たばこを吸っていないのに肺がん、特に肺腺がん(非小細胞肺がんの腺がん)に罹患したという女性の話をよく聞きます。その理由として、アジア人女性にはEGFR遺伝子変異が多いせいだという記事を昨年、紹介しました。→「たばこを吸わない女性が肺腺がんになるわけ-1」
しかし、実は閉経の時期が関わっているらしいという興味深い記事を見つけました。→「非喫煙女性の肺がん危険因子とは 多目的コホート研究JPHC Study」(ヨミドクター 5月29日)
女性ホルモンのエストロゲンが犯人か
たばこを吸っていない女性4万2000人を21年間追跡調査した結果、
・閉経年齢51歳以上の女性は、閉経年齢47歳以下の女性より、肺腺がんの罹患リスクは1.41倍。
・初経から閉経までの期間が36年以上と長い女性は、32年以下の短い女性より、リスクは1.48倍。
・閉経前の女性より、自然閉経を迎えた女性のリスクは1.99倍、外科的手術により閉経した女性は2.75倍。
などの結果が出ているそうです。
研究では、肺腺がんの罹患リスクを押し上げているのは女性ホルモンのエストロゲンではないかと推測している。
正常な肺や肺がん組織にはエストロゲンの受容体がある。初経から閉経までの期間が長いということは、「高濃度のエストロゲンに長期間さらされるということであり、それが肺がんリスクの上昇に関連したのではないか」(記事より引用)なんだそうです。
たばこを吸わない女性が肺腺がんになりやすいのは、副流煙なんかのせいじゃなく女性ホルモンが原因だとしたら予防のしようもないわけで、何か理不尽な感じがしますが。
「がんリスクチェック」
研究を行ったのは国立がん研究センター社会と健康研究センターですが、サイトにはこの研究について載っておらず。でもトップページに「がんリスクチェック」というコーナーを見つけたので、興味本位で入ってみた。
リスクチェックは6種類あり、大腸がんや胃がん、脳卒中はあるけれど、肺がんのリスクチェックはなし。そこで「がんと循環器の病気リスクチェック」と「5つの生活習慣によるがんリスクチェック」をやってみました。
年齢や身長、体重、飲酒、喫煙、運動習慣などの質問に答えていったところ、私は「健康なグループ」「5つの健康習慣を実践するグループ」に属し、「がんになる危険度」は同年代平均より下でした。
うーん、がんサバイバーなのに「がんになりにくい」なんて喜んでいいのかどうか。まあ今後、別のがんになる危険度はきっと低いはずと思っておきます。
2021年8月5日(木曜)
〇体重 51.1 〇BMI 19.4 〇体脂肪率 27.7
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
冷やし中華(キュウリ、ニンジン、アスパラガス、錦糸卵、カニかまぼこ)、枝豆、イエローキング
冷やし中華はごまだれ
■お八つ
コーヒー、飴。ココア
■夕飯
雑穀入りご飯100グラム、カレー鍋(タマネギ、ニンジン、カボチャ、エリンギ、ナス、ズッキーニ、豆腐、イカ)、ゴーヤー(かつお節削り)、キウイ
カレーは暑いときの味方
2021年8月6日(金曜)
〇体重 51.1 〇BMI 19.4 〇体脂肪率 28.3
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
冷やしきしめん(乾麺80グラム。干しシイタケ、おろしショウガ、キュウリ、ミョウガ、カニカマ)、アヒージョ(シイタケ、エリンギ、ブロッコリー、ちりめん。ガーリックオイル)、ゴボウとニンジンのきんぴら(ごま)、イエローキング
おろしたショウガはシイタケの上に載せております
■お八つ
コーヒー、飴
■夕飯
雑穀入りご飯100グラム、味噌汁(ワカメ、大根、なす、ズッキーニ、卵)、焼きもの(厚揚げ、エリンギ、ピーマン、生姜醤油)、ゴーヤー、トウモロコシ、梅干し、海苔
暑くてスーパーに行けず、だんだんと冷蔵庫の中の空きが目立ってきました