がんの手術は執刀数の多い病院で

少し前にアップされた日刊ゲンダイ ヘルスケアの「がん治療は情報戦!入院前に知っておきたい『5つの真実』」(6月7日)。

産業医科大学の外科医、佐藤典宏医師への取材記事で、肺がんに限ったデータはなく、外国のデータも多いけれど、なるほどと思う内容です。

がん治療に役立つ5つの情報

<1>がん手術は手術件数の多い病院を選ぶ

手術件数の多い病院をハイボリュームセンター、少ない病院をローボリュームセンターと呼ぶそうだ。初めて知りました。

以前、ブログで紹介した「病院を選ぶとき重視すること」「がんになったらどの病院を選ぶか」にもありますが、外科医が腕を保つには一定以上の手術数をこなすことが必要。私ももし手術を受けることになったら、ハイボリュームセンターを探します。

<2>手術の成功率が高いのは40〜50代前半の女性医師

これはカナダの調査。女性医師はガイドラインに沿った治療をすることが要因のようです(ということは、男性医師は標準から逸脱した手術をしがちということ?)。

手術を受けるなら月、火に

<3>手術は週の前半に受ける(後半は死亡率が上昇)

水、木、金になると疲れが蓄積して集中力が落ちるのは、医師も同じのようです。

<4>副作用の出る抗がん剤のほうが生存率が高い

抗がん剤を始めると、多くの人は白血球の半分以上を占める好中球が減少するが、乳がんの患者では減少の割合が多いほど5年生存率が高いという調査があるそうだ。

<5>がん治療後、昼寝を2時間以上続けると死亡率も2倍以上

これは大腸がん患者の調査。要は体を動かせということでしょうか。

手術前に役立つ情報も

この記事の出た1週間後、「がん手術を受ける前に 患者が知っておくべき『5つの事実』」(6月14日)もアップされています。

最初の見出し「手術を避けて代替医療を選ぶと死亡率が2.8倍高くなる」にドキリとしました。標準治療である手術を受けたくなくて放射線治療を選んだ私も、ここに含まれるのか。放射線は民間療法じゃないから大丈夫と思いたいけど、どうなんでしょう。

2019年7月21日(日曜)

〇体重 51.0 〇BMI 19.3 〇体脂肪率 27.7

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

冷やしうどん(乾麺80グラム。干しシイタケ、キュウリ、ミョウガ、カニかまぼこ、おろし生姜)、天ぷら(ナス、マイタケ)、揚げエビシューマイ、ブロッコリー、ブドウ

※冷やしうどんのめんつゆの作り方の写真をアップしました。→「めんつゆ黄金比

※天ぷらにはミルで岩塩(左下)をひいています。

■お八つ

コーヒー、飴。クッキー、抹茶

■夕飯

雑穀入りご飯100グラム、カレー鍋(タマネギ、ニンジン、シメジ、なす、イカ、豆腐1/2丁、ネギ)、サラダ(パプリカ、アボカド、ブロッコリー、ゆで卵。岩塩、黒胡椒、オリーブオイル)

2019年7月22日(月曜)

〇体重 51.6 〇BMI 19.5 〇体脂肪率 27.6

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

ざるそば(乾麺80グラム。海苔、ネギ、ワサビ)、焼きもの(ピーマン、エリンギ、なす、厚揚げ。甘味噌)、ブロッコリーとトマト(甘酢)

■お八つ

コーヒー、飴。クッキー、抹茶

■夕飯

雑穀入りご飯100グラム、ニラと卵の吸い物、魚ハンバーグ(タマネギ、ズッキーニ、マイタケ)、根菜の煮物(ゴボウ、ニンジン、タケノコ、コンニャク、丸天、昆布)、梅干し、海苔

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コメント

  1. tonton より:

    >女性医師はガイドラインに沿った治療をすることが要因のようです(ということは、男性医師は標準から逸脱した手術をしがちということ?)

    リンク記事読ませてもらいました。思わず私も、クロエさんと同じツッコミ入れました(笑)
    男性医師は一体どういう逸脱をしてくれちゃうのか?なんで逸脱するのか?不思議ですね。

    自分の例を思い出すと、がんセンターですから当然ハイボリューム、手術日は月曜日、手術翌日には管だらけの体で廊下を往復歩かされ、退院後も毎日歩けと命令され、おかげで術後1ヵ月後には普通に美術館や映画鑑賞に出歩いてました。
    主治医の先生や病院の方針は先端データに沿ったものだったんだな…と、今更ながら気付かされます。(月曜なのはたまたまですが)

    放射線治療は代替医療とは言わないと思います。ちゃんと手術と同等のデータがあるんですから。
    代替治療って、キノコとか漢方だけで治療とか。それだけで治ったら確かに魅力的ですよね。

    • クロエサト より:

      tontonさん、なんて運がいいんですか。たまたま手術が月曜日だったなんて。
      この情報を知って、週の前半にばかりオペを希望する患者が増えたら、外科医は困ってしまうかも?

      >男性医師は一体どういう逸脱をしてくれちゃうのか?なんで逸脱するのか?

      男性医師は、「こうしたほうがもっとうまくいくんじゃないか」と思って冒険してしまうのでしょうか。
      良くいえばフロンティア精神にあふれているけど、それに巻き込まれた患者はたまったものじゃありませんよね。