2024年1月5日
放射線治療が終わって18日。
乳がんの治療が終了したのでバイトの日数を増やしたところ、手の痛みがぶり返したため整形外科へ。母指CM関節症と診断され、再度バイトの日数を減らしてもらうことに。しかしなおも痛みが続いたため、最終的には3月で退職することになった。
血液検査〜白血球や血小板の数値が下がる
1月9日
放射線治療が終わって22日。
豊橋のH病院で治療が終わった後、初めての通院。経過観察の定期検査は名古屋のG病院で行う。こちらは地下鉄で通えるので助かる。
この日は血液検査と診察のみ。事前にメモを作成していった。
「吐き気はなくなった。かゆみは治療後10日間程度続いた後、治まった。皮膚の赤味は少し引いたが、まだ残っている。皮がだいぶむけた。胸はむくんで、皮膚はゴムのようになっていたが、だいぶ薄くなってきた。しこりはまだ触れる。たまにチクりと痛むことがある」
医師は、Vネックのセーターの首元から胸を見て、
「吐き気は、放射線治療の影響が大きかったのではないか。しこりは今後、小さくなっていくと思う。CTで今後3カ月に1回程度確認していく」
もし小さくなっていかなかったら? と聞くと、次は手術しかないそうだ。そうならないことを祈る。
血液検査の数値を表にしてみた。検査項目は、薬剤師からTS-1の服用を始めてから気を付けるべきと言われたもの。
<血液検査結果の推移>(放射線治療は2023年11月15日〜12月18日。TS-1の服用は11月14日〜)
- 11/7と12/4は豊橋のH病院、それ以外は名古屋のG病院。
- 基準値はG病院とH病院では若干異なっていた。記載したのはG病院の数値。
- 一番下のCEAは肺がんと乳がんの腫瘍マーカー。
治療を始めてから、白血球(減少すると免疫力が落ち感染症にかかりやすい)と血小板(減少すると出血傾向が高くなる)が減少。AST(高いと肝機能が損なわれる)が上がっているのは、まだTS-1を飲み続けているからかと思われる。
とはいえ、基準値から大きく逸脱していないので、それほど心配することはなさそうだ。
肺がんの経過も気になっていたが、腫瘍マーカーのCEAは3.2だった(基準値は5.0以下)。私は肺がんの初発、転移時にCEAが上昇したので、CEAの値は肺がんの目安としている。ここ2年半くらい同じような数字で基準値を上回っていない。ほっとする。
この日の治療費は3730円。造影CTがないと安い。
TS-1をドラッグストアで購入
豊橋のH病院で処方してもらったTS-1をそろそろ飲み尽くしそうだったので、新たにTS-1の処方箋を出してもらう。TS-1は今回の分を飲みきれば終わり。以前は院内で薬をもらっていたが、今回は市中薬局で購入することになる。
そこでスギ薬局へ行ったが在庫がなく、近隣のチェーン店に取い合わせてもらったところ、1店舗にジェネリック医薬品があると言われた。しかしジェネリックは怖い(申し訳ないが信用ならない)ので、正規品を取り寄せてもらうことにした。通常、抗がん剤はドラッグストアでは取り扱っていないものなのか。あるいはTS-1はそれほどメジャーな薬ではないのか。
TS-1は翌日に届いた。28錠で6770円(保険適用)と言われて、こんなに高いのかと驚いた。H病院で受け取っていた時は、検査や治療費と合算されていたので薬の金額を気にかけていなかった。
私はまだこの値段ですんでいるが、もっと高額な抗がん剤を長期間にわたって服用しなければならない患者さんは大変だと思った。
1月13日
放射線治療が終わって26日。
放射線治療の皮膚マークの黒いマジックが、ようやく全て消えた。自分からはこすらないように気を付けていたせいもあるが、時間がかかった。
皮膚の赤味、乳頭のかさぶたはまだ残っている。
1月22日
放射線治療が終わって35日。
治療後1カ月を過ぎたというのに、左胸の左上外側の皮膚に、引きつるような感覚がたまにある。毎晩ストレッチをしているが、腹筋で両手を頭の後ろに回すと特に顕著になる。腋から胸にかけて突っ張る感じ。何だろう。