先住猫を慢性腎不全で失った
少し前に、猫の腎臓病の治療法を開発している東大の研究チームが、コロナ禍で資金不足となり治験が進まないという記事を読みました。→「「ネコの宿命」腎臓病の治療法を開発 寿命が2倍、最長30年にも 東大大学院・宮崎徹教授インタビュー」(JIJI.COM 7月11日)
私も先住のオス猫を慢性腎不全で亡くしている。フードを変えても投薬しても症状は改善せず、週に2〜3回、獣医へ輸液の点滴をしてもらいに通っていた。どんどんとキャリーバッグが軽くなっていく(猫がやせていくから)のは悲しかった。オス猫は19歳で死んだが、もっともっと一緒にいたかった。
東大の研究チームに寄付金総額1億円以上
猫を腎臓病で亡くしたり闘病中の猫を飼っている人、あるいは現在飼育中の人で、同じことを考えている人は全国に大勢いたようで、研究に寄付金が殺到し、20日時点で1億2000万円を超えたそうだ。→「東大の担当者もびっくり、猫の治療薬開発に寄付殺到…総額1億2千万円突破」(讀賣新聞オンライン 7月20日)
日本には愛猫家がこれほど多いのかと驚きました。
猫の健康寿命は何歳?
先住猫が死んだときは本当に悲しかったが、獣医へ定期的に連れて行くのは結構大変だった。
そのせいで、猫の寿命が延びるのは喜ばしいけれど、猫の健康寿命って一体何歳なのだろうと疑問に思った。20歳超えたら足腰が弱くなって寝たきりになったり認知症になったり、しかもその状態が長期化するということはないのでしょうか。
猫の譲渡会によっては、引き取り手に年齢制限を設けていると聞くことがある。60歳の人が0歳の猫をもらい受けたとして、猫が30歳のとき人は90歳。世話をできる人は限られてくるのでは。
将来は、仔猫を飼えるのは50歳以下の人(猫が30歳のとき人は80歳)なんて条件が付けられるようになったりするかもしれません。
猫の命の格差が大きくなるかも
また、猫は多産なので、長生きする猫が増えたら世界は猫だらけになりそう。今のように去勢・不妊手術じゃ追い付かなくなって、別の方法でバースコントロールをすることになるかも。
いやいや、今でも20歳以上の家猫がいる一方、野良猫の寿命は3〜5年と言われる。腎臓病の治療法が確立したら、家猫の寿命は30年と伸びても、野良猫の寿命は変わらずで、猫の命の格差が生まれるかもしれない。
里見清一医師に『「人生百年」という不幸』(新潮新書)という本があるが、「猫生30年の不幸」なんてことにならなければいいのですが。
2021年7月22日(木曜)
〇体重 51.6 〇BMI 19.5 〇体脂肪率 27.7
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
冷やし中華(錦糸卵、キュウリ、ニンジン、アスパラガス、カニカマ)、エリンギとちりめんのアヒージョ(ガーリックオイル)、タイガーメロン
卵(白)の黄身が大きかったのか、錦糸卵の色味が濃い目。ニワトリの個体差でしょうか
■お八つ
コーヒー、飴
■夕飯
雑穀入りご飯100グラム、ニラと卵の吸い物、アカラハチメの煮付け(ショウガ、タケノコ、シメジ)、ゴボウの煮物(昆布、コンニャク、がんもどき)、タイガーメロン
スーパーの鮮魚売り場で目に付いた「アカラハチメ」。大きな目はメバルのようだけど、初めて見る名前。店員さんに聞くと、最近よく捕れるので、こんなに安い。味はカサゴやメバルに似ているとのこと。煮付けにしたところ、身は淡白で、ほんとにおいしい。ネットで見ると一般的には「ハツメ(鉢眼・鉢目)」「アカラバチメ」と呼ばれているようです