肺がん1期、先進国では放射線治療の割合が高い

日本でがん治療が手術偏重なのは

日本のがん治療はなぜ外科手術至上主義なのか。先進国では放射線治療が主流になっているがんでも、なぜ日本では手術が標準治療となっているのか。

という疑問に焦点を当てた記事が、時期を同じくして2つの媒体から出ておりました。

→「がん治療での日本と世界の乖離 日本で「手術」が多く「放射線治療」が少ない背景」(NEWSポストセブン 8月15日)

→ドキュメント「癌からの生還」連載〜第1回「東大病院から逃亡した記者が元主治医に直撃「なぜ説明してくれなかったのか」」第2回「がん治療で世界に取り残される日本。なぜ手術至上主義から抜け出せないのか」第3回「「マクドナルド化」する日本のがん治療、世界から取り残されて破綻寸前」(DIAMOND online 8月13日〜15日)

こちらは以前、ブログ「最適ながん治療を求めたジャーナリスト」で紹介した食道がんサバイバー、金田信一郎氏の新たな記事です。

今も外科の力が強いため

どちらの記事も肺がんステージ1の治療法(手術と放射線治療の割合の比較)が例に引いてあります。

先進国では手術が減少して放射線治療が増加しているのに、日本では手術95%、放射線治療5%と、圧倒的に手術偏重となっている。

その理由は、病院内の診療科の力関係で、発言力の強い外科が放射線科を下に見ているため。うーん、これっていまだにそうなんでしょうか。

近藤誠医師が「患者よ、がんと闘うな」(文春文庫)を発表したのが1996年。私は2000年頃、父の肺がん治療の参考にこの本を読んで、診療科間にこんなヒエラルキーがあるなんて、病院って何て怖い世界なのかと肝が冷えたものですが、その後、自分も肺がんに罹患。

2015年に近藤誠セカンドオピニオン外来を訪れたとき、「放射線治療を受けたいのに、放射線科の医師が呼吸器内科の医師に気を使って受けさせてくれない」と困り果てている状況を訴えたら、近藤医師から「今も変わらない」と言われて驚愕した。本が出てから20年もたっていたので、状況はすっかり変わっているものと思い込んでいたが、がん治療界に君臨していたのは相も変わらず外科のままでした。

→そのときのことを書いています。

2015年8月-13 近藤誠セカンドオピニオン外来へ行く-1
8月22日、新幹線に乗って東京・渋谷の近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来へ。 久々の東京なので余裕を持って出

それから6年。2つの記事によると旧態依然は今なお変わりないようで、驚くやらあきれるやら。

コスパに優れた放射線治療は日本の医療財政を救うかも

DIAMOND onlineの記事の、(手術中心の)「標準治療」が医師の思考停止を招いている(マニュアルどおりに治療すればいいから)という指摘にはぞっとしました。

ただ、昔と違って医療に関する知識は日々アップデートされて膨大になっており、医師がそれらに目を通し、知識を吸収するには無理がある。だからマニュアルに従っておけば間違いないとして、画一的な治療がはびこってしまっても仕方ないかもしれません。

一方、NEWSポストセブンの記事にあるように、放射線治療は手術に比べて人手もコストも少なくてすむ。それで治療成績が変わらないのなら、コストパフォーマンスに優れた治療法ということになる。先進国のように放射線治療の割合が上がってくれば、高騰する日本の医療費抑制にも効果があるのではないでしょうか。

2021年8月17日(火曜)

〇体重 50.7 〇BMI 19.2 〇体脂肪率 27.7

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

山菜うどん(乾麺80グラム。干しシイタケ、山菜、三つ葉、カニかまぼこ)、シイタケとちりめんのアヒージョ(ガーリックオイル)、枝豆、バナナウリ

雨天で自然光が少ないため、料理の色がくすんだ感じに

■お八つ

コーヒー、飴

■夕飯

雑穀入りご飯100グラム、ニラ玉の吸い物、野菜炒め(タマネギ、ニンジン、ほうれん草、ベーコン)、冷や奴(かつお節削り、ミョウガ、ネギ、おろし生姜)

冷や奴は薬味三昧

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