がんになったらどの病院を選ぶか

医師が選ぶ基準

一昨日(2月6日)、AERAのサイトに「もし医師ががんになったらどの病院を選ぶ? 調査でわかった選択基準」がアップされました。医師専用コミュニティーサイトMedPeer(メドピア)の医師540人へのアンケート結果です(AERA2019年2月11日号からの抜粋)。

医師が「自分ががんになったときに選ぶ病院は?」

  • がんの専門病院       50
  • 友人医師の勤務する病院   13
  • 名医のいる病院       10
  • 自分の勤務する病院     10
  • 大学病院           8
  • その他            9

一般の人が選ぶ基準

では、一般の人ががんになったとき、どういう基準で病院を選ぶか。以前、「病院を選ぶとき重視すること」でも紹介した内閣府「がん対策に関する世論調査」で、最新の調査結果の概要が出ていたので、数字を写します。

病院を選ぶにあたり重視すること」(平成29年 内閣府政府広報室「がん対策に関する世論調査」の概要より。複数回答。数字は%。平成28年11月)(真ん中の括弧は平成26年度、右の括弧は25年度)

  • 専門的な治療を提供する機器や施設の有無     60.2(65.2)(65.5)
  • 医師や看護師の技術の優秀さ           56.7(55.0)(58.9)
  • 自宅からの距離                 50.5(49.1)(47.8)
  • 受診にかかる経済的負担(交通費や差額ベッド代) 32.7(33.0)(33.7)
  • 医師や看護師の親切さ              26.8(24.7)(24.9)
  • がんの治療件数                 21.8(22.3)(22.7)
  • 他の医療機関との連携の状況           24.1(21.9)(22.1)
  • がんに関する相談窓口の有無           19.2(19.8)(18.9)
  • その他                      2.2 (0.9) (1.2)
  • 特に重視するものはない              1.8 (1.8) (1.3)
  • わからない                    0.7 (0.6) (0.8)

理想は、近所で実績豊富でスタッフが優しいがん専門病院

私自身は最初の病院を「自宅からの距離」で選んで失敗。「がんの治療件数」が大切だと痛感しました。

でも最新の調査結果では、「自宅からの距離」が増加し、「がんの治療件数」が減少している。いいのでしょうか。また、「専門的な治療を提供する機器や施設の有無」、つまり医師がトップで選んだ「がんの専門病院」のことだと思うけど、その数字が減っている。これもいいのでしょうか。

がん治療のための病院選びが、医師が求める基準と、一般患者が求める基準とでは、どんどん乖離しているような気がします。何だか不安。

2つのアンケート結果を比べてみると、医師はとにかく結果を求めているのに対して、一般の人は情緒的なもの(親切にしてもらいたいなど)も求めている印象。また、一般の人は金銭的での不安を挙げているが、医師では見受けられません(当然か。それとも選択肢になかったのか)。

日本は他の国と違って自分で医療機関を選べるのだから、悔いのない選択をしたいものです。

2019年2月7日(木曜)

〇体重 51.6 〇BMI 19.5 〇体脂肪率 27.8

■朝

コーンフレークと豆乳、野菜ジュース

■お昼

ラーメン(メンマ、ネギ、かまぼこ)、大根とコンニャクの煮物(アスパラガス)、ブロッコリーとトマト(甘酢)

■お八つ

コーヒー、飴

■夕飯

雑穀入りご飯100グラム、味噌汁(タマネギ、人参、シメジ、ワカメ、卵)、天ぷら(シイタケ、マイタケ、かき揚げ(タマネギ、人参、ちりめん)、岩塩)、高野豆腐とアスパラガス、ゴボウと人参のきんぴら(ごま)

※天ぷらは5日にたくさん揚げたときの残り。実はまだあります(翌日持ち越し)。

2019年2月8日(金曜)

〇体重 51.7 〇BMI 19.6 〇体脂肪率 27.8

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

うどん(乾麺80グラム。干しシイタケ、ワカメ、ネギ、かまぼこ、天かす)、ブナピーとチリメンのアヒージョ(ニンニクオイル、鷹の爪)、ブロッコリーとリンゴ

※うどんにトッピングした天かすは、5日の天ぷらで出たもの。

■お八つ

コーヒー、飴。せんべい

■夕飯

天丼(かき揚げ、ネギ、卵)、味噌汁(カボチャ、なす、シメジ、ワカメ)、ほうれん草のおひたし(削り節)、叩きゴボウと人参のきんぴら、キムチ納豆(ネギ)

※天丼のかき揚げは5日の残り。天ぷらは揚げたてが一番おいしいのは重々承知だけど、そうそう手間をかけていられなくて。

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コメント

  1. tonton より:

    治療法が増えてガンは長期戦になっていることを考えると、自宅からの距離はけっこう重要かもしれません。そして長期戦なら、冷たい医療者より親切な医療者に伴走者になってもらいたいと思うのも分かる気がします。でも治療件数はもっと重要視されると思っていたので意外です。
    どちらにせよ都市部だと選択肢も多いですが、地方だととりあえず自宅から一番近い大病院に行きそうな気もします。

    • クロエサト より:

      >地方だととりあえず自宅から一番近い大病院

      そこで治療成績が良くて優しい医師に出会えたら最高なんですけどね。病院、医師選びは賭けのようなところがあります(命がかかっている分、選択を間違えたら怖い)。
      都心だと病院数が多過ぎて、なかなか病院を決めきれないという(贅沢な)弊害もありそうです。