
乳がんの放射線治療が終わって2年5カ月、抗がん剤のTS-1を飲み終わって2年3カ月が経過した。
私のようなトリプルネガティブの両側乳がんは、治療後2〜3年目に再発、転移することが多く、現在はまさにそのリスキーな時期の真っただ中。何でもないように日々を送っているけれど、心の奥底には常に不安のかたまりがあって、検査前の数日はいらいらとして落ち着かない。
乳房内の影が消えた
5月26日、通院日。
4カ月ごとに受けている血液検査と造影CT検査(乳腺〜上腹部)をすませ、診察室へ。
ありがたいことに、今回も異常なしだった。担当医のCT画像を見ながらの言葉。
「乳房内の影は消えている。前回まではうっすらと造影されていたが、もう分からなくなっている。なかなかいいですね」
「リンパ節や肝臓、骨も大丈夫」
「肺も克服しつつある。乳がんもそうなるといい」
本当にそうなってほしい。まだ気は抜けないが、ひとまず不安は軽減した。
病院を出て公園の中を歩くと、新緑の木漏れ日が心地いい。自然と足取りが軽くなり、浮き立つような心持ちで地下鉄の駅へ向かった。
※
覚え書き。
再診の受付は、前回までは診察券とマイナンバーカードを自動再診受付機に入れていたが、この日はマイナカードだけで受付がすんだ。診察券は会計時、自動精算機に使うだけに変わった。
また診察後、次回の検査の予約を取る際、今月からシステムが大幅に変わったそうで、担当医と看護師は入力操作に手間取っていた。
患者や医療者の利便性を高め、サイバー攻撃に備えるため、病院って常にアップデートしているのだなと実感したことだった。
<血液検査結果の推移>(放射線治療は2023年11月15日〜12月18日。TS-1の服用は11月14日〜2024年2月7日)※印は豊橋の成田記念病院。それ以外は名古屋の西部医療センター。基準値は西部医療センターの数値。

- 私が受けた放射線治療と担当医