしれない。ただIKEAは天井が高いので、2階に逃げて救助を待つことになっていたかも。
でも、助かったとして名古屋にはどうやって戻ればいいのか。猫は食べるものがなくて餓死したのではないか。いや、脂肪をたっぷりと蓄えた猫だったので、水さえあればしばらくは生き延びることができたのか。
あるいは地震が発生したのが愛知県で、名古屋は津波に襲われ、甚大な被害を受けていたかもしれない。そうすると交通が寸断されて、やはり大阪から戻ることはできなかったのではないか。
いやいや、私は生き延びることを前提に考えているけれども、そもそも波にのまれてしまう可能性だってある……。
たまたま被災しなかっただけ
東北の震災後、この日のことを繰り返し繰り返し考えた。もし自分が被災していたら、どうなっていたか。その後の生活はどう変わったか。
10年前のあの日、東北で起こったことは、私の身に起きてもちっとも不思議じゃなかった。
地震の4年後(2015年)、私は肺がんと診断され、その2年後に転移が見つかり、同じ年に猫は死んだ。
震災から10年、あまり変化はないように思えるのに、私自身にも周りにも、少しずついろんなことが起きている。
そんなささいな日常を送ることも果たせなかった大勢の人がいることを忘れてはいけないと、3.11という数字は毎年、思い起こさせてくれる。
※10年の今日のことを以前、書いています。→「大阪で東日本大震災に遭遇-1〜ようやく訪れたIKEAで」「大阪で東日本大震災に遭遇-2〜名古屋に戻れない」
2021年3月11日(木曜)
〇体重 51.0 〇BMI 19.3 〇体脂肪率 28.1
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
ペンネ・ボンゴレロッソ(乾麺70グラム。ガーリックオイル、アサリ)、サラダ(金時豆、ちりめん、ラディッシュ、ブロッコリー、紅菜苔、パプリカ、ゆで卵、くるみ、オリーブ。岩塩、黒胡椒、オリーブオイル)、コンソメスープ(インスタント)
※昨夜茹でた紅菜苔(こうさいたい)をサラダに加えてみました。オリーブオイルにも合います。
そういえば10年前の今日のお昼は、IKEAのレストランでスパゲティーをいただきました。学校給食のソフト麺みたいで悲しくなったのを覚えています(値段相応だけど)
■お八つ
コーヒー、飴。抹茶、クッキー
■夕飯
雑穀入りご飯100グラム、吸い物(ワカメ、ネギ、シメジ、かまぼこ)、大根の煮物(コンニャク、厚揚げ)、レンコンと人参のきんぴら(ごま)、ほうれん草のおひたし(クルミ)、梅干し、海苔、はっさく
作ったのは吸い物だけで、あとは作り置きばかり。疲れているときはありがたい(だから梅干しがほしくなったのかも)