※間が空いてしまいましたが、昨年からの経過観察の続きです。
2024年4〜6月
放射線治療が終了したのが2023年12月18日なので、ほぼ半年経過した。
チクチクした胸の痛みは相変わらず。胸の皮膚もまだ厚みを感じる。以前は二の腕の皮膚と同じような薄さだと思っていたが、きっとまだむくんでいるのだろう。
日常、腕や胸に負荷がかかる動作をした時(洗濯物の押し洗いとか)に負荷がかかるのか、胸や肩が痛んだり、呼吸が苦しくなることがある。
乳がんの転移か、あるいは肺がんの再発か。もしかしたら心臓? バイト先の人の家族が心不全や心筋梗塞になった話を聞いていたので、つい気になってしまう。病後の患者の常とはいえ、自ら不安を引き寄せてしまうこの悪癖。どうにかしたい。
6月25日
3カ月ごとの定期検査。採血、造影CTの後、診察室へ。
造影CTの結果は、左外側の腫瘍は消えている。右内側の腫瘍もほぼ消えたが、少しだけ白いまま残っている。
一番大きい左内側の腫瘍はまだ残っているが、若干薄くなった。残ったまま治癒すればいいが、今後どうなるかが問題とのこと。不安にかられるが、今の段階でできることは何もない。
他の臓器も見てもらった。
胸(乳がん)のほうでは、腋のリンパ節は腫れていない。肺のほうも問題なく、肝臓、副腎、膵臓も大丈夫だそうだ。
胸のチクチクした痛みや皮膚のつっぱり感はあるけれど、内部的には何も問題がなく良かった。
ただ、腫瘍の残骸が徐々に崩れていっているだけで、大きくならなければ、それで収まっている。そしてこんなふうに残骸が残っている人は、乳がんの放射線治療を受けた患者の半数くらいいるとのこと。私も今後そうあってほしいと願う。
血液検査も特に異常なし
<血液検査結果の推移>(放射線治療は2023年11月15日〜12月18日。TS-1の服用は11月14日〜2024年2月7日)日付け後の※は豊橋のH病院。それ以外は名古屋のG病院。
一番気になる腫瘍マーカーのCEAは3.1で、こちらも上がっておらず安心した。
血液検査ではどの項目を気を付けて見るべきか、改めて担当医に質問してみた。
豊橋のH病院の薬剤師から、抗がん剤のTS-1を服用する際に気を付けるべき項目を聞いて表にしていたが、担当医によると、これらの項目は抗がん剤の服用中だけではなく、乳がんの治療〜経過観察中もずっと注意すべき項目だそうだ。
強いていうなら、CRP(炎症や感染症)、KL-6(間質性肺炎)も加えたほうがいいとのことだったので、今回から表に2項目を加えることにした。
※
この日はCT検査も陽子線放射線センターの待合室にも患者が多かった。
今月(2024年6月)から早期の肺がんに対する陽子線治療が公的保険の適用となったことが影響しているのかもしれない。