MR画像誘導放射線治療装置「メリディアン」
昨日、ネットで目に付いた記事です。→「がんを見ながら放射線治療できる「メリディアン」は何が凄いのか?」(日刊ゲンダイヘルスケア+ 11月19日)
メリディアンは、MRI(磁気共鳴画像)でがんの位置をリアルタイムで確認しながら、リニアック(直線加速器)で放射線治療できる医療装置。通常のリニアックに比べ、ピンポイントでより正確に、高線量の放射線をがんに照射できるようです。
私自身は2015年と2017年に放射線治療を受けたのだけど、当時はメリディアンについて全く耳にしたことがなかった。それだけ新しい治療法なんですね。
正式名称は、MR画像誘導放射線治療装置「MRIdian(メリディアン)」。MRIと子午線meridianを引っ掛けて命名したのでしょうか、印象的な名前です。
日本では2つの医療機関が導入
画像とITの医療情報ポータルサイトinnavi netの「ITEM2021 伊藤忠商事 取材速報 MRIとリニアックが一体化しMR画像による治療計画、モニタリングが可能な「MRIdian Linac」を紹介」(2021年4月18日)によると、メリディアンはアメリカの企業が開発し、現在世界で41台が稼働中。日本国内では2016年から国立がん研究センター中央病院、2018年から江戸川病院と、2つの医療機関が導入しています。
国立がん研究センター中央病院放射線治療科のサイト「即時適応放射線治療を用いた次世代高精度放射線治療」に、メリディアンのこれまでの治療成績が出ている。肺がんももちろん適用対象で、割合は少ないながらも(6%)実施されています。導入当初は公的保険適用外だったが、現在は保険適用になっているようです。
ただ、同ページによると「現在、換装工事のため運用停止中。2022年度の春に治療再開を予定」とのこと。もしがんの進行具合と時期が合えば、治療の選択肢の一つに入れてもいいかもしれません。
とはいえ、一つ疑問が。日刊ゲンダイの記事にあるように、それほど画期的な治療法なら、日本で2台なんていわず、もっと全国に広まっていてもいいのでは。それとも、導入する医療機関はこれから増えていくのでしょうか。
2021年11月19日(金曜)
〇体重 50.2 〇BMI 19.0 〇体脂肪率 27.9
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
ラーメン(シメジ、ネギ、かまぼこ)、野菜炒め(タマネギ、ニンジン、ピーマン、エリンギ、小松菜、厚揚げ、ちくわ、イカ)、柿
刻みネギをたっぷりのせてみました
■お八つ
コーヒー、飴
■夕飯
雑穀入りご飯100グラム(塩昆布、海苔)、味噌汁(大根、サツマイモ、マイタケ、油揚げ、ネギ)、イワシのパン粉焼き(ブロッコリー)、根菜の煮物(ゴボウ、タケノコ、ニンジン、コンニャク、ちくわ、昆布)、キウイ
味噌汁にもネギたっぷり
2021年11月20日(土曜)
〇体重 50.9 〇BMI 19.3 〇体脂肪率 28.3
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
雑煮(切り餅2個、干しシイタケ、小松菜、エノキダケ)、アヒージョ(シメジ、エリンギ、ブロッコリー、ちりめん。ガーリックオイル)、根菜の煮物、柿
キノコ4種類。キノコ好きなので幸せ
■お八つ
コーヒー、飴。クラッカー
■夕飯
ピザトースト(バタール、タマネギ、チーズ)、スープ(タマネギ、ニンジン、サツマイモ、シイタケ)、ホタテのクラムチャウダーのキッシュ、サラダ(フリルレタス、カリフラワー、ミニトマト。岩塩、黒胡椒、オリーブオイル)
キッシュは一昨日焼いたもの。あと1ピースあります
コメント
重粒子線は保険適応ではないけれど、このメリディアンは保険適応なら、もっと多くの病院に普及して欲しいですね。
新しいガン治療が次々出てきて、どうせガンになるのなら少しでも後からなった方がいいですね。でも選択肢が多すぎてかえって迷ってしまうかも……
問題は、医療側がその患者に最適な治療法を示してくれるのか?それとも最初にかかった科や、医師間の縄張りとかに巻き込まれてしまうのか?
報道される新しい治療法と現場のギャップがいろいろありそうな不安もあります。
tontonさん、今晩は。
がん治療って、ほんと情報戦ですよね。自分のがんに合った治療法、医師、病院があっても、情報リテラシーが低いばかりに、その情報にたどり着けないことがある。命に関わることがあるだけに、怖いなあと思います。
>でも選択肢が多すぎてかえって迷ってしまうかも……
おっしゃる通り、これが一番の問題かもしれません。偏りのない立場で適切なアドバイスをしてくれる専門家を切に希望したいですね。