公園のベンチで声をかけられる
3日前(3月4日)、津島へ行った話を書きました。お昼を天王川公園の中池に浮かぶ中之島のベンチでいただいている時、「こんにちは」と声をかけられた。
六十がらみの男性。山の中だと見知らぬ人でもすれ違えばあいさつを交わすのが普通だけど、街中の公園とは珍しい、と思いつつ、「こんにちは」とあいさつを返す。すると私が地図を広げていたためか、
「津島は初めて? 観光? どこ見てきたの?」
と矢継ぎ早に聞いてくる。地元の人だろうか。私が一人でさみしそうに見えたから声をかけてきたのか。あるいは、おなかが空いていておにぎりがほしいとか?
津島は以前から来たかったが、ようやく来られた。駅からこのルートを歩いてきたと言うと、
「奥さん、どこから来たの? 歴史が好きなの?」
奥さん、どこから来たの?
奥さん。久々に呼ばれました。
以前言われたのは、部屋のリフォーム工事をした時、年配の内装業者(親方と呼ばれていた)からだった。「奥さんじゃありません」と否定したが、昔気質の職人らしい親方にとって中高年の女性の呼び方は「奥さん」一択らしかった。一人暮らしの女が仕事を発注するのは珍しいのか。リフォーム業者も私を名字で呼んでいるのに、親方は最後まで私を「奥さん」と呼んだ。
そして、3日前です。
「私、独り身で奥さんじゃないんですけど」などとわざわざ知らせたら、付け入る隙を与えることになるかもしれない(知らない人はやっぱり怖い)。訂正することはないかと思い、適当に答えていると、
「奥さん、○○に行った?」と、自分が見つけたという穴場スポットについて話し始めた。いい話し相手を見つけたと思われたのか、腰を据えて話そうと、ベンチの隣に腰を下ろさんばかり。
私はおにぎりを食べている最中で、マスクは外している。野外とはいえ、至近距離で話すのはまだ抵抗がある。
「ごめんなさい、ちょっとまだコロナが怖いので」
その人は「ああ」とすぐ察してくれたようで、立ち上がって去って行った。
後から考えた。「奥さん」に抵抗があるなら、私は何と呼ばれたかったのだろう。「あなた」か「おたく」か、まさか「きみ」ではないだろう。まあ、「おかあさん」「おばさん」じゃなかっただけましか。
日本語には(名前を知らない)初対面の人を呼ぶちょうどいい言葉ってないものだと思ったのでした。
2023年3月7日(火曜)
〇体重 50.3 〇BMI 19.0 〇体脂肪率 27.6
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
ラーメン(生麺100グラム。モヤシ、ネギ、メンマ、かまぼこ)、シメジとちりめんのアヒージョ(ニンニクオイル)、サラダ(スティックセニョール、トマト、うずら豆、カマンベールチーズ、クルミ。岩塩、黒胡椒、オリーブオイル)、はっさく
今日の名古屋の最高気温は20.2度。4月中旬並みの気温だそう。あったかくて過ごしやすいけど、この調子で気温が上がっていったらと思うと、真夏が怖い
■お八つ
コーヒー、あんこ
■夕飯
雑穀入りご飯100グラム、味噌汁(ワカメ、エノキダケ、油揚げ、小松菜、卵)、サンマの干物、根菜の煮物(ゴボウ、人参、タケノコ、コンニャク、チクワ、昆布)、サツマイモのジャバラ煮、はっさく
コメント
この記事読んで、昔母と買い物に行った時、お店の人に「そこのお母さん」と呼ばれた母が「あんたを産んだ覚えはない」と答えていたのを思い出しました。
知らない人への呼び方って難しいですね。
前を歩いてる人が落とし物をしたら、「すみません」で通じなければ「そこの〇色の服を着た女の方」とかと言うと思いますが、この場合は顔を見ているだけに、かえって難しい気がします。
やっぱり「お姉さん」ですかね?なんか知らない年配の男性に「お姉さん」と言われるのも、あまりいい印象じゃないですけど(笑)
ところで、津山もすてきなところですね。夏以外は愛知県に住みたいくらい、私の中で名古屋&愛知、どんどんいい場所になっています。
tontonさん、こんにちは。
「あんたを産んだ覚えはない」、いかにもtontonさんのお母さまが言われそうな言葉で、思わず笑ってしまいました。
「お姉さん」……、ちょっと図々しいかなと思って、書くのをはばかっておりました。
津山じゃなくて津島ですよー。岡山の津山もいいところのようですが。地元の観光地にはこれまであまり行ったことがなかったので、私もこんないいところがあったのかと、目からうろこの連続です。
名古屋&愛知、いい場所だと言われると嬉しいですね。ご指摘の通り、名古屋の夏は殺人的な暑さなので、気候がいい今のうちにせっせと出かけたいと思います。