胸部X線検査と死亡数
3日前にネットに出ていた記事です。→「「がんを早期発見すれば長生きできる」は間違い…日本人が知らないがん検診の“本当の効果“」(PRESIDENT Online 2月23日)
一読して、近藤誠医師の著作を読んでいるような錯覚に陥りました。
肺がんについて、記事に「胸部X線検査をしても長生きできるわけではない」という見出しがある。近藤医師は「患者よ、がんと闘うな」(文春文庫。単行本は1996年発行)の中で、胸部レントゲン撮影を定期的に受けた群と受けなかった群の死亡数は変わらないという、アメリカのメイヨークリニックで行われた30年前のくじ引き試験について書いていた。
記事にある表「胸部X線検査による肺がん検診の受診者・非受診者の肺がんによる死亡について」は、独立行政法人経済産業研究所の「エビデンスに基づく医療(EBM)探訪」の第4回「がん検診は効果があるか?」から転載されたものですが、胸部X線検査の効果には何十年も前から疑問符が付いていたわけです。
ウサギ、カメ、トリ〜がんのスピード
記事の著者の木村盛世医師って何冊も本を出したり、テレビに出たりしているんですね。初めて知りました。
木村医師と近藤医師は他にも、過剰な検査と治療は医療機関を潤す一方、患者の心身にダメージを与えるなど、同じようなことを書いている。患者が不利益を被らないよう、現在の医療制度に警鐘を鳴らしてくれるのは心強い限りです。
記事で興味深かったのは、アメリカのウェルチ教授による「がんにはウサギとカメとトリがある」という指摘。ウサギは治療する意味があるがん、カメは治療する必要のないがん、トリは進行が早いがん。
現在、ウサギとカメは見分けることができず、治療の必要のないカメが治療されているとありますが、このカメというのは、近藤医師言うところの、がんもどきそのものではないでしょうか。
ちなみにH.G.ウェルチ教授(医師)には「過剰診断:健康診断があなたを病気にする」などの著書があり、行き過ぎた検査、医療に注意を喚起しています。
2023年2月25日(土曜)
〇体重 50.3 〇BMI 19.0 〇体脂肪率 28.1
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
ペンネ・ボンゴレロッソ(乾麺80グラム。ニンニクオイル)、サラダ(フリルレタス、トマト、ゆで卵、うずら豆、カボチャ、アボカド、キュウリ、ちりめん、くるみ。岩塩、黒胡椒、オリーブオイル、バルサミコビネガー)、リンゴ
サラダは塩コショウの前に撮りました。コブサラダ風です
■お八つ
コーヒー、飴
■夕飯
雑穀入りご飯100グラム、吸い物(インスタント)、天ぷら、フキの煮物(角麩、油揚げ)、リンゴ
天ぷらは、アジ、レンコン、シイタケ、ピーマンを揚げました。レンコン、しゃきしゃきでおいしい
2023年2月26日(日曜)
〇体重 50.8 〇BMI 19.2 〇体脂肪率 28.7
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
ラーメン(ネギ、メンマ、かまぼこ、ゆで卵)、厚揚げ(ピーマン)、大根の煮物(コンニャク、チクワ)、春菊のおひたし、リンゴ
■お八つ
コーヒー、あんこ
■夕飯
ご飯、味噌汁(ワカメ、エノキダケ、ネギ、油揚げ)、天ぷら、フキの煮物、レンコンとニンジンのきんぴら(ごま、クルミ)、リンゴ
2日続けて天ぷら。今晩はタラ、マイタケ、スティックセニョールを揚げました。肉抜き酢豚用にタラを買ってきたので、タラをまとめて揚げておきたくて