「妻」と「毒」〜書名を見まちがえる

あるブログで見かけた福井県立図書館がまるで美術館のようにすてきな建物だったので、図書館のサイトを訪ねたところ、「覚え違いタイトル集」のコーナーが。あれ、これって本になったサイトのオリジナル? と思って読み始めたら、あまりに面白くて大笑いしてしまいました。

※昨年10月、書籍化されています。→「100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集」

福井県立図書館の「覚え違いタイトル集」

サイトの「覚え違いタイトル集」は、利用者の「覚え違い?」(こういう本ありますか)に司書が「こうかも!」(この本でしょうか)と推測した本(書名や作家名)をリスト化したもの。

利用者のうろ覚えの言葉の断片から、よくぞ司書たちは正しい本をたぐり寄せたなと感心するばかり。「覚え違い?」を見て、もしかしたら利用者が求めているのはこの本? と想像を巡らすのも楽しそうです。

でも、真山仁の「ハイエナ」(主人公はやっぱり鷲津?)とか横山秀夫の「中落ち」(おいしそう)とかあったら読んでみたいような。こんまりの「人生が片付くときめきの魔法」なんて本ももしあったとしたら、怖いけれど手に取ってみたい気もします(正しい書名はそれぞれ「ハゲタカ」「半落ち」「人生がときめく片づけの魔法」)。

私も「名もなき妻」と思い込んでいた

それから、宮部みゆきの「名もなき毒」を「名もなき妻」と覚えていた人がいたのは驚いた。私も同じでした。

「名もなき毒」は2005年に中日新聞に連載された新聞小説なのだけど、紙面の文字の装飾が凝りすぎていて、「毒」が「妻」にしか見えず、私はずっと「名もなき妻」だと思い込んでいた。「名もなき妻」でも十分ミステリー作品のタイトルっぽいので、実は題名が「名もなき毒」だと知ったときにはびっくりした。

福井県立図書館へ「名もなき妻」はありませんかと問い合わせをした人は、どういう経緯で覚え違いをしたのか、聞いてみたい気がします。

予測変換かも?

サイトの「覚え違いタイトル集」にはファンが多いようで、司書が答えた本以外に、(似たような書名などの)こんな本もありますよと連絡してくる人がいるようです。

図書館ではその本を、「次の情報をお寄せいただきました」として追加で紹介しているのだけど、その「次の情報をお寄せいただきました」が「次の情報をお寄せいただいました」となっているところがある。「いただきました」が「いただいました」。

もしかしたら、図書館のパソコンが、「いた」と打つと「いただい」と予測変換するようになっているのかも。などと想像するのも、また楽しかったりします。

2022年1月22日(土曜)

〇体重 50.9 〇BMI 19.3〇体脂肪率 28.3

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

スパゲティ・ボンゴレロッソ(乾麺70グラム。ガーリックオイル)、コンソメスープ(インスタント)、サラダ(フリルレタス、タマネギ、ニンジン、金時豆、ちりめん、カリフラワー、カマンベールチーズ、ミニトマト、くるみ、ゆで卵。岩塩、黒胡椒、オリーブオイル、バルサミコビネガー)

卵は柔らかめにゆで上がってしまったので、2つ切りが限界です

■お八つ

コーヒー、飴

■夕飯

雑穀入りご飯100グラム、春雨スープ(ワカメ、卵)、肉抜き酢豚(タマネギ、ニンジン、ピーマン、タラの天ぷら)、根菜の煮物(ゴボウ、ニンジン、タケノコ、コンニャク、丸天、昆布)、バナナ

ああ、スープにゴマを入れるのを忘れておりました

2022年1月23日(日曜)

〇体重 50.8 〇BMI 19.2 〇体脂肪率 28.6

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

雑煮(切り餅2個。シイタケ、小松菜、かまぼこ)、ゴボウの昆布巻き、くず豆腐(豆腐半丁、シメジ、マイタケ、ネギ)、ミカン

今日の最高気温は4.7度。太陽が出ていない分、さらに寒く感じます。とにかく体が温まるものを食べたくて

■お八つ

コーヒー、飴

■夕飯

雑穀入りご飯(ゆかり、海苔)、味噌汁(シイタケ、切り干し大根、ネギ、油揚げ)、アジの干物、根菜の煮物(ゆで卵)、ミカン

前日の夕飯は量が多すぎて夜までおなかが苦しかった。これくらいがちょうどいいようです

ブログ村ブログパーツ

にほんブログ村 病気ブログ 肺がんへ

にほんブログ村 料理ブログ おうちごはんへ

スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)

フォローする

コメント

  1. tonton より:

    これ、おかしい(笑)
    この本のことはどこかで見ましたが、県立図書館が出した本だったなんて知りませんでした。
    私もパートしてたので、こういうことはよくありました。
    また意味は違いますが、昔読んだ本を久しぶりに読みたいけれど、タイトルをすっかり忘れてて延々内容を話し方はよくいましたね。今だったらネット検索するのですが、その頃の私のいた職場では窓口のPCは貸出専用だったため、想像力を駆使して当てたときには利用者と手を取り合って喜んだり(笑)
    実は私も「八月の蝉」と覚えていましたョ(笑)

    • クロエサト より:

      tontonさん、こんばんは。
      あれ、「八月の蝉」って映画にもなった小説では?(私もうろ覚えでした)。「八月の鯨」と「八日目の蝉」の混在ですね。これは紛らわしいですよ(笑)。
      図書館司書ってほんとに本が好きじゃないと務まらない仕事ですよね。逆にいうと、本好きばかり集まって楽しい職場だったんじゃないでしょうか。