新聞の家庭面にたまに料理のレシピが載るが、作ってみたいメニューがあるとよく切り抜いている。
そのうちの一つが中日新聞で2005年から始まった「ケンタロウの快食レシピ」。手元には笑顔のケンタロウ（料理研究家。小林カツ代の息子）が作り方を紹介する「パエリア風炊き込みご飯」の切り抜きがある。
この連載は好評だったようで長く続いたが、2012年の春、唐突に終わった。ケンタロウがバイクの交通事故で頭部骨折という重症を負ったためだ。
ケンタロウは2010年に結婚したばかり。フードスタイリストの新妻は、高次脳機能障害で寝たきりとなったケンタロウの介護をすることになったという。
一寸先は闇
この先ずっと一緒に歩み続けるつもりだったパートナーが急なけがや病で倒れ、意思の疎通ができなくなる。
生活はガラリと変わり、そのパートナーを支えるために、自分のほとんどの時間を費やさなければならなくなる。
一寸先は闇というが、人生には何が起きるか分からない。私のように自分ががんになることもあれば、家族や配偶者の思わぬ事故、病で、自分の人生が思いもよらない方向へ舵を切ってしまうこともある。
小室哲哉の記者会見
そんなことを考えたのも、昨日、小室哲哉の記者会見があったため（テレビじゃなくネットで全文を読みました）。
一緒に音楽活動をしていたKEIKOと2002年に結婚したが、KEIKOは2011年にくも膜下出血で倒れ、後遺症の高次脳機能障害などのため療養生活へ。小室はKEIKOの介護をしつつ音楽活動を続けていたが、今回の騒動で引退すると発表した。
高次脳機能障害
私は高次脳機能障害を、文字の上でしか分かっていない。
たまたま以前から読んでいるブロガーさん（女性）が、40代で年上の男性と結婚。しかし数年後に夫が倒れ、高次脳機能障害となる。夫は退院後リハビリを続けているが、話がかみ合わず、自分のことができず、仕事もやめざるを得なくなった。自己主張が強くなり、自分のことしか考えられないようで、手のかかる子供のよう（人によって症状はさまざまのようですが）。
そのブロガーさんは自分の親族から離婚を勧められるが、情が深い人なので夫を献身的に介護する（でも夫の親兄弟から感謝されるわけでもない）。しかし、やはり夫のあまりの変わりようを受け入れられず、ストレスからうつ状態になってしまう。
在宅で介護するのは、私なんかが想像できないほど大変なのだろうと思う。
夫（妻）が子供になってしまう
彼女は、夫とはもう夫婦という感じがしない、子供を育てているようだと書いているが、これってまさに昨日、小室哲哉が語ったKEIKOへの印象そのもの。
高次脳機能障害を持つ家族の世話をする人は、ときにはちゃんとした大人と話したくなる、そんなことも望んじゃいけないのか、と彼女は問いかける。
人生は一寸先は闇だ。事故や病気はどんなに気を付けていたって、起きるときは起きる、なるときはなる。小室哲哉を一方的に断罪する人は、もし自分だったらと少し想像力を働かせて、もっと寛容になれないものかと思う。ひどく後味が悪い。
※私は小室哲哉のファンではありませんし、不倫（あったかどうかも分からないけど）を擁護するものでもありません。
2018年1月19日（金曜）
〇体重 48.8 〇ＢＭＩ 18.5 〇体脂肪率 25.4
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
うどん（乾麺80グラム。干し椎茸、ワカメ、ネギ、ちくわ、天かす）、シメジとちりめんのアヒージョ（ニンニクオイル）、納豆キムチ（ネギ）、サツマイモのレモン煮
■お八つ
飴、コーヒー、ピーナツチョコ、グレープフルーツジュース
※チョコレートの賞味期限が来月。食べて新しいのを買わなくちゃ（これもローリングストック法の一つです）。
■夕飯
天津飯（雑穀入りご飯100グラム。卵2個、エビ、ネギ、タケノコ）、ワンタンスープ（玉ネギ、人参、シイタケ）、根菜の煮物（ゴボウ、人参、タケノコ、コンニャク、ちくわ、昆布）
2018年1月20日（土曜）
〇体重 49.5 〇ＢＭＩ 18.7 〇体脂肪率 26.1
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
ペンネ（乾麺80グラム。ソースはカルボナーラ、ニンニクオイル）、サラダ（セロリ、玉ネギ、人参、パプリカ、ブロッコリー、金時豆、カマンベールチーズ、オリーブ。ドレッシングは、岩塩、ブラックペッパー、オリーブオイル、バルサミコ酢）
■お八つ
飴、コーヒー、ピーナツチョコ、グレープフルーツジュース
■夕飯
キノコの炊き込みご飯、白湯スープ鍋（豆腐半丁、シメジ、ちくわ、イカ、春菊）、サツマイモのレモン煮、レンジ卵（ブロッコリー）
