猫が死んでちょうど1カ月が経った。
猫が使っていたものを見ていると辛いので、少しずつ処分している。
猫ベッド二つ、ペット用の階段二つ、トイレ、毛布、タオル、ランチョンマット。自分が買ってやったものばかりとはいえ、もの持ちの猫だったと思う。
買ったばかりのキャットフードやペットシーツもたくさんあった。あんなに短期間に容体が急変するとは思ってもいなかったので、封を開けていないものもいくつかあった。
動物病院へあいさつ
猫が死んだ数日後、動物病院へあいさつに行った。息を引き取るまでの経緯とこれまでの感謝を伝えると、獣医師からは、
「来られなくなったからダメだったのかなと思っていた。でも〇ちゃん、19歳でよく頑張りましたよ」と言われ、涙ぐみそうになった。
それから残ったフードとペットシーツのことを相談した。動物病院で引き取ってもらえないかと思ったのだ。通院していると、捨て猫を何匹も保護している人と言葉を交わすことがあり、食事代だけでも大変だと聞いていたので、そういう人に使ってもらえたら本望だった。
ただフードは高齢猫用のものばかりなので心配していたが、病院で飼っている猫に同じものを与えているそうで、全部引き受けてくれるという。胸のつかえがおりた。
量が多いので看護師さんに家まで来てもらって(動物病院はご近所)、ドライフードいろいろ合わせて約6キロ、缶詰、パウチなどウェットフード数種類、ペットシーツ400枚、それにほとんど使っていなかった猫ベッドも合わせて、看護師さんと一緒に動物病院へ運んだ。
無駄にならなくてよかった。猫もきっと喜んでいると思いたい。
ひざ掛けと写真
手元に残したものもいくつかある。猫が最後まで使っていた茶色のひざ掛け。いつもブラッシングしてやっていたファーミネーター。キャリーケース。食器(10個くらいある。年を取って食べにくそうにしているたびに新しいものを買い求めていたので)。
ひざ掛けは、寂しくなると抱きしめた。写真を焼いて飾るまでは、ひざ掛けに話しかけていた。
お早う。今日は冷えるね。ちょっと行ってくるね。ただ今。お休み。
今は写真に向かって言っている。まぁ生きていたころから返事はなかったので、それで空しさを感じることはありませんが。
それにしても、もう1カ月も経つのか。猫のいない部屋はしみじみと寒い。
2018年1月26日(金曜)
〇体重 49.1 〇BMI 18.6 〇体脂肪率 26.2
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
醤油ラーメン(ネギ、メンマ、カニカマ)、焼きもの(キャベツ、エリンギ、厚揚げ。甘味噌)、山芋短冊(卵)
■お八つ
ココア
■夕飯
雑穀入りご飯(100グラム)、味噌汁(カボチャ、シメジ、ネギ)、アジの塩焼き(大根おろし)、根菜の煮物(ゴボウ、人参、レンコン、コンニャク、ちくわ、昆布)、梅干し、海苔
コメント
これ読んで涙にむせってしまいました。
フードやシーツ、他の猫ちゃんの役に立ってよかったですね。
生活を共にしている動物の存在って本当に大きいですよね。
私は認知症の母がトンちゃんに会うのをすごく喜ぶので、毎日連れて行ってるので、一日中一緒にいる感じなんです。気がつくと、人間の方がすごく助けられている面があります。
猫ちゃん、肉体は消えても、その存在はクロエさんのそばにいるんだと思います。
それにしてもけっこうおデブさんだったんですね〜。
>フードやシーツ、他の猫ちゃんの役に立ってよかったですね。
以前の猫が死んだときは友人にもらってもらったのですが、今回は量が多くて。動物愛護団体へという選択肢もあったのですが、郵送するのも大変。かといって捨てるのは忍びない。
近所で行き先が見つかって、こちらもありがたいことでした。
>気がつくと、人間の方がすごく助けられている面があります。
tontonさんのブログのトンちゃんの無心な目! tontonさんと信頼し合っているんだなというのが伝わってきます。犬猫って身体は小さいのに、存在感は大きいんですよね。
>それにしてもけっこうおデブさんだったんですね〜。
5.5キロあったころはパンパンでした。そのへんに横たわっていると、バイカルアザラシのよう。
クマコに黒い鏡餅にアザラシ。いろいろ楽しませてもらいました。