2023年11月-8 放射線治療3週目 照射時間が倍に

11月27日

放射線治療8日目。第1段階終了。

午前中在宅ワーク、午後から豊橋で治療。

放射線治療9回目から照射時間が長くなる

11月28日

放射線治療9日目。

朝起きたらお腹が痛い。起き抜けから下痢で、TS-1の副作用(薬によって腸の粘膜が損害を受け下痢になる。TS-1の代表的な副作用)かと怖くなる。午後からは持ち直して、通院の電車も途中下車せずにすんだ。

今日から治療方法が変わる。昨日までの第1段階(8回)は両側同時に照射していたが、次の第2段階(8回)は左右別々に照射する。つまり時間が倍かかることになる。

放射線の当て方が異なるためで、第1段階は放射線を回しながら乳房全体に当てていた。きれいに当たるが誤差が出やすく、肺にも当たりやすいそうだ。

第2段階は左右それぞれの乳房全体に固定して放射線を当てる。そして第3段階は、範囲を絞って病変へピンポイントで当てる。

それぞれ利点、欠点があるそうで、トータルで最良の方法と理解した。

今日は、まず右の胸にCTが5分、セッティングが5分、照射が10分で20分で1セット。しばし休憩をはさんで、左の胸にも同じくCT、調整、照射と1セット行い20分。着替えも含めて1時間近くかかり、その間ずっと両手を上げているので、肩と腕と手がしびれて痛くなった。

放射線治療後に担当医の診察、さらに放射線治療で効果が出ているか確認するための造影CT検査。CT検査でも両手を上げていなければならず、腕が悲鳴を上げているのに対処法がないのがつらかった。

この日は放射線治療、診察、造影CT、ST-1(20 mg)の処方があったため、会計は3万8460円と治療期間中一番の高額となった。しかし治療前に限度額適用認定証を提出して高額療養費制度を申請しており、11月はすでに自己負担限度額を超えているため支払いはゼロ。ありがたい。

TS-1、有効成分を抑えた錠剤に変更

11月29日

放射線治療10日目。

ハイパーサーミア2回目。パックの温度が40.8度に上がったところで、熱さと痛さに耐えきれずに温度を下げてもらった。

前日の夜から20 mgのTS-1を飲み始める。ムカムカした感じは続いていたが、その後、徐々に吐き気は収まっていった。有効成分が25 mgから20 mgに減って体への負担が少なくなったという精神的な理由か、もしくは体が抗がん剤に慣れたためかは分からないが。

11月30日

放射線治療11日目。この頃から午前中に在宅ワーク、午後から豊橋のH病院へという生活リズムに慣れてきた。ただ放射線と抗がん剤で免疫力は落ちていると思うので、電車の中や人の多いところでは気を緩めず、必ずマスクを付けるようにした。

12月1日

放射線治療12日目。治療もようやく折り返し。

病院へ向かう前に東海道五十三次の二川宿へ行ってきた。

12月に入ったので高額療養費制度はリセットされ、治療費1万870円を支払う。

週末は休薬。土曜のみバイト。

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