今日、ネットに上がった記事です。→「肺がんを治す放射線の「ピンポイント照射」 手術と同等の成績を示す研究結果が明らかに」(AERA dot. 2月22日)
体幹部定位放射線治療(SBRT)と手術
肺がんには、腺がん(私もこれ)など非小細胞肺がんが多いのですが、日本では初期(ステージ1、2)の非小細胞肺がんと診断されると、標準治療である手術へ自動的に送られます。
ただ、手術を受ける体力がなかったりすると、放射線治療を勧められます。国立がん研究センターのサイトの肺がん「治療」のページを見ても、そういう流れになっている。
でも、私は初期の肺がんなら、放射線治療も手術も治療成績に変わりはない、逆に手術はがんが暴れて全身に広がり危険なことも、という近藤誠医師の本を読んで、放射線治療を選んだ。
放射線治療にもいろいろ種類がありますが、私が2015年に受けたのは、記事にも出ている体幹部定位放射線治療(SBRT)です。ピンポイント照射とも呼ばれる。以下、定位放射線治療とします。
非小細胞肺がん1Aの患者80人ずつで比較
定位放射線治療を受けた後、肺がんの患者会に何度か出ましたが、私のように肺腺がんステージ1で放射線治療を受けた患者さんはおらず、奇異な目で見られることもしばしばでした。
こんな具合で、初期の肺がんには放射線より手術のほうが優れているという空気があったのだけど、それに風穴を開けてくれるかもしれないのが、今回の記事です。
2021年、アメリカのMDアンダーソンがんセンターの研究で、定位放射線治療と手術の治療成績は同程度ということが明らかになった。
研究対象は、ステージ1Aの非小細胞肺がん患者のうち、体幹部定位放射線治療(SBRT)を受けた患者、手術(肺葉と近くの縦隔リンパ節を切除)を受けた患者80人ずつ。
3年後の生存率は、どちらも91%。5年生存率は、放射線が87%、手術が84%と、ほぼ同じでした。
今も放射線治療という選択肢があることを教えてもらえない
AERAの記事にもありましたが、初期の非小細胞肺がんと診断されると、医師から手術しか勧められず、放射線治療という治療法があることを教えてもらえない。今もこういう患者は多いと思う。
でも、治療成績が同じなら、体への負担が少なく、治療時間も短くすむ定位放射線治療に軍配が上がるのは自明の理でしょう。これから治療を受けようとする初期の肺がん患者さんに、もっと広まってほしい情報です。
※
体幹部定位放射線治療(SBRT)の肺がんへの保険適用は、腫瘍の直径が5cm以下で転移のない原発性肺がんです。
2022年2月21日(月曜)
〇体重 50.7 〇BMI 19.2 〇体脂肪率 28.0
■朝
牛乳、野菜ジュース
■お昼
ラーメン(ネギ、かまぼこ、メンマ)、サラダ(カリフラワー、ブロッコリー、金時豆、ちりめん、ラディッシュ、クルミ。岩塩、黒胡椒、オリーブオイル)、伊予柑
いつもカリフラワーは生のまま食べていますが、今日は寒いので、ブロッコリーと一緒にレンジで蒸しました。こっちもいけます
■お八つ
コーヒー、飴。抹茶、一口チョコレート
■夕飯
サンドイッチ(カンパーニュ2枚。フリルレタス、トマト)、クラムチャウダー(タマネギ、ニンジン、ブロッコリーの茎、エリンギ、金時豆、ホタテ、牛乳)、オムレツ(卵2個、粉チーズ)、伊予柑
オムレツ、適当に作ったら残念な仕上がりになってしまった
2022年2月22日(火曜)
〇体重 50.8 〇BMI 19.2 〇体脂肪率 28.3
■朝
牛乳、野菜ジュース
■お昼
焼きビーフン(タマネギ、ニンジン、シメジ、小松菜、ちくわ、イカ)、スープ(ワカメ、エノキダケ、ニンジン、モヤシ、ネギ)、伊予柑
ビーフン、腰があっておいしい
■お八つ
コーヒー、飴
■夕飯
雑穀入りご飯100グラム、吸い物(インスタント。ネギ)、厚揚げのキノコあん(シメジ、シイタケ、マイタケ、エノキダケ。ネギ)、ほうれん草のおひたし(塩昆布、クルミ)、ゴボウの昆布巻き、伊予柑
キノコあんは4種類のキノコを使ってみました