荒井里奈さん「舌はないけど」
リアルタイムのがん闘病記は、私も含めてブログで発信している人は多いのですが、新聞連載で女性でというのは聞いたことがないと思う。
それだけに、4年前から中日新聞で始まった荒井里奈さんの「舌はないけど」は毎回、関心を持って読んでおりました。連載は(おそらく)月に2回のペース。
荒井さんのがん種は腺様嚢胞がん。主に頭頸部にできるがんだが、国立がん研究センターのサイトでは希少がんの一つで「まれな腫瘍」と書かれている。
となると患者数は少なく、その分、がんや治療法についての情報も限られているはず。告知されてから必要な情報になかなか辿り着けず、心細かったのではないでしょうか。
一方、肺腺がんは患者数が多く情報もあふれかえっているので、自分が知りたい情報を複数の中から選び取ることができる(ただ、情報は玉石混交なので取捨選択を間違えないことが肝要だけど)。これを当たり前のように思って来た自分を恥じるばかりです。
昨日で連載は終了
荒井さんは腫瘍のあった舌の大半を切除。直後は仕事も旅行もできていたが、がんは肺に転移。一人暮らしで治療を続けていたが、次第に体力が落ち、現在は実家に戻って車椅子生活を送っているそうだ。
そのため、新聞連載は「残りの時間は自分のために使おうと」、昨日9月7日が最終回(83回)となった。
彼女を手を緩めることなく襲う無慈悲な病魔には、憤りと理不尽さを覚えるばかり。それでも人生を前向きに楽しもうという荒井さんの姿勢には、毎回こちらこそ励まされていた。いつかまた連載の続きを綴ってくれるのを待ちたいと思います。
※2年前に出た荒井さんの本。→「舌はないけど がんと生きる」(中日新聞社)
※荒井さんは2022年1月17日に亡くなられました。ご冥福をお祈りします。
2021年9月7日(火曜)
〇体重 50.7 〇BMI 19.2 〇体脂肪率 28.2
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
ちゃんぽん(タマネギ、ニンジン、キャベツ、ピーマン、シメジ、エノキダケ、イカ、チクワ)、イチジク
こういう温かい麺を食べたくなる季節になってきました
■お八つ
コーヒー、飴。枝豆
■夕飯
雑穀入りご飯100グラム、味噌汁(ワカメ、カボチャ、オクラ、油揚げ、卵)、厚揚げのキノコあん(厚揚げ、シイタケ、シメジ、マイタケ、エノキダケ)、じゃこおろし、梅干し、海苔
キノコは4種類使ってみました
2021年9月8日(水曜)
〇体重 50.8 〇BMI 19.2 〇体脂肪率 28.2
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
そば(乾麺80グラム。干しシイタケ、山菜、ネギ、カニかまぼこ、天かす)、キムチ納豆(ネギ)、イチジク
昨夜から山菜そばが食べたかったので、成就できて満足
■お八つ
コーヒー、飴。抹茶、一口チョコレート
■夕飯
雑穀入りご飯、ニラ玉の吸い物、塩ザケ、根菜の煮物(ゴボウ、タケノコ、ニンジン、コンニャク、チクワ、昆布)、ゴーヤー(かつお節削り)
ゴーヤーの高値が続いていましたが、小ぶりのせいで安値のものを発見。味は変わりなし