ベランダの招かれざる客

10月なのに大きな蛾

昼前にベランダを見ると、排水溝に木の葉のようなものが落ちていた。一辺が8㎝くらいの三角形で白っぽい茶色。枯葉にしては大きいと思ったら、蛾のようだ。ネットで調べたらマイマイガというらしい。

今年の夏は猛暑のおかげかベランダにセミが飛んでこなかったのでホッとしていたのだが、10月にもなって招かれざる客が来るとは。

部屋の中にセミ

もう20年ほど前の真夏の早朝、「ジージー」という大音量で目が覚めた。当時飼っていた茶トラの猫が、枕元にセミをくわえてやってきたのだ。

猫は「こんなすごい獲物取ったよー」と自慢しに見せに来るとか、人間への感謝の印として獲物を持ってくるとか聞いたことがあるが、どちらにしてもご免こうむりたい。岐阜に住む友人の猫はヘビを持ってきたそうだが、それに比べたらセミなんてかわいいものか(どっちもイヤだけど)。

寝室で猫がセミを噛んだり、転がしたりといたぶり続けているのを、「やめて、やめて」と懇願しながら見ていたが、ふと思いついて台所へ走り、むんずとお椀をつかんでとって返し、カーペットの上のセミにパカッとかぶせた。

猫は突然姿を消したセミを「どこ? どこ行ったの?」としばらく探していたが、飽きたのか諦めたのか、別の部屋へ行ってしまった。

虫が平気になりたい

虐殺は止めることができた。しかし、伏せたお椀の中にセミがいる。

この信じがたい真実。お椀をひっくり返せば夢じゃないことが分かるが、セミが飛び出してきたら?(心臓が止まるかも) 死んでいたら?(どうやって片付ければいいのか)

想像するだけで全身が粟立つ。自分で手を下すのは到底無理。男友だちにSOSの電話をして、仕事帰りに片付けに来てもらった(大感謝)。

その前からベランダで昇天した虫は火ばさみで処分していたが(→「2017年8月-5 放射線治療-4 喉と胸のつかえ」)、部屋の中で生きたヤツに出くわした日には大騒ぎになる。処分をそうそう人に頼めるものではない。

今後同じようなことが再び起こらないとも限らない。そのときのために自分で処分できるようにならないものか。つまり虫への苦手意識がなくなるといい。

子供の頃は虫なんて全然平気だったのに、一体いつからこんな虫嫌いになってしまったんだろう。できたら脳をチョチョッといじってもらって、虫が平気だった頃に戻してほしいくらい。

昆虫食

また、将来予測される食糧不足の救世主として昆虫食に期待が集まっているそうだが、実際食卓に上がったら食べられるだろうか。口にできずに餓死なんてことにならないだろうか。

いやいや、そういえば子供の頃、イナゴの佃煮を食べた記憶がある。もしかしたらヘボ(蜂の子)も食べていたかも。自分で思っているほど虫にアレルギーはないのかもしれない。

そもそも昨日今日と食べているエビなんて、一体虫とどれだけ違うんだという気もする(形状的に)。

などといろいろ言葉をこねくり回していても、潜在意識はベランダに蛾がいることを忘れていない。全体どうしましょう。

2018年10月17日(水曜)

〇体重 50.7 〇BMI 19.2 〇体脂肪率 27.6

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

カップ麺、豆乳鍋(豆腐、白菜、ミズナ、ネギ、人参、シメジ、エビ、ホタテ)

※豆乳鍋、作りすぎました。

■お八つ

コーヒー、飴

■夕飯

雑穀入りご飯(100グラム)、豆乳鍋、甘海老(カイワレ)、サラダ(小豆、大根、カニカマ。甘酢)

※豆乳鍋はお昼の残り。まだあります。

2018年10月18日(木曜)

〇体重 50.3 〇BMI 19.0 〇体脂肪率 27.8

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

醤油ラーメン(ネギ、カマボコ、メンマ、ゆで卵)、ブナピーとちりめんのアヒージョ(ガーリックオイル)、キュウリとパプリカ(甘酢)、甘海老の唐揚げ

※そういえば昨日は全然油を取っていなかった。そのせいで体重が下がったんでしょうか。一転、今日のお昼は油まみれ。一気に体重が増えるかも(油は基本オリーブオイル。メンマだけゴマ油を使っています)

■お八つ

コーヒー、飴

■夕飯

雑穀入りご飯(100グラム)、豆乳鍋、根菜の煮物(ゴボウ、人参、タケノコ、コンニャク、練り物、昆布)、キムチ納豆(ネギ)、梅干し、海苔

※昨日の豆乳鍋に味噌を追加。ようやく完食。

ブログ村ブログパーツ

にほんブログ村 病気ブログ 肺がんへ

にほんブログ村 料理ブログ おうちごはんへ

スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)

フォローする

コメント

  1. tonton より:

    >子供の頃は虫なんて全然平気だったのに、一体いつからこんな虫嫌いになってしまったんだろう。

    私もです。子供の頃は夏になると、毎日セミ捕りやら、カミキリムシで遊んでいたのに、大人になったら、ゾッとするようになってしまって……
    でも最近再び大丈夫になってきました。(子供の頃のように捕まえたいとは思いませんが)普通に落ちてるセミを処分できるようになりました。
    住んでる家の猫の額ほどの庭に、ヤモリやら、セミやら、雨のたびに巨大なカエルやら!出てくるので、いちいち心臓が止まってると生きていけないので、ついに慣れました(笑)
    蛾は割り箸でつまんで袋にポイです。クロエさん、頑張って!!!

    • クロエサト より:

      昨日起きたら、ベランダの蛾は消えていました。よかったー! 夜の間に飛んでいったようです。
      以前、ベランダにひっくり返っていたセミを火ばさみでつかもうとしたら、「ジジジジジジ!」と暴れ回られ、恐怖で部屋に逃げ込んだことがあるので、虫が完全に死んだと分かるまで手を出さなくなりました(どうしてか死んだふりをする虫がいるので)。

      カエルは小さいのはかわいいけど、「巨大なカエル」は困りますよね。
      雨がやんだら、どこかへ行ってくれるのでしょうか。