「国際芸術祭あいち2022」の開催は10月10日まで。8日、駆け込みで有松会場へ行って来ました。
名古屋市緑区にある有松は、有松・鳴海絞りで知られる所で、東海道沿いに昔ながらの建物が点在する街並み保存地区です。絞り染めで財をなした商家や蔵などを会場に、現代美術家の作品が展示、上映されています。
街並み保存地区の伝統家屋が会場
有松を訪れるのは20年ぶりくらい。土曜でしたが、人はあんまり多くなかった。
有松絞りの開祖と言われる竹田家の商家。30年以上前に一度来たことがあります。外観は純和風の立派なお屋敷。
中にはこんな洋室も。天井が高い。江戸時代から今に至るまで、どんな商談が交わされてきたことか。
洋室を進むと、右手に大広間。ドイツの2人組プリンツ・ゴラームのお面と映像作品「見られている」。
竹田家の離れ。隠居した当主が住んだと聞いたことがあります。
竹田家の離れにある茶室(2畳の小間「栽松庵」)。こんなところでお茶を点ててみたいものです。展示されていたのは、メキシコのガブリエル・オロスコの「尺」(左手の長い棒)と掛け軸。
軒先にすだれのような絵画
江戸末期に建てられた絞り問屋、岡家。軒先に吊してあるすだれのようなものは、タイのミット・ジャイインのリボン状の絵画作品「ピープルズ・ウォール(人々の壁)」。有松会場のあちこちに屋外展示してありました。
この絵画作品を始めとして、有松会場の作品はどれもコンパクトサイズで重量感がない印象。もしかして作家たちは、伝統的な建築物が傷まないように小さくて軽い作品を求められたんじゃないかと考えてしまった。
岡家。AKI INOMATAの「彼女に布をわたしてみる」。歴史のある家屋と映像作品のコントラクトがユニーク、と思ったら、写っていたのはミノムシでした(背筋がぞわっ←虫がダメなので)。
岡家。日本人とサモア人のハーフ、ユキ・キハラの「サーモアのうた‐Fanua(大地)」。振袖に自らの来歴などをモチーフにペインティングしてあります。
途中にある有松天満社へ寄ってみた。結構長い階段を上がります。天神様(菅原道真)を祭っているので、牛の石像や巨大なうそ(鳥)の石灯籠があったりします。
巨大な雨粒のようなガラスのオブジェ
張正という老舗の染屋の工房に展示されていたのは、オーストラリアのイワニ・スケース「オーフォード・ネス」。天井から吊り下がっているガラスのオブジェは1000個もあるとか。
アリだったら雨粒はこんなに大きく見えるじゃないかと思ったのだけれど、オーストラリアの先住民族の主食であるヤム芋をかたどってあるそうです。有松会場で一番印象に残ったのはこれかな。
有松の展示会場は東海道沿いにコンパクトにまとまっており、一宮のように移動に時間がかかりません。実際に中に入って鑑賞できる会場も5つだけなので、ゆっくり見られていいのですが、いかんせん、日本家屋に上がる時は靴を脱がないといけない。
私はスニーカーを履いていったので、4回くらい脱いだり履いたり(ひもを解いたり結び直したり)を繰り返して、いい加減嫌になった。最初から分かっていたら、スリッポンタイプの靴を履いていったのに。
2022年10月8日(土曜)
〇体重 49.4 〇BMI 18.7 〇体脂肪率 26.7
■朝
コーンフレーク+豆乳、野菜ジュース
■お昼
おにぎり(雑穀入りご飯100グラム。ゆかり、梅)1個
■お八つ
カップうどん(ネギ)、ゴボウの煮物(ゴボウ、ニンジン、コンニャク、チクワ)、ミカン。コーヒー、飴
※帰宅後、おなかがすいたのでカップ麺を。食後、疲れて2時間くらい眠ってしまった。
■夕飯
オープンサンド(カンパーニュトースト。キュウリ、カボチャとタマネギのサラダ)、スープ(コンソメ1個、キャベツ、ニンジン、シメジ、ワカメ、)、ミカン
※変な時間にカップ麺を食べたので、夕食は夜8時過ぎに。軽くすませました。
2022年10月9日(日曜)
〇体重 49.4 〇BMI 18.7 〇体脂肪率 27.3
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
うどん(乾麺80グラム。干しシイタケ、ワカメ、かまぼこ、メンマ)、エリンギとちりめんのアヒージョ(ニンニクオイル)、大根の煮物(大根、コンニャク、生姜天、がんもどき)、キムチ納豆(ネギ)、キウイ
※今日の最高気温は20.2度。うどんで体の中からあったまります。
■お八つ
コーヒー、飴。ココア
■夕飯
雑穀入りご飯100グラム(ゆかり、海苔)、味噌汁(カボチャ、オクラ、エノキダケ、油揚げ)、アブラガレイのムニエル(ピーマン)、ゴボウの煮物、キウイ